「中村敬斗と滝のU-20代表FW対決は、ファインゴールで決着は付いたけど・・・」ルヴァンカップ グループD ガンバ大阪-清水エスパルス

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グループステージも佳境に入っているルヴァンカップ。リーグ戦では残留争いに苦しんでいるガンバは、ルヴァンカップではグループ首位と好調、今節の清水戦で勝利すればグループステージ突破が決まる。

U-20W杯に選出されたガンバの中村、清水の滝、学年は1つ上だがJ3で得点を量産している食野といった東京五輪世代の選手が出場。

ガンバも清水も4-4-2のフォーメーションで、試合はホームのガンバがボールを保持する流れで始まるが、サイドではパスを繋げてもそこから中への展開がなかなか出来ず、どちらもシュートが少ないジリジリした展開。

しかし前半30分に、清水がゴール前での混戦からポストに当てるシュートを放ったあたりから試合が動き出し、ガンバも前線への動き出しに縦パスを合わせるコンビネーションが見られるようになると、前半40分に得たCKから三浦がニアで合わせたヘディングが決まり、ガンバが先制点をゲットする。

後半は清水が前に出てペースを握る展開で始まり、7分にはサイドチェンジからオーバーラップで抜け出した鎌田がシュートもガンバGK田尻がファインセーブ。ここでアデミウソンに代えて中村敬斗を投入。

しかし後半16分にガンバは黒川がPAやや右でファールを犯してFKを清水に与えると、ドゥグラスがこれを直接叩き込んで清水が同点に追いつく。が、その直後に右サイドでボールを受けたファン・ウィジョがアンデルソンのマークを振り切って貫禄の勝ち越しゴールを決める。

さらに後半11分、ガンバはカウンターからファン・ウィジョが繋いで左サイドを抜け出した中村敬斗が、そのままアンデルソンを抑えてPA内まで持ち込み、GKの頭上を抜くファインゴールでガンバが3点目。

その後は当然清水がさらに攻勢に出て来るものの、ガンバはファン・ウィジョを前線に残して食野も中村も守備に戻って攻撃を食い止め、中村と同じような形で抜け出したドゥグラスのシュートは枠を外れて命拾い。

後半ロスタイムの4分間も、清水のパワープレイに対しガンバは粘り強く守り、最後のドゥグラスのヘディングも田尻がしっかりキャッチして、試合は結局3-1で試合終了。これでガンバはグループステージの突破が決まり、逆に清水は最終節を待たずして敗退が決まってしまった。

注目のU-20FW対決は、結果は中村敬斗に軍配という形になったが、ガンバのエースであるファン・ウィジョに比べるとやはり存在感はまだまだ。U-20W杯は対戦相手が厳しい上に、久保や安部といった主力がA代表になったため、勝ち抜けは難しいとは思うが何とか頑張って欲しいね。

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