「まずはここから足がかり」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-リヴァプール

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プレミアリーグのビッグマッチとしては珍しく、日本時間の午後10時半という早い時間に行われたので、久々にリアルタイムで見ることが出来た、マンUとリヴァプールのナショナルダービー。
前節の試合ではあまり出来が良く無かったらしく、この大一番でどうなるのか心配だった香川だが、先制点につながるパス回しに絡み、あわやPKという場面や、レイナのスーパーセーブに阻まれたが決定的なシュートを放つなど、それなりに存在感を見せられることが出来てちょっとほっとした。
ポジションは、当初予想されていたトップ下ではなく、ファン・ペルシの1トップに香川、ウェルベック、ヤングと並んだ4-2-3-1の左で先発。対面のウィスダムの上がりを抑えつつ、クレヴァリーと組んでジェラードの上がりをケアするタスクを与えられていたので、かなり守備を意識したポジションを取らざるを得ず、あまりゴール前に飛び込むような場面は作れなかったが、やはりトップ下よりはサイドにいるほうが味方からのボールも来やすいようで、ボールを持った時にはキープから短いパスを回してポゼッションのリズムを作り出していた。
そして、外から中へとポジションを移しながらボランチからリターンパスをもらってフリーで前を向くという、ドルトムント時代に得意としていたプレーにも、キャリックやクレヴァリーがようやく協調できるようになり、以前のようにボールを誰かに預けたらそのまんま帰ってこない、という状況からは脱しつつあるように見える。
ただ、プレミアリーグでは審判のファールに対する基準が一段階飛び抜けており、ボディアタックでファールを取ってくれるのは守備側が自陣にいる時のみで、攻撃側が相手陣でどう倒されても流されるだけ、ドリブルを後ろからラグビーのように手で引っ掛けて倒してもイエローすら出ないという状態だったので、そういう中で潰されずにプレイを続行できるスキルやフィジカルを向上させていく必要があるだろう。
まあ、とにかくこのポジションである程度やって行ける目処がついた事は非常に大きい。バイタルエリアの中へ確実にパスをくれる選手は後ろにはいないし、ルーニーともかぶるポジションなのでトップ下限定の選手は現在のマンUではかなり試合に出場するためのハードルが高い。ルーニーが復帰してから、さらにどういうサッカーへと変化するのかが楽しみである。

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