「遠征疲れが見える遠藤と冨安、逆に元気なはずの鎌田はどうだった?」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第11節 コルトレイク-シント・トロイデン

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シント・トロイデンは3-4-3のフォーメーションで、冨安が3バックの右、遠藤がダブルボランチの左、鎌田が左ウイングで先発出場。ただシント・トロイデンの前線3人は流動的にポジションを代えるのが特徴。

試合は序盤からアウェイのシント・トロイデンが積極的に前へ出て、早速前半7分にアサモアのパスカットから真ん中でスルーパスを受けた鎌田が、股抜きカットインからスルスルとドリブルで進んでゴール左隅に流し込み、シント・トロイデンが先制点をゲットする。

その後はコルトレイクが、執拗にサイドを攻め立てる攻撃でシント・トロイデンをゴール前に押し込み、セットプレイやクロスでゴールを脅かすが、シント・トロイデンは何とか体を張った守りで凌ぐ。

が、前半24分に左WBのデ・ノレが怪我で退き、遠藤がボランチからWBにシフト、ボランチには交代でサンコンが入った事でシント・トロイデンのチームバランスが崩れ始める。

それまでは遠藤が中盤を広く動き回って攻守に絡んでいたのに、サンコンは無駄にウロウロするだけで守備の役に立たず、遠藤も不慣れなサイドでマークに行くタイミングや受け渡しがギクシャクする始末。

前半25分には左サイドへ2人の選手が流れて遠藤もCBも付いて行ってしまい、アーリークロスに冨安も判断に迷って先に飛び込まれて失点。41分には冨安があっさり裏を取られてGKと1対1にされるなど、シント・トロイデンの不安定さは収まらない。

さらに前半ロスタイム、シント・トロイデンの中盤がDFラインに吸収されてバイタルががら空きになったところを無回転ミドルが襲い、GKステッペがかろうじて弾いたがこぼれ球を押し込まれ、コルトレイクが逆転して前半を終了する。

後半になるとシント・トロイデンは3-1-4-2のような形になり、アサモアが相手のトップ下、ボランチにデサールとサンコンとマークをはっきりさせ、少し落ち着きを取り戻す。が、相変わらずアサモアの負担が大きい状態に、たまらずブレイス監督は途中出場のサンコンを下げ、遠藤を再びセンターに戻す。

シント・トロイデンはサイドチェンジを多用し、ワイドな展開で逆転を狙うが、マイナスからの折返しに合わせた遠藤のシュートはボリに当たってしまう。逆に終盤はシント・トロイデンの足が止まってしまい、後半37分に崩されて追加点を浴び、結局3-1で試合終了。

怪我人が出てシント・トロイデンの組織が迷いを生んだスキに、ミスマッチを突いて得点を決めたコルトレイクの戦術勝ち。日本勢は、鎌田は相変わらず得点シーン以外は消えがち、遠藤は良く動いて攻撃を繋いでいたが後半は明らかに疲れが見え、冨安は逆に前半は判断と寄せが遅くピンチを何度か作っていたものの、ビルドアップではそれなりに頑張っていた。まあお疲れさんだね。

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