「小村監督の見事な仕事」J2第5節 ガイナーレ鳥取-栃木SC

2013/03/29 | Jリーグ, 未分類

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監督業初経験でありながら、ここまで4戦負けなしの2勝2分けと素晴らしいスタートを切っているガイナーレ鳥取の小村新監督。5戦目の栃木戦では、1-1のドローに終わったものの、終始試合の主導権を握る戦いぶりで、指導力の高さを証明してみせた。
その鳥取の戦術は、現代的なハードワークサッカーのお手本というべきスタイル。DFの積極的なラインコントロールと連動する中盤で2ラインのコンパクトなディフェンスを形作り、FWが相手のボールホルダーにプレスをかけ、ゾーンに追い詰めたら2列目とサンドイッチしてボールを奪う。そして一気のサイドチェンジで反対サイドの選手を走らせ、相手の守備が整う前に攻め切ってしまう。鳥取の得点はCKからのボレーではあったが、前半のチャンスの数では栃木を圧倒していた。
が、その良いプレイが90分続かないのがやはりJ2である所以か、67分に栃木が同点に追いついた場面では、そこまで連動したチェイシングで栃木の攻撃を封じ込めていた守備が、突然皆がボールウォッチャーになってしまってSB菅がオーバーラップしたドリブルに対してズルズルと下がってしまい、ほぼフリーで出されたクロスをサビアに決められてしまった。ヨルダン戦を思い出すような、非常にもったいない失点だった。
これから梅雨、夏場と選手の疲労が高まるにつれて走力や集中力が落ちて来るので、それらの相反する要素を両立させながらシーズンを過ごしていけるかが大きな課題になって来そうである。
栃木の方は、クリスティアーノやパウリーニョといった個人能力の高い選手を揃えながら、どうも戦術的に噛み合ってない印象。前半はボールサイドにプレスをかけようとしていたようだが、選手が連動できずに単なる密集を形作っていただけで、守備から攻撃に移った時のバランスも悪く、窮屈なサッカーに終始していた。
後半になると、各選手がバランスを取りながらワイドなポジションを取るようになって鳥取のプレス密集度が薄くなり、そこを個人のキープ力を活かしたボールの繋ぎが出来るようになってから、ようやく攻撃のリズムが出だした。もうちょっと近藤とサビアの2トップにボールが収まるようになると良いと思うのだが、現状では相手を誘い込んでからワイドにカウンターを仕掛けるインテルのようなサッカーが合っているのかもしれないね。

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