「金沢の初出場&快進撃、東京の壁にぶち当たる」高円宮杯U-15選手権 決勝 FC東京U-15深川-ツエーゲン金沢U-15

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今年の高円宮杯U-15選手権決勝は、ここまで4試合で13得点と圧倒的な強さで勝ち上がってきたFC東京深川と、大会初出場ながら準決勝で浦和相手にPK戦を勝ち抜いたツエーゲン金沢との対戦。どちらもフォーメーションは4-4-2。

試合は、スタメン11人のうち6人がユース代表に選ばれているFC東京がボールを支配する。が、金沢は展開力は乏しいものの、縦にパスを繋いで一気にゴール前まで迫るコレクティブなカウンターを繰り出し、フロックで勝ち上がったわけではない事を証明している。

しかし前半15分ごろから、金沢はラインが下がって中盤にスペースが生まれ、セカンドボールを東京に拾われてなかなか有効な攻撃が出来なくなる。そして20分に、右サイドを茂木が個人技で突破すると、折り返しを野澤が合せて東京が先制する。

後半は風上に立った金沢が、早めに前線へボールを入れる攻撃で打開を図ろうとするが、東京は前半よりも高い位置からプレスをかけて金沢のロングボールを封じ込め、サイドから崩してチャンスを量産するが決めきれない。

金沢も、後半17分にCKを連続してゲットしたあたりから徐々に攻撃のリズムが出来始める。前半よりもSBが高い位置を取って基点を作り、そこから攻撃に人数をかけるようになり、ショートパスで粘り強くボールを繋いで来るが、ラストプレイの精度を欠いてシュートまでは持ち込めない。

すると後半34分、東京は右サイドでボールを繋ぎ、安田の折返しをPA内で受けた茂木が、マーカーを背負った状態から反転してシュートを決め、東京が試合を決定づける2点目をゲットする。

ここから金沢も最後の反撃と行きたいところだが、その後は東京がしっかりと試合をコントロール、金沢は後半40分にフリーでヘディングシュートを放ったが、後半のチャンスらしいチャンスはこれぐらい。試合はそのまま2-0で終了し、FC東京U-15深川が4年ぶり3度目の優勝を飾った。

正直、力の差は明確にあったのは確かだが、地方都市でありクラブとしてもまだ新しい金沢という土地で、決勝に来れるだけの選手が育っているのは素晴らしい。もっとこういう流れが地方に根付くと、また日本サッカー全体の底上げになるはずだ。

さて今年の更新もこれでおしまい。元旦に天皇杯が無いのはちと寂しいですが、年明けは恒例の高校選手権、そしてアジアカップが始まるので、初っ端から忙しい事になりそうです。では皆様、良いお年を!

 

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