「まるで10年前の牧内・布時代を思わせる、あまりにも無抵抗な惨敗」AFC・U-19選手権 準決勝 日本-サウジアラビア

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昨日も何とか試合をリアルタイムで見られる余裕が持てたので、ネット中継で試合を見ていたわけだけど、まあ正直なところサウジに対して手も足も出ない惨敗だったね。

まずサウジが非常に強かった。確かに20歳未満に見えない選手もチラホラいるけど(笑)、戦術はラインを高く上げて非常にコンパクトな布陣を保ち、前線から連動したプレスを仕掛けて相手のビルドアップに余裕を持たせず、攻撃時にボールを奪われても素早いプレスバックでカウンターを許さない。

攻撃でも各選手にキープ力があって、日本の選手が体を寄せても奪われず、しっかりプレスを個人能力で剥がしてから落ち着いてパスを繋ぎ、スペースがあれば果敢にスピードに乗ったドリブルで突破を図る。惜しむらくは決定力に欠ける事で、この試合でもあと3点は取れるだけの決定機があったのに、シュートを真上に打ち上げてしまったりと詰めが甘かった。

しかもサウジは準々決勝から中2日で、メンバーもあまり変えずに臨んで来たのに、何がそんなモチベーションを掻き立てているのか、後半の終わりごろになって足を止めず、最後までボールに食らいついて体を投げ出し、今までのアラブのチームとは全く異なる集中力を見せていた。

逆に日本は、ベストメンバーを並べたインドネシア戦から9人を代える大幅なターンオーバー。W杯の出場権を獲得したので、サブメンバーに経験を積ませる事を優先したのかもしれないが、何故か今までやってない3バックでスタートしたのと、選手がピッチや雰囲気に慣れてなかった点を割り引いても、ガッカリする出来だったと言わざるを得ない。

3バックの橋岡と瀬古、三国はサウジのプレスを受けて逃げのパスしか出せず、伊藤と山田のボランチはプレスが無くても前を向けずバックパスのみ。苦し紛れにロングボールを蹴るのだが、前線の原と田川は競り負ける上にキープも出来ない。両WBはドリブルもスピードもサウジに全く通用せず。

そして徐々に選手間の距離が開き始め、1対1の対応を強いられると相手に舐められてドリブルでどんどん仕掛けられてしまう。前半の終わり頃なんかは10年前の牧内・布時代を思わせる懐かしい棒立ち守備でやられまくり。前半だけで3点は入れられてもおかしくなかった。

後半から、宮代と久保を投入、サウジのフィジカルやリーチに臆せず仕掛けていける久保が入った事で、日本もようやくチャンスを作れるようになったのだが、後半途中から入った斉藤光毅も含めて3人が入ったぐらいでは試合の大勢は変わらず、そのままサウジがラクラクと逃げ切り。この大会は3位決定戦が無いので、日本はここで敗退となってしまった。

小粒なメンバーだったのに、大会の中でどんどんたくましくなったU-16がアジアを制したのに比べると、期待される東京世代が並んでいるはずのU-19の体たらくは、やはり監督の差が大きいと言わざるを得ない。内山とか影山とか存在しているのかどうか分からん監督じゃなくって、森山佳郎がU-20世代以下を全部見るってのはやっぱ難しいんかなあ・・・

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2018/11/02 | ユース代表

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