苦闘する柿谷の現状、そして清武と酒井宏樹が代表辞退の動揺

昨日はいろいろ疲れが溜まってたし、何が何でも見たい試合というのも無かったので、「YOICHIRO KAKITANI TV」とか「サッカープラネット」とか撮りためていたサッカー番組をざっと流し見しておりました。

最近はちょっと出場が厳しい状態になっている柿谷ですが、シオン戦で削られた後に、クルピの教えで痛くても我慢してプレイしろとか言われていたので普通に続けようとしたけど難しかったと語っていて、ちょっと心配してしまいました。

それは怪我の心配もあるんですが、欧州では100%でプレイ出来ない場合はチームに迷惑がかかるのでさっさと退くのが当然で、クルピが言ってるのは当たりにビビるなという意味であって単にプレイを続けるだけでは逆だと思うんですがねえ・・・どうもそれ以来やや監督の信頼を失った感があります。

スイスリーグは非常にフィジカル重視でファールを取らない荒っぽいサッカーなので、久保もそうですがどのみち体を作って英語能力を上げる時間が柿谷には必要なのだと思います。筋肉を付けるとキレが落ちるとか言われますが、最低限のフィジカルが無ければ欧州ではどうしようもないですからね。焦らず地道に進むしか無いでしょう。

逆にすっかり体型が変わっていたのが、サッカープラネットに出ていた現バイエルン・ミュンヘンの岩渕真奈。旋風を巻き起こしたU-17W杯での映像からすると体の幅が倍ぐらいになっていて、それでもまだ監督にフィジカルが足りないと言われているぐらいですからね。

あと、今朝になって「清武と酒井宏樹が代表辞退」という注目すべきニュースが飛び込んできましたね。

特に清武については怪我をしていたわけでないし、次は自分たちの世代が中心となってキャプテンを目指したいと意欲を見せていただけに、それが本人の意志で断ったとはにわかには信じがたく、おそらく酒井と同様にクラブからの指示があっての辞退ではないかと思います。

とは言え、ハノーファーは別に欧州カップ戦に出場しているわけではないので、そんなに親善試合の辞退が必要なほど過密日程では無いはずなんですけどねえ・・・そのあたりは、マスコミからの情報だけでなく、本人サイドや協会からの正確な情報を待ってみないことには何とも言えません。

おそらく、今までも親善試合出場に対する協会とクラブの駆け引きはあったと思うのですが、それがクラブ公式からのTwitterという形であっても表に出て来ることは極めて珍しく、各クラブの代表選出情報の事前リークも相次いでいますし、全体的に情報の統制が緩くなっているような気がします。

ザックに比べるとアギーレが情報管理に鷹揚なのか、協会の組織のタガが緩んでいるのか理由は不明ですが、サラゴサでの八百長疑惑と言い、いろいろサッカー本体以外で雑音が多いのはどうも気になりますよねえ。