「小野伸二や中村俊輔がなし得なかった、”ファンタジスタのゴールゲッター”が誕生しつつある?」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第15節 オイペン-シント・トロイデン

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今週の欧州リーグは日本人選手のゴールラッシュな様子だけど、昨日はその中でも日本人対決となった試合で2ゴールを挙げた鎌田の試合を見てみる事にした。

オイペンはこれまでと同様に豊川を1トップに据えた4-1-4-1のフォーメーションで、シント・トロイデンは鎌田がFWに、冨安が3バックの右に入った3-1-4-2で、遠藤はベンチスタート。

試合はホームのオイペンペースで始まり、珍しく(?)豊川にボールを集めてポストプレイから攻撃を展開して良いリズムを作っていたのだが、前半13分に中盤でのパスミスから鎌田が左サイドで抜け出し、ベズスからのパスをワンタッチでゴールに流し込みシント・トロイデンが先制する。

その後は一進一退の攻防が続く中、30分に右サイドからのクロスを鎌田がニアで合わせて流し込んだように見えたが、VARによってオフサイドと判定されノーゴール。シント・トロイデンは前半39分のセットプレイからのチャンスは逃したが、45分に左からのグラウンダーをゴール前に入ったデノーレが上手く流し込み、0-2で前半を終了する。

オイペンは後半から9番のポレを投入、1トップに入って豊川がインサイドハーフに下がり、それまでのポストプレイではなくポレを目掛けたロングボールでの組み立てが増える。

シント・トロイデンの鎌田は後半早々にドリブルから放ったシュートは阻まれたが、10分のFKでサインプレーから左に駆け上がった鎌田にボールが渡り、角度の無いところから蹴り込んで正真正銘の2点目をゲットする。

後半17分にオイペンのファルが右サイドを抜け出しシュートも決められない。が、20分にルイス・ガルシアがFKを直接ニアに叩き込んで1点を返す。そして豊川は3人目の交代でピッチを後にする。

さらに26分に冨安のパスミスから決定機を作られ、オカンシーのシュートはGKステッペが何とか防いだものの、そこから試合のリズムが変わってオイペンが猛攻を仕掛け、ステッペがセーブする出番が増えて来る。が、後半35分に鎌田から右へ展開した攻撃から、ファーサイドでクロスを受けたサンコンがカットインからシュートを決めて4点目。これで試合は決まってしまった。

鎌田は後半43分にお疲れ様交代。小野も中村もゴール前での冷静さはあったが、得点を取ることにこだわりは無かった。そういう意味では今までの日本には居なかった、ファンタジスタのゲールゲッターになりつつあるのではないかと思う。課題のインテンシティも向上しつつあるので、これからの期待は大きい。

逆に豊川は、せっかく前半に良いポストプレイを見せていながらも、そこから動き出しでもパスが出て来ず、完全に宝の持ち腐れになってしまっていた。後半からインサイドハーフに下がったが、それでは得点能力が活かせない。ちょっと壁にぶち当たっている印象。

冨安は、ベルギーだからそれほど叩かれないだけで、毎試合1度は危ないミスをするという意味でも吉田に似ているなと(笑)。遠藤は結局出番無し。まあ前節の出来を見ると仕方ない。地道に信頼を回復して行くしか無いね。

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