「強豪相手にアウェイで貴重なドロー」イングランド・プレミアリーグ チェルシー-サウサンプトン

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クラブW杯のために順延になっていたため、ミッドウィークに行われた試合。両チームは、この後また中2日で試合をやらなければならないのだから、本当にプレミアリーグは過酷である。そしてこの試合は、そのハードスケジュールがかなりの部分で影響した展開となった。
前半は、ホームのチェルシーが完全にボールを支配するものの中盤でのパスにミスが多く、サウサンプトンは何度もカウンターになるチャンスはあったんだけど、この試合で先発した1トップのロドリゲスやトップ下のデイヴィスのプレイが周りと息が合わず、足元に入りすぎてスピードが落ちてしまったり、イージーなオフサイドに引っかかってしまうなど、せっかくのチャンスを物に出来ない。
そのうち、チェルシーは中盤でパスを回すよりも、攻撃センスは抜群だがまだ守備力に難がある左SBショーの裏へとロングボールを送る作戦に切り替えると、とたんにニューカッスルから鳴り物入りで入団したデンバ・バに先制点となるボレーを決められ、前半の終わり頃には左サイドを破るスルーパスから、シュートがゴールポストに当たった跳ね返りをアザールに決められ、あっさり2点を取られて前半を終了する。
しかし後半10分に、サウサンプトンがエースのランバートを投入すると流れは一変する。徐々に連戦の疲れが出て来たのか、チェルシーの前線の動き出しが悪くなると同時に、ランバートが入って高い位置での基点が作れるようになったサウサンプトンの攻撃参加が活発になり、投入3分後に右サイドを突破したクラインのクロスをランバートが決めると、75分には左のショーからのクロスをパンチョンが合わせ、なんとサウサンプトンが同点に追いつく。
その後はチェルシーがトーレスも投入して徹底的な放り込み戦術を仕掛けてきて、吉田もデンバ・バに対して高さで苦労はしたものの、何とか最後までゴールを割らせず、ブーイングに包まれるスタンフォード・ブリッジで貴重な勝ち点1をもぎ取った。
吉田の出来については、チェルシーが最後以外はあまりロングボールを入れて来なかったのもあって、全体としては割りとカバーに集中出来る形になっていたのがラッキーだったかなと。ショーは狙われていたけど、クラインやホーイフェルト、2人のボランチとは引き気味ながらもしっかりとゾーンが作れていた。そして前線にスペースがある分、いつもよりもフィード力を活かせる場面もあって、印象としては良かった部類ではないだろうか。
次は中2日のサウサンプトンに対して、中6日のエヴァートンという厳しい対戦が待っているが、吉田と同タイプのフォレンというCBが入団してくるという噂もあるので、何とか今のうちにしっかりアピールして貰いたいところである。

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