「突然空中分解したアルゼンチン、カバジェロのミスは単なる拳銃の引き金だった」ロシア・ワールドカップ グループD アルゼンチン-クロアチア

スポンサードリンク

今朝はたまたま6時に目が覚めてしまい、いつものように携帯でNHKのワールドカップアプリを見てみると、何とアルゼンチンがクロアチアに0-3で負けたという結果が目に飛び込んでしまい、二度寝をするのを辞めて1.5倍速で出社前に観戦を決め込んだので、今日2度目のレポートをアップ。

アルゼンチンは1戦目のアイスランド戦で採っていた4-2-3-1をやめて、アグエロ1トップ、2列目にメッシとメサが並んだ3-4-2-1にフォーメーションを変更、対するクロアチアもナイジェリア戦の4-2-3-1からモドリッチとラキティッチがインサイドハーフに入った4-1-4-1でスタート。

しかし前半は結果からすると意外にも互角の戦いだった。アルゼンチンは左ウイングに入ったメッシがピッチを自由に動き、出来たスペースをアグエロやWBが使う攻撃でペースを作ると、13分に右サイドを崩してメサが中で合わせてシュート、29分にクロアチアのクリアミスをペレスがフリーでシュートという決定機があったがどちらも決められず。このどちらかが入っていたらおそらくこんな結果にはなっていなかっただろう。

するとクロアチアは、ラキティッチとモドリッチのハードワークと展開力でSHのペリシッチとレビッチを効果的に使うようになり、前半32分にはラキティッチからワンタッチでサイドに展開、クロスをファーで抜けたマンジュキッチがフリーでヘディングも外に外れ、前半ロスタイムにカウンターから抜け出したレビッチが切り替えしてシュートもファーへ外れる。

後半もアルゼンチンは序盤にアグエロがシュートを放つなど出足は良かったが、南米に変なウイルスでも蔓延しているのか、コロンビアに続いてアルゼンチンにも信じられないミスが出てしまう。後半8分にアルゼンチンGKカバジェロがなんでもないバックパスをまさかのキックミス、そのままレビッチに蹴り込まれクロアチアが先制。これで全てが狂ってしまった。

その後はディフェンシブサードでは6-2-2で守りを固めるクロアチアに対し、何とかアルゼンチンもゴールをこじ開けようとするも、後半17分の右からのクロスにメサが合わせ、メッシが詰めた絶好機はギリギリGKにセーブされ、23分に投入されたディバラがカットインからシュートもファーへ外れる。この時間帯からアルゼンチンは前線に高さが無いのにクロスを連発、見るからに焦りの色を強めて来る。

そして後半35分、ディバラの投入でWBに移っていたメサが自陣からリブルで持ち上がり、あっさり取られるも両手を上げるだけで追わず。ボランチにマスチェラーノはメサが戻らないサイドをカバーし、DFライン5人だけでアルゼンチンはバイタルががら空き、そこに入ったモドリッチがフェイントから狙いすましたミドルを決めてクロアチアが勝負を決める2点目。

得失点差を考えたら、アルゼンチンは落ち着いてここから1点でも詰めておくべきだったのだが、もはやチームは命中したクレーのように空中分解、オタメンディがボールごと倒れたラキティッチの頭を蹴るという一発レッドもののラフプレイをする始末。後半ロスタイムには、クロアチアがカウンターから1対3の場面を作ると、最後はラキティッチが余裕で押し込みダメ押しの3点目、そして試合終了。

極めて痛い負けとは言え、今日の試合でナイジェリアがアイスランドに勝てば自力突破の可能性は残っているのに、既にアルゼンチン国内ではカバジェロはもちろん、サンパオリ監督、メッシに非難轟々の嵐。途中交代されたアグエロは公に監督批判と、既にチームは空中分解の様相を示している。協会の腐敗で方針が二転三転、南米予選をギリギリで突破したチームに強固な引力は生まれず、あとはメッシの奇跡に期待するしか無いのか。

アルゼンチンの崩壊ぶりが際立った試合だが、やはりクロアチアは強い。特にラキティッチとモドリッチのクラシココンビは、ドリブルやパスだけでなく、デュエルでも高い数値を叩き出し、完全にアルゼンチンの中盤を無力化、得点だけでなくチームの大勝に大きく貢献した。特に攻撃力においては今大会でトップクラスと言え、決勝トーナメントでの活躍が楽しみである。

スポンサードリンク

↓よろしければ、応援の2クリックよろしくお願いします。

サッカーランキング
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

2018/06/22 | ワールドカップ

関連記事

新着記事

「マラドーナの神の手と五人抜き、現代の試合だったら果たして実現したプレイだったのか?」メキシコW杯 準々決勝 アルゼンチン-イングランド

昨日は身内に不幸があり、ドタバタしていて結局アップ出来なかったんだけど...

記事を読む

誰もが絶賛したウルグアイ戦、手放しでは賛同できないこれだけの理由

昨日は録画とは言え、情報を遮断した後の観戦だったので戦況に気を取られ、...

記事を読む

「ハリルホジッチの解任とロシアでの不選出を受けて、真に”縦に速いサッカー”を会得した日本」キリンチャレンジカップ 日本-ウルグアイ

日本はパナマに快勝、ウルグアイは韓国相手に1-2で敗れた結果を受けての...

記事を読む

「酒井のピッチ内外でのフォローが、前半で交代させられた失意の伊藤を救うはず」ドイツ・ブンデスリーガ2部 第9節 ダルムシュタット-ハンブルガーSV

3試合勝ち無しのHSVと、4試合勝ち無しのダルムシュタットという不調チ...

記事を読む

「鹿島らしさと鹿島らしくなさが同居した結果の2-2ドロー、そして決勝は神奈川ダービー」ルヴァンカップ 準決勝第2レグ 横浜Fマリノス-鹿島アントラーズ

鹿島ホームで行われた準決勝の第1レグで、アウェイの横浜が1-2で先勝し...

記事を読む



蹴閑ガゼッタ(旧TOP)
RSSフィード
PAGE TOP ↑