「アジアの苦しみが全て詰まった試合で、一人別格の落ち着きでプレイしていた久保」AFC U-19選手権 準々決勝 日本-インドネシア

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昨日は、たまたま自由になった時間とU-19のインドネシア戦が行われる時間が合致したので、Twitchでやっていたネット中継を観戦していた。

言うまでもなく、準々決勝はU-20ワールドカップへの出場権がかかった一戦で、インドネシアはベスト8の中では比較的実力が劣る相手と見られていたが、「これがアジア」という要素てんこ盛りで結果よりはるかに厳しい試合内容になってしまった。

インドネシアのフォーメーションは5-4-1の超守備的な布陣で、日本はDFラインの4人が完全なフリーでボールを持てる状態になり、圧倒的にボールを支配するのだが、PA内に7~8人が入って人海戦術で守り倒すインドネシアの守備をなかなか崩せず、決定的なチャンスは久保のFKから橋岡のヘディングぐらい。

逆に前半29分、インドネシアのFKにフリーで飛び出され危うく合わされそうになる。35分にはPA右角から久保のFKもボールはサイドネット、直後に日本のミスからインドネシアにショートカウンターを食らうもこれまたサイドネット。そして試合が動いたのは前半40分。日本は左サイドでのパス交換から右へ展開すると、左からオーバーラップしてきた東がスーペルゴラッソなミドルシュートを決めてしまう。

これで日本は楽になるかなと思われたのだが、後半から降り出したスコールと凸凹のピッチによって戦況が大きく変わってしまう。日本はボールコントロールやパスがままならず、グループリーグで活躍していた安倍が全く目立たない。そしてインドネシアにボールをカットされてはドリブルで仕掛けられ、審判のジャッジも明らかにホーム寄りになって日本はファールを取ってもらえず、防戦一方の展開にされてしまう。

後半23分にインドネシアはPAのすぐ外、ゴール正面という絶好の位置でFKをゲットするが、相手の枠に飛んだキックを日本のGK谷がファインセーブ、これが試合のターニングポイントだった。国際映像では画面が乱れてよく見えなかったが、日本はその2分後にカウンターから久保が右サイドを抜け出し、落ち着いて2人のマーカーの間を抜くパスを通し、宮代が角度の無いところから流し込んで2点目をゲットする

さしものインドネシアもこの失点で勢いが落ちて日本がペースを握り返し、後半34分には久保のタメからクロス、ゴールから2mの距離にドフリーで飛び込んだ田川のボレーがまさかの枠外になるなど、日本は何度か決定機を作ったが追加点ならず。試合は結局2-0で終了して日本がU-20W杯への出場権を手にした。

久保については、PA付近での落ち着きはさすがだったがセットプレイの精度がイマイチで、GKの谷以外で日本に目立ったプレイをした選手はいなかったけど、この試合はとにかく勝ったことが全て。アジアの苦しみ全てが詰まった試合で勝ったという経験が、きっと彼らをまた一段と成長させたに違いない。当然、彼らもこれだけで満足はしていないだろうから、是非とも優勝という結果で大会を終わらせて欲しいものである。

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2018/10/29 | ユース代表

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