ミランでの本田の役割はザックジャパンと同じ?

金曜からすっかり風邪を引いてしまい、これがまたしつこいタイプの風邪で医者からもらった薬を飲んでもまだ回復はしておりません。

そんなわけで試合はさっぱり見ていないのですが、幸か不幸か日本人選手の試合は今晩の11時からインテル、マンU、ミランの3試合が不思議と時間がかぶらずに連続して行われるので大変です。何とかインテルの試合ぐらいは見られるように昼寝をしておくかな・・・

さて、その中で最も注目されるのはチェルシー対マンUの試合でしょうが、その後のミラン対ヴェローナも、セードルフ監督の初采配という点で非常に気になる試合ですね。

前日の練習では、今までの4-3-2-1のフォーメーションではなく4-2-3-1でスタートする事が予想されていますが、セードルフ監督はかなり思い切った手段に出て来たなと思いますね。

ヴェローナ戦の予想メンバーでは、2列目の面子が、ロビーニョ、本田、カカーと本田を真ん中のトップ下にした配置という事でマスコミや世間は大騒ぎをしているようですが、その位置うんぬんよりも、日本代表と同じで2列目に本来のサイドアタッカーを置いていないという点に注目したいです。

それは、今までのカウンター志向のサッカーからポゼッションへと大きく舵を切ることを意味するわけで、ポゼッションサッカーにとっては必須であるDFラインの高さやSBのプレッシングへのフォローがどこまでこの短時間で整備することが出来るのかが問われるところです。

当然、その一番のキーとなるのが前線でのキープ力。ロビーニョやバロテッリはこの能力としては十分ボールを持てますが、戦術的や役割を果たすキープ役としては頼りないところがあるので、やはり代表同様に本田の力が最も求められる事になるのは間違いありません。

本田が代表だけではなくミランでも欠かせないトップ下としてヴェローナ戦で存在を照明できるのかどうか、これは非常に楽しみです。