「あちらを立てればこちらが立たず」ドイツ・ブンデスリーガ第19節 フランクフルト-ホッフェンハイム

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ウインターブレイク明けのブンデスリーガは、今のところ日本人選手の苦戦が目立っている。
今期は監督が交代したチームがやたらと多いし、新戦力の加入に怪我した選手の復帰、冬季で荒れて重い日本人向きでないピッチ条件などなどの理由があるのだろうが、活躍していた選手に対しての研究が進んだという面も大きいのではないか。
と思わされたのが、この試合でのホッフェンハイムの対処方法で、すっかりフランクフルトの中心選手となった乾に対して、右SBのベックが縦にコースを切るだけでなく、乾のポジションチェンジにもスッポンに近いマークでついて行くという策を取って来た。
そのため、前半の途中までは乾までなかなかボールが渡らずにチャンスが作れなかったのだが、乾が中に入って出来たスペースを左SBのオツィプカが押し上げてカバーし、攻撃の組み立ては右サイド中心に切り替えてからフランクフルトは調子が出て来るようになり、それが乾がワンタッチの浮き球パスでラインの裏へ出したアシストにつながった。
もっとも、それで割りを食ってしまったのは宇佐美で、前半こそドリブルからのチップキックからあと一歩でアシスト、という場面を作ったりしていたのだが、フランクフルトが右サイドにボールを集めて攻撃を組み立て始めると、アイグナーやチェロッツィのマークに下がらざるを得ず、後半はほとんど守備の人になってしまって24分で交代。
宇佐美については、確かに守備のカバーリングという点では非常に良くなったけど、守備のポジショニングでは相手のサイドとボールホルダーを結ぶ延長線上におらずパスコースを切っていない事が多いし、パスを出した後に何もせず傍観しているだけの場面が多すぎる。
ザックは、宇佐美に対して岡崎を見習えと言ったらしいが、現時点ではハードルが高すぎる岡崎よりも、まずは香川を参考にしたほうがいいのではないかと思う。香川はバックパスをした後には必ずリターンをフリーでもらえるスペースへと動き出しており、そうする事で足元へとボールをもらえる確率は何倍にも上がるはず。ボールを受けてからの引き出しでは、宇佐美は香川以上に多くのものを持っていると思うので、とりあえず使ってもらっているうちにそこをマスターしてもらいたいのだけどね・・・

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