「オリヴェイラ率いる浦和の手堅すぎる優勝、来年のACLは堀時代の再現なるか」天皇杯 決勝 浦和レッズ-ベガルタ仙台

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今期はアジアカップが年明けに開催される影響で、元旦ではなく12/9という早い時期に決勝となった天皇杯決勝。対戦カードは、浦和レッズ対ベガルタ仙台、会場である埼玉スタジアムは5万人の観客で埋まった。

浦和のスタメンは、準決勝で怪我をした興梠と青木が無事に戻り、GK西川、DFが槙野、阿部、岩波、アンカーが青木、2列目が宇賀神、柏木、長澤、橋岡、2トップが興梠と武藤の3-1-4-2。対する仙台は
GKシュミット、CBは板倉、大岩、平岡、ボランチが椎橋と奥埜、WBが中野と古林、2シャドーが石原と野津田、1トップが現在絶好調のジャーメイン良の3-4-2-1。

試合は浦和のホームながら、意外にも仙台が高い位置から積極的にプレスをかけ、ボールを奪うとジャーメインにボールを集める攻撃を見せる。しかし先制点を奪ったのは浦和。前半13分にショートコーナーから仙台がクリアしたこぼれ球を宇賀神がダイレクトボレーでゴールに叩き込む。

それまでは仙台のハイプレスの前にバタバタしていた浦和だったが、得点後は逆に仙台に対して素早いマンマークでボールの出処にしっかりプレッシャーをかける守備でリズムを作り、ジャーメインをきっちり封じて彼へのボールをほぼシャットアウト、試合をコントロールする。

後半に入っても試合のペースは変わらず、浦和が落ち着いた対応で仙台の攻撃をしっかり受け止め、17分には疲れの見える柏木を柴戸に代えるなど、素早く守備の手当を行うオリヴェイラ監督。仙台は浦和のマークを外した時には攻撃の場面を作れるのだけど、そこからPA内でFWの選手にピタリと合うようなパスが出せない。

終盤にはほとんど浦和陣内で仙台がプレーするようになるものの、野津田のヘディングの場面ぐらいしか得点の匂いがするシーンが作れず、5分のロスタイムも浦和がファールを誘って時間を潰し、結局仙台は後半も決定機を作れないままに試合終了。浦和が12大会ぶりの天皇杯優勝を飾った。

わずか1-0というスコアで、それもラッキーゴールと言えるシュートが決まった得点、そして仙台は浦和の倍以上のシュートを放つなど、データとしては仙台が浦和を上回っているのだが、とにかく浦和の手堅さ、守備の落ち着きが際立っていた。4バックにこだわらず、浦和に備わっていた戦術、経験を生かして自分流に再構築するオリヴェイラ監督の手腕が際立っていた。

これで浦和はACLへの出場権を獲得、グループリーグでは北京国安、全北現代、そして細貝が移籍したブリーラム・ユナイテッドとの対戦になった。選手層的には厳しいので補強は必須だが、昨年に優勝した時と同じようなチームカラーになっているだけに、快進撃を期待したいところである。

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2018/12/10 | 天皇杯

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