「ここでグループを抜け出す国が出て来るのか」ロシアW杯アジア最終予選 各グループの動向

目覚めは良いけど、単純に睡眠時間が足りなくてクソ眠い週末になってしまいましたが、UAE戦を振り返る前に第6節を終えたアジア最終予選の動向を見てみます。

まずグループAは、ここまで5試合で1勝も挙げられなかった中国が、ホームの試合で前半35分に挙げたセットプレイからの得点を守りきり、グループ2位の韓国を1-0で破るアップセット。

たまたまyoutubeでライブ中継があったので後半の試合を見てましたが、まあ繋ぎの下手さはどうにもならないですが、ゾーンはきっちり構築されていて監督に就任したリッピの手腕を感じましたね。後半戦は台風の目になりそうな感じです。

韓国はこれで一気に苦しくなりましたが、ラッキーな事に3位のウズベキスタンがアウェイでシリアに負けのおつきあいで、何とかグループ2位はキープ。しかしウズベキスタンって本当に肝心なところで勝てないですね(笑)。逆に首位のイランはカタールにアウェイで1-0と手堅く勝ったので、2位に勝ち点4差と頭一つ抜け出す形になりました。

そして日本のグループB。UAE戦の前に、他の2試合が行われたので情報を追っていましたが、サウジがタイアウェイで3-0と手堅く勝ってしまった一方、オーストラリアは前半にセットプレイから先制はしたものの、後半に追いつかれてイラクとドロー。日本にとっては追い風となりました。

日本はご存知のようにUAEのアウェイで2-0と勝利したので、得失点差でサウジが1位のままではありますが、日本も同じ勝ち点13で3位のオーストラリアに勝ち点3の差を付ける事が出来ました。

オーストラリアの次戦はホームでのUAE戦。日本もホームでのタイ戦なので、どちらも取りこぼしは許されません。とは言え、勝ち抜けの可能性がほぼ消滅しているタイと、次も負けたら終戦の可能性が高いUAEではモチベーションの差はあるはず。何とかUAEには頑張ってもらいましょう(笑)。