「戦術よりも執念、グアルディオラが今期初めてクロップに土を付ける」イングランド・プレミアリーグ第21節 マンチェスター・シティ-リバプール

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リーグ戦はここまで無敗、前節はアーセナルを5-1で粉砕して首位を快走しているリバプールと、年末に連敗を喫してリバプールから勝ち点7差と離されつつあるシティとの対戦。

シティはサネ、アグエロ、スターリングの3トップを並べた4-3-3、リバプールはいつものマネ、フィルミーノ、サラーの3トップで同じ4-3-3。

試合はどちらも非常にプレスが速くて相手を自由にさせない守備で、15分ぐらいまではシュートすら打てない激しい展開。

ただ狙いがハマっているのはリバプールのほうで、相手ボールが自陣にある時はフィルミーノを残して4-1-4の極めてコンパクトなゾーンを作り、相手陣にあれば3トップが高い位置からプレスをかけ、アンカーのフェルナンジーニョへのパスコースを消してビルドアップを阻害する。

前半18分に、センターでパスを受けたサラーがターン、ワンツーからのスルーパスに抜け出たサネがシュート、ボールはゴールポストに当たり、クリアボールがGKアリソンに当たってあわやオウンゴールという決定機。

しかしシティも、アンカーがマークされている分、両インサイドハーフが上下に動いてボールの基点を増やす事で組み立てを改善、ボールサイドにアグエロが絡んで何度かサイドを崩して惜しい場面を作る。

すると後半39分、左サイドでの連続攻撃から、アグエロがリバプールDFロブレンの背後からニアに入り込み、クロスをワントラップしてから振り向きざまのシュートをGKアリソンの頭上に突き刺し、ホームのシティが先制点をゲットする。

後半になるとリバプールはそれほど前からプレスに来なくなり、シティがボールを保持する展開。が、そういう時ほど怖いのがリバプールで、後半18分に右からのアーリークロスにロバートソンがスルスルと上がってファーから頭で折り返し、中でフリーだったフィルミーノが押し込んで同点。

どちらもハードスケジュールの影響があるのか、後半20分を過ぎると中盤にスペースが空き出し、どちらもゴール前までボールを運ぶシーンが増え始める。そして後半26分、シティはカウンターから中でスターリングがドリブル、アグエロを囮にして左サイドでパスを受けたサネが左足を振り抜くと、ボールはギリギリファーのポストに当たってゴールイン。

リードを許したリバプールはシャキリを入れて打開を図るが、自慢の3トップは足が止まっていて前線でパスを引き出す動きが無くてなかなかシュートまで行けない。逆にシティはカウンターからアグエロがGKと1対1からかわそうとするがアリソンが追いつき何とか防ぐ。

リバプールは後半38分に競り合いのこぼれ球を拾ったサラーがシュート、直後にもCKからの混戦中にシュート、シティもベルナルド・シウバがゴール前抜け出してシュート、跳ね返りをスターリングという場面は作ったが、ロスタイムにはリバプールがファン・ダイクを上げてパワープレイを仕掛けるも、そのままスコアは動かず試合終了。

シティはこの試合でリバプールに負ければ勝ち点差は10となり、リーグ制覇はかなり厳しい状況になっていただけに、選手もサポーターも、そしてグアルディオラ監督までもが勝とうという気迫に溢れていた。戦術よりも執念が決めた試合だったと思う。それに比べると首位のリバプールは受けに回った感は否めず、最後は根負けしたように見える。これで両チームの差は勝ち点4、まだまだ最後までもつれそうで楽しみだ。

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