「代表にとっても手本となる自主性、柔軟性がもたらした浦和の勝利」アジア・チャンピオンズリーグ決勝 第2レグ 浦和レッズ-アル・ヒラル

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昨日は同窓会があって試合が見られず、今朝に1.5倍速で試合を見ただけなので簡単に。

御存知の通り、浦和が1-0で勝利して10年ぶりのアジア王者を手にした試合だったわけだが、内容的には決して楽ではなかった。

前半は浦和のプレスがハマり、序盤に高い位置でボールを奪ってから長澤が2度のシュートチャンスを得るなど、試合の入りは非常に良かった。まあ、そこで長澤が決めていればもっと楽にはなったのだろうが・・・

しかし後半になって浦和の運動量が落ちてプレスがかからなくなると、第1戦と同様にサイドを鋭くえぐってくるアル・ヒラルの攻撃が威力を見せ始め、浦和もマウリシオを1トップに移して興梠をSHに回し、守備を固めて何とか凌ぐ時間帯。

ここで大きかったのが、アル・ヒラルに焦りが出てラフプレイが連発、そして後半34分にアルダウサリが2枚目のイエローで退場してくれた事。決勝第2戦の審判はあのアジアを代表する名審判、イルマトフさんだったのは浦和にとって二重にラッキーだった。

とは言え、数的不利になってもアル・ヒラルの勢いはそう簡単に落ちなかったわけだが、そんな中で武藤からの縦パスを受けてマークをひらりと交わしたラファエル・シルバが決勝ゴールを叩き込む。きっとライブで見ていたら叫び声を上げていた場面だよね。

アル・ヒラルにとってはまだ1点を返せば延長に持ち込める状況だったが、この失点でガックリ来たようでその後は浦和が危なげなく守りきり、トータル2-1で決勝戦を制し、2007年以来10年ぶりとなるアジア・チャンピオンズリーグ制覇を決めた。

経験とコンディションを重視して、マウリシオが復帰しても第1戦と同じDFラインで先発させた堀監督の判断、4-1-4-1のフォーメーションではあったが、長澤がトップ下のようになって4-3-3の形だったアル・ヒラルのアンカーにプレスをかけてビルドアップを防いだ柔軟性がもたらした勝利だったように思う。

もちろんハリルホジッチは埼玉スタジアムで観戦していたわけだが、クラブW杯に浦和が出場するため、E-1選手権に選手を呼べなくなって複雑な心境だったようだ(笑)。代表にとっても良いお手本となる試合をやってくれたし、クラブW杯はE-1以上の経験になるだろうから別にいいんじゃないかね。

とにかく日本サッカーにとっても大変大きく嬉しいACLの優勝だった。浦和の選手、サポーター、そしてすべての関係者の皆さん、本当におめでとう、そしてありがとう!

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