「天野純がクリスマス・イブを祝う幻の2ゴール」天皇杯 準々決勝 横浜Fマリノス-ガンバ大阪

いつの間にか世間はクリスマス・イブで、天皇杯も準々決勝。その中で、青対決となった横浜Fマリノスとガンバ大阪の試合をテレビ観戦。

どちらもフォーメーションは4-2-3-1、そしてゾーン・ディフェンスを採用するチーム同士の対戦なので、展開としては拮抗したミラーゲームになった。

ただ若干異なるのは、ガンバのほうがゾーンからマンマークに入るタイミングが早く、基本的に1対1での対処になるので、徐々に齋藤学のドリブルに対して後手を踏む場面が多くなり、横浜のペースになりかけるも何とかゴール前で踏ん張る展開になる。

しかし後半になるとガンバが猛攻を仕掛ける。藤春らSBの上がりにオ・ジェソクがサイドチェンジを、ピッチを広く使った攻撃で横浜Fマリノスのゾーンを揺さぶり、ゴール前で畳み掛けるがシュートが相手選手に当たるなど運も無くて得点ならず。

すると18分に、齋藤学が右サイドでドリブル突破すると、PA内で金正也が思わず足を引っ掛けてしまいPK。これを齋藤学が自分自身で決めると、その4分後には天野純がコースを狙ったミドルを決めて2点目、と思ったら家本主審の判定はオフサイド。この場面、線審のアピールでマルティノスがボールに関与したと判断されたが、正面から見ると完全にボールのコースとは違っていて誤審だったと言える。

後半42分にガンバはCKからこぼれ球を今野が押し込んで同点となり、このまま延長が濃厚かと思われた後半ロスタイムに、またも天野純が強烈なミドルシュートを放つと、ガンバGK藤ヶ谷は一歩も動けずゴールイン。劇的な勝ち越しゴールで横浜Fマリノスが準決勝へと駒を進めた。

ガンバはせっかく今年は天皇杯が吹田スタジアムでの決勝なのに、準々決勝で敗戦。つーか、長居スタジアムでの準決勝も関西のチームが残れず、寂しい結果になってしまった。それはともかくガンバは戦術的にマンマーク寄りなのだから、もうちょっと個人の守備力を高めないと今後も厳しいのではないかと思われる。その辺を、来期に向けて補強などでどう高めていくかだろうね。

Fマリノスは、天野だけじゃなくて前田、喜田、新井、金井など若手が台頭。ちょっと遅すぎたきらいはあるが、中村俊輔と中澤のチームから世代交代が進みつつある。来期は是非とも優勝争いに絡んで貰いたいところだ。

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2016/12/25 | 天皇杯

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