「監督に出せない金を経験に出せるか」森保監督率いる東京五輪サッカー代表の可能性

2017/09/28 | 五輪代表

スポンサードリンク

昨日は野暮用で京都まで出かけており、疲れて帰って酒飲んでサックリ寝落ちしてしまったのでサッカーの試合は見られず。なので、昨日に報道があった東京五輪の男子サッカー代表監督に、森保氏が候補として一本化されたというニュースについて。

このニュースを見てまず驚いたのは、人選どうこうよりもこれまでの五輪代表監督の年俸がたったの3500万円前後だったという点ですよね。

タカク氏のTweetが全てを語ってくれてますが、中国のリッピ監督の年俸22億円からすると実に1/63。ハリルホジッチもそうですが、世界レベルでは監督業とはコーチングスタッフも含めたチームと契約するものであり、3500万円という予算はその可能性はハナから破棄しているようなものですからね。

Jリーグの場合も、だいたい監督がクビになるとコーチが昇格する場合が多く、監督とコーチの役割が非常に曖昧です。スカウティングや戦術が高度化している現代サッカーでは、実作業はコーチやスタッフに任せ、監督本人はディレクター、マネージャーとしての役割がメインになっている事を考えると、いかに日本においては監督業という概念が世界から周回遅れになっているのかを痛感します。

それはさておき森保氏という人選ですが、まあ現在の日本人監督としては実績面でも能力面でも妥当なところかなと思います。他にも何人かの候補者が揚がってましたが、長谷川氏はあまりに戦術面が弱いし、反町氏はどうせ豊富な戦力を使い切れないし、石井氏は五輪代表を任せるには世界経験が少なすぎます。

日本はアトランタ五輪から6大会連続で出場権を得ていますが、その中で決勝トーナメントへ進んだのはシドニーとロンドンの2回のみ。グループリーグで敗退した残りの4大会のうち、初戦で勝利したのは「マイアミの奇跡」を起こしたアトランタ大会のみで、他は全て初戦に敗れています。つまり、初戦でスペインに勝ったロンドン大会以外は大会への入り方を間違えたがために敗退してしまった、世界経験の少なさが致命傷になったと言えるわけです。

もっとも、日本人監督で唯一決勝トーナメントへ進出したロンドン大会の関塚氏の場合、監督よりもOAの吉田が中心となってチームを作ったと言えるのだから皮肉なものです(笑)。それだけ、普段から世界と接している経験を持っている事が、こういう一発勝負の世界大会では重要なのだと思います。

森保氏の場合、選手時代やACLを率いたアジアの経験は豊富ですが、世界レベルはやはり弱く、そういう点では不安は大きいと言えます。開催国の日本は予選が免除になるので、協会がどれだけアウェイでの親善試合を多く組めるか。監督の予算はケチっているのだから、そういう部分に金と力を使って欲しいものですなあ。

↓よろしければ、応援の2クリックよろしくお願いします。

サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

スポンサードリンク

固定リンク

「こんな安定感のある吉田は吉田じゃない?」イングランド・プレミアリーグ第6節 サウサンプトン-マンチェスター・ユナイテッド

昨日は本当なら宇佐美がゴールをあげたデュッセルドルフの試合を見たかったんだけど、DAZNの放送はダイジェストのみ。肝心なとこで使えねー。なので、負け試合ではあったがサウサンプトンとマンUの試合を見てみ...

続きを見る

「プチ・マンUのようなスタイルに変貌したチームにあって、ますまず重要性が増している酒井の存在」フランス・リーグアン第7節 マルセイユ-トゥールーズ

酒井が前半で交代されて完敗してしまったレンヌ戦から立ち直って連勝中のマルセイユと、アウェイではわずか勝ち点1しか挙げられていないトゥールーズとの対戦。 それを裏付けるかのように、立ち上がりはマル...

続きを見る

「”百億円以上の価値”がある男、岡崎のあわやドッペルパック」イングランド・プレミアリーグ第6節 レスター-リバプール

昨日は恒例のイベントへ朝から出かけ、いつものように疲れた酔っぱらいで帰ってきたので、試合の感想はごく簡単に。 前半の早い時間帯で2点を取られてしまったので、このままズルズル行くかと思われたのだが...

続きを見る

「鹿島と対象的に、ガンバに漂っていた”敗者のメンタリティ”」J1第

2017/09/24 | Jリーグ

独走で首位を快走する鹿島と、天皇杯で敗退しリーグ優勝も絶望的な状況になっているガンバという対象的なチーム状況での対戦。 いつもどおりの4-4-2フォーメーションの鹿島に対し、ガンバの取った方策は...

続きを見る

「長谷部は相変わらず整えまくり、大迫はボールを収めまくるが決定機逃す」ドイツ・ブンデスリーガ

開幕から4連敗中と最悪のスタートを切ったケルンが、ここまでまだ1勝と調子がイマイチなフランクフルトをホームに迎えての試合。 ケルンのフォーメーションは4-4-1-1でコルドバと大迫がFWでの先発...

続きを見る

「悪い流れに陥りかけたチームを救った、”トップ下”香川の先制点」ドイツ・ブンデスリーガ第5節 ハンブルガーSV-ボルシア・ドルトムント

チャンピオンズリーグのスパーズ戦は完敗したものの、怪我人が続出しているにも関わらずリーグでは4戦負け無しで首位に立っているドルトムント。今節は香川が4-3-3のインサイドハーフでスタメンに並び、同じく...

続きを見る

「攻守両面でいろいろと難しい仕事をさせられた長友」イタリア・セリエA第5節 ボローニャ-インテル

開幕から4連勝で首位と絶好調のインテルは、久々に長友が復帰してアウェイでボローニャと対戦。 インテルのフォーメーションは4-2-3-1で、長友は左SBとして出場したのだが、相変わらず左ウイングに...

続きを見る

「柴崎のゴラッソで天国に行ったが、わずか12分で地獄に落とされたヘタフェ」スペイン・リーガ・エスパニョーラ第4節 ヘタフェ-バルセロナ

今朝にバルサが乾が先発したエイバルと対戦して大勝を飾ったようだが、昨日はその前に行われた、柴崎がスーパーゴールを決めた後に負傷退場してしまったヘタフェとバルセロナの試合を観戦。 バルサのフォーメ...

続きを見る

「ワールドクラスのFW、ベンテケとのマッチアップで勝利した吉田」イングランド・プレミアリーグ第5節 クリスタルパレス-サウサンプトン

開幕から4試合で1得点も挙げられず、早速フランク・デ・ブール監督が解任されてロイ・ホジソンが就任したクリスタルパレスと、サウサンプトンがアウェイで対戦した試合。 サウサンプトンの吉田はフート別人...

続きを見る



蹴閑ガゼッタ(旧TOP)
RSSフィード
PAGE TOP ↑