「日本人対決のイスタンブール・ダービーは、長友が貫禄のプレイで勝利、香川にも見せ場はあったが出場が短すぎ」トルコ・スュペル・リグ第31節 ガラタサライ-ベジクタシュ

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一時は2位に勝ち点10差以上を付けて独走していたバシャクシェヒルが、優勝を意識したのかここに来て急に失速、今節も既にドローで終わっており、ガラタサライは勝てば首位に立つ可能性が出て来た、ベジクタシュとのイスタンブール・ダービー。

ガラタサライの長友は4-1-4-1の左SBとして先発、ベジクタシュの香川はベンチスタート、フォーメーションはガラタサライと同じ4-1-4-1の形でスタート。

アウェイのベジクタシュの狙いははっきりしており、ガラタサライが自陣に入った時は4-5-1の形でスペースを埋め、ガラタサライのビルドアップがあまり安定していないのを見越して、ボールが相手に陣内にある時は前線の選手がプレスを仕掛け、何度かガラタサライはボールを拾われて危ないシーンを作る。

前半18分に長友のオーバーラップから良いクロスはあったが、ガラタサライは前線の選手がことごとくマンマークを受けていてパスの出しどころが無く、雑な縦パスをカットされるばかりで非常にリズムが悪い。

ようやく前半33分に、ガラタサライは相手のパスカットからオニェクルがカットインからシュートもベジクタシュGKカリウスが体で防ぐ決定機。その後はベジクタシュのプレスが甘くなり、オニェクルのシュートやセットプレイからヘディングとガラタサライにチャンスが生まれる。

すると後半44分、ガラタサライはスローインからサイドでディアニエが抜け出し、中へのパスをフェルナンドが上手くボールを収めてラストパス、オニェクルが難なく決めてガラタサライが先制する。

後半は前半と完全に逆の展開で、ベジクタシュがボールを保持してガラタサライが守りを固める流れ。長友もさほど上がらずPAの幅で中に絞ったポジショニングで攻撃は二の次という感じ。

しかし追加点はガラタサライ。後半9分にスローインとなった場面でベジクタシュはギュニョルに代えてアドリアーノを投入、これで気持ちがエアポケットに入ったように、スローインからボールを受けたディアニエを誰もカバーせず、余裕で反転してからのパスをフェルナンドがシュート、最初はカリウスに止められたがこぼれ球を難なく押し込み2点目。

ベジクタシュは直後にクアレスマを投入、右SHに入ったので長友とのマッチアップになり、もちろん自由にプレイさせない。ガラタサライは後半22分にディアニエがPKを獲得、これで勝負は決まったかなと思いきやVARでその前にオフサイドだった事が判明。

そして後半30分にとうとう香川が投入。ポジションは左のインサイドハーフ、いきなりワンタッチパスでファールを誘う。36分には中盤でパスを受けた香川から、サイドへの展開でユルマズのシュートまで持っていく。

後半7分ものロスタイムも、それまでと同じようにファールで試合が止まりまくり、香川がボールに絡む場面もそう多くは無く試合終了、これでガラタサライは得失点差でとうとう首位に立つ事になった。逆にベジクタシュは6連勝でストップ、勝ち点4差の3位になった。

香川は短い時間ながら、ギャップでパスを受けて味方の飛び出しにスルーパスという持ち味は出した。ベジクタシュには守備と攻撃を結ぶリンク役が少ないだけに、もっと多くの時間で起用してしかるべきだと思った。買い取りオプションの無いレンタルなので、出場の優先度は低いのだろうが、香川無しにここから逆転は難しいように思う。

長友は持ち味の攻撃参加は自重、守備ではクアレスマ、最後は香川とマッチアップしてしっかり抑え、ベテランらしい落ち着いたプレイで勝利に貢献、まだまだ現役として一級品である事を証明した。来期は是非ともCLでの姿を見たいものだ。

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