「自分たちのサッカーとは、味方と楽しむのではなく火花を飛ばし合うこと」国際親善試合 ウクライナ戦展望

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試合終了間際にかろうじて追いついたマリ戦の後、まあ予想通りにハリルホジッチに対する批判記事が相次ぎましたね。

もう協会が本大会までハリルホジッチを続投させると明言したので、マスコミの言説はハリルホジッチをクビにさせる事はあきらめて、「戦術や指示を押し付けるハリルホジッチは無視して、選手が自主的にプレイすべき」という方向に定められた模様ですな(笑)。

本田や長友はさすがに経験があるので報道陣の誘導尋問をうまく交わしてますし、クレバーな柴崎森岡は冷静に判断していますが、監督が言うのはあくまで方向性の話であり。マリ戦終盤は相手が引いていたので、サイドの1対1で勝負できる中島にボールを集めるのは当然です。相手を揺さぶってスペースを作ってからサイドチェンジを通すのは当然であり、監督の指示どうこう以前の話ですからね。

ハリルホジッチは戦術的な不満点をマスコミに話す選手を牽制していたようですが、疑問に思う部分をチームの中でコミュニケーションを取って解決しようとせず、自分の中で溜め込んでマスコミに吐き出す、そういうメンタリティやパーソナリティの部分も含めて、一丸となってW杯で戦える選手なのかどうかを見ているような気がします。当落線上の選手は要注意ですわな。

だいたい、ハリルホジッチのサッカーには緩急が無く、ボールを落ち着かせることが必要とか言われますが、先日のロシア対ブラジルのブラジルは全く落ち着く瞬間なんてありませんでしたからね。常に選手がスペースへと動き出し、引いたロシアの狭いスペースの中で速いパスを通してトラップ、そしてまた次の選手へと息をつく暇のない攻撃を繰り広げ、ロシアは体よりも頭が疲れて最後は完全に判断力がストップして力尽きていました。

ブラジルの選手は、まるでロシアの選手は眼中にない様子で、「ここにパスを出してみろ」「これがトラップ出来るのか」と、ひたすら味方と火花を飛ばし合っているように見えました。味方と仲良くショートパスをちんたら交換し合うのではなく、時間もスペースも無い状況で速いパスを通して攻めきる、それなら、「自分たちのサッカー」と呼んでも決して間違いじゃないと思うのですよ。

とまあ、いつもの愚痴並べになってしまいましたが、気を取り直してウクライナ戦の展望を書いてみますと、やはりマリ戦同様に選手の最終テスト継続の方向性は変わりません。特に1トップの本命である大迫が怪我を抱えているので、誰が大迫のサブとして1トップを務めるのかが最大の焦点で、おそらく杉本と小林悠が争う事になると思いますが、個人的には2010年再びで本田を試して欲しいですね。

そしてトップ下またはインサイドハーフの候補として森岡と柴崎、CBの候補として森重、植田の争いもあります。マリ戦では相手に合わせてフォーメーションは4-2-3-1で通しましたが、同じ4-2-3-1を取る可能性が高いウクライナには、4-3-3にして来るかもしれません。おそらく原口が先発になるので、彼を基点にして長友、柴崎が絡んだ攻撃は面白そうです。

ウクライナ戦は、マリ戦と同様にあくまで選手選考が主な目的で勝負にこだわる試合ではありませんが、マスコミや世間の雑音がうざったいし、やはりどこかで一丸となったムードを作ることは必要ではないかと思うので、今度の試合はどんな得点でもいいので勝利で終わって欲しいところですな(笑)。

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2018/03/27 | 日本代表

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