「ちょっとこれはウェストハムに同情せざるを得ない判定」イングランド・プレミアリーグ 第20節 ウェストハム・ユナイテッド-マンチェスター・ユナイテッド

昨日もやはり試合のネタ切れで、DAZNも探してみたんだけど吉田が先発したリバプールに先勝したリーグカップは何とダイジェストのみの放送・・・使えねえ。なので、1/2に行われていたウェストハムとマンUの録画を見てみる事にした。

試合は序盤からまずまず拮抗した流れになっていたんだけど、前半15分にウェストハムのフェグリが足の裏を見せたタックルで一発退場を食らってしまう。しかし一度倒れてから足を出したもので決して悪質ではなく、ホームのウェストハムにとってはあまりに厳しすぎる判定。このおかげで試合はいきなり様相が変わってしまった。

もちろんマンUがボールをひたすら支配する流れになるのだが、退場まではやや前線とDFラインが間延びしていたウェストハムが、1人退場した事でかえってコンパクトに守るようになり、マンUはイブラヒモビッチやリンガードがそれほど守備をしないのでゲーゲンプレスが出来ず、ウェストハムは攻撃に移っても比較的繋げることが出来ていた。

それでもマンUは前半の35分に、サイドチェンジからバレンシアのクロス、折り返しをバレンシアが押しこむもポスト、弾かれたボールもリンガードがまたポストという超決定機を作るが決めきれず、まだウェストハムに運はあるなと思ったのだが、後半15分にスルーパスから完全に抜け出したアントニオのシュートは前に出たデ・ヘアに阻まれ、せっかくの神様からのプレゼントをものに出来ず。

そうなるとやはり報いは来てしまうもので、その3分後に左サイドをラシュフォードが鋭い切り返しでマークを置き去りにすると、折り返しを飛び込んだマタがきっちり合わせてマンUに先制点が転がり込む。ウェストハムはキャロルを投入するも試合の流れは変えられず、後半33分にイブラヒモビッチに強烈な2点目を食らってジエンド。

ただ、そのイブラヒモビッチのゴールもオフサイドが見逃されたもので、意外と試合は締まったものにはなったけど、ウェストハムにとってはとにかく審判に泣かされた試合になってしまった。マンUについてはこの試合はデ・ヘアさまさま。でも交代選手がラシュフォードやマタとかいるんだから、守備さえ安定すれば強いよね。今晩は注目のリバプール戦だけど、果たして公式戦15戦負け無しの記録は続くのだろうか?