「ブンデス2部首位決戦は、酒井に代わって入ったニューヒーローがHSVに勝ち点1をもたらす」ドイツ・ブンデスリーガ2部 第29節 ケルン-ハンブルガーSV

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テロッデ、コルドバ、そして中国から復帰したモデストとドイツ2部では反則級のFWを揃えて圧倒的な攻撃力で首位を独走しているケルンと、ここリーグ戦3試合で勝利が無く、自動昇格枠の2位はキープしているものの、3位のウニオン・ベルリンとはわずか勝ち点3に迫られているハンブルガーSVとの首位決戦。

ケルンは3-1-4-2のフォーメーションで、2トップはテロッデとコルドバ、モデストはベンチスタート。HSVは4-3-2-1の形で、酒井高徳は右SBとして先発、伊藤達也はベンチスタート。

試合はホームのケルンが非常に攻守の切り替えが速く、ボールを奪われてもすぐに前線の選手がプレスバックしてHSVに余裕を与えない。すると前半29分にCKからヘーガーが頭で流したボールをファーにいたドレックスラーが押し込みあっさり先制する。

後半になると、ドゥグラス・サントスと酒井の両SBがインサイドハーフ的なポジションを取る2-3-4-1のような形にシフト、厚みのある守備からサイドを使ったカウンターという形が機能、徐々に試合のペースを握り始める。

後半35分に酒井はヴィンツハイマーと交代、そして迎えた後半40分、CKからラクロワが競り勝ち、ドゥグラス・サントスが繋いで最後はヴィンツハイマーが押し込みHSVが同点に追いつく。そしてそのままHSVがしっかり試合をコントロールして試合終了。

HSVとしては首位ケルンとのアウェイ戦で勝ち点1は悪くない結果。酒井も一度ドレックスラーにぶち抜かれた以外は、インサイドハーフ的なプレイもまずまずこなし、最後は交代したが柔軟にプレイできていたように思う。

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