カリスマ指揮官は日本代表監督選びの落とし穴

アギーレ解任報道が一段落した後は、すっかりマスコミの関心は日本代表監督後任候補の話題に移ってしまいましたね。毎日マッチポンプご苦労さまです。

アギーレ解任後の焦点だった霜田技術委員長の処遇ですが、意外にもすんなり続投が決まってしまいましたね。おそらくT嶋氏はFIFA理事選挙の準備があり、K淵氏もバスケに手を伸ばそうとしているので、今こっちに全力を出している余裕が無いのかもしれません。とは言え、原さんが得意としているスペインルートは実質的に封じられたも同然なので、現首脳陣のレイムダック化には成功しているのかもしれませんが・・・

さてその監督選びについての報道の中には、ピクシーやレオナルド、ジョルジーニョ、オリヴェイラ、クルピといったK淵氏好みなJリーグ経験のあるビッグネームや、パウロ・ベント、プランデッリ、カマーチョ、スコラーリといったW杯経験のある監督といった名前が並んでいますね。

ただ残念な事に、今朝もサンスポからではありますがラニエリに声をかけて断られたという記事があったように、やはり監督としてのキャリアからすると、CL常連のビッグクラブを頂点として、欧州4大リーグのクラブ、欧州&南米の代表監督、その次にやっとこさアジア&アフリカ&中米の代表監督という順番になるわけで、バリバリの野心を持った有能な若手監督など広州恒大のような大金で釣らない限りはやって来てくれません。

個人的には、やはりW杯の経験を持った監督がベストですが、韓国のようにユース指導経験のある戦術家でも良いかなと思っています。何しろ、ジーコは無論のこと、トルシエにしてもザックにしても、結局は戦術組織作りが不完全なままでW杯を戦ってしまったわけで、せめてゾーンディフェンスの基本で良いのでしっかり組織が浸透している代表がいい加減に見たいのですよ。

百歩譲ってピクシーのようなカリスマ監督を選ぶのであれば、戦術の構築に長けた優秀な副官を付ける事。ピクシーの名古屋監督時代は現マケドニア監督のジュロブスキーが支えていましたし、レオナルドのインテル時代にはカステラッツィ、そしてブラジルW杯で優勝したドイツのレーブ監督はクリンスマンに仕えていましたし、準優勝のアルゼンチン・サベラ監督もパサレラ時代の副官でした。ジーコジャパンも、副官が兄のエドゥじゃなければもうちょっとマシなチームになっていたかもしれません。

ただし問題は、いくら副官が戦術を練り上げても選手起用や采配は監督の専権事項ですし、ビッグネーム好きな協会の方々が副官の良し悪しが分かるとは思えない点なんですよね・・・

まあ現在の候補に上がってる中で現実的なのはオリヴェイラぐらいでしょうかねえ・・・クルピは守備組織があまり期待できないのでパス。クルピにユースを任せるならザックと並んで諸手を上げて賛成ですが、協会はユースに全然金と力を使わないからなあ・・・あ、また気分が暗くなってきた(苦笑)。

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2015/02/07 | 戯言2015

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