「長谷部を中心に一丸となったフランクフルト、最後はケパのクソ度胸に阻まれる」UEFAヨーロッパリーグ 準決勝 第2レグ チェルシー-フランクフルト

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フランクフルトでの試合を1-1で終えた後の、チェルシーホームのスタンフォード・ブリッジで行われた第2戦。

フランクフルトはレビッチが出場停止から戻り、ヨビッチとの2トップで、長谷部が第1戦と同様にアンカーのポジションに入った3-1-4-2。チェルシーは4-3-3で3トップはジルー、アザール、ウィリアンという並び。

試合はホームのチェルシーがガンガン来るのかと思いきや、一応はアウェイゴールでリードしているせいか、フランクフルトのほうが攻め込む形で始まるが、チェルシーもフランクフルトのゴール前まで迫ると個人能力でこじ開けていく怖さがある。

前半24分にチェルシーのFKからダビド・ルイスが頭で合わせたシュートは長谷部がゴールライン上でクリアしたものの、28分にアザールのボールキープにフランクフルトの選手が引きつけられてしまい、出来たスペースに飛び出したロフタスチークに持ち込まれてゴール、やってはいけない失点を与えてしまった。

後半になると、フランクフルトはアンカーの長谷部がチェルシー3トップと中盤の間にあるスペースに入り込み、そこから縦パスで攻撃のリズムを作るようになる。と、早速後半4分に長谷部からの浮いたパスをヨビッチが胸で落とし、ガチノヴィッチがダイレクトパス、これにダビド・ルイスがあっさり裏を取られてしまい、ヨビッチが流し込み同点、2試合合計でもイーブンに持ち込む。

その後も、フランクフルトは長谷部のサイドチェンジを中心にサイドで上手く数的優位を作り、チェルシーのラインを押し下げて試合のペースを握る。チェルシーは全体的に運動量が落ち、中盤でのコンパクトさが保てず、セカンドボールを拾われてしまう。

後半30分頃から、チェルシーが突然目覚めたかのように攻撃に出始めるが、フランクフルトも長谷部を中心に2トップを残した選手全員がしっかり戻って粘り強く守る。そして90分で決着は付かず延長へ突入。

延長に入ってすぐ、長谷部が中央でミスパス、ゴール前で2対4の形に持ち込まれたが、何とか最後は長谷部自身がボールを体に当てて何とか守り切る。フランクフルトも長谷部の縦パスからコスティッチがクロス、ハラーのシュートはチェルシーGKケパの届かないコースに飛んだが、今度はダビド・ルイスがライン上でクリア。

延長からレビッチに代えてハラーが入ったが、これでフランクフルトは長いボールで基点を作り出す事が出来るようになり、試合をイーブンに持ち込んでいる。延長後半にはチェルシーが試合を決めに来てかなり押し込まれる展開になったが、結局最後までスコアは動かずPK戦へ突入。

PK戦、フランクフルトは2人目のアスピリクエタを止めたが、4人目のヒンテレッガーが真ん中に蹴ったキックに対し、ケパは何と全く動かず足で止め、これで流れが変わってしまい、フランクフルト5人目のパシエンシアも止められてしまう。そしてチェルシーは5人目のアザールが決めてチェルシーが決勝進出を決めた。

それにしても、たとえそういうデータがあったとしても。PK戦でGKが動かないという選択は相当に勇気がいるはずで、まだ24歳とは思えない落ち着きぶりには驚くしか無い。ブッフォンやノイアーが全盛期を過ぎつつある現在、次の世界No.1GKの称号は彼に行くんじゃないだろうかという気がする。

第1戦でかなり圧倒されて、週末のレバークーゼン戦で1-6の大敗をした事を考えると、チェルシーホームではもっと苦しい試合になるかと思ったら、チェルシーもフランクフルト以上にコンディションに問題を抱えていたようで、それだけにもったいない敗戦だった。

ただ、長谷部も決して本調子では無かったが、最後まで頭を働かせて足を止めずに戦っていたように、フランクフルトは選手層の厚さで圧倒的な差を付けられながらも、各選手が自分のやれる事は全てやりきった、悔いの無い敗戦だったように思う。胸を張って、フランクフルトに戻ってもらいたいね。

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