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「余裕のパス回し」天皇杯2009準決勝 ガンバ大阪-仙台(2-1)
名古屋と清水の試合がPK戦までもつれこんだので、この試合は後半からのレポートになってしまうが、仙台ファンには悪いが、点差以上の実力差があった試合だった。
仙台のサッカーはハードワークのお手本のようなサッカーで、後半13分に同点に追いついた得点も、マイボールになったところで逆サイドが高い位置まで上がり、そこからさらにゴール前へと3人が入り込むという、個人技を持たないチームが点を取るための定石を実行した結果であった。
が、ガンバがそこからアクセルを強めて前線からプレスをかけると、とたんにDFラインでのパス回しが怪しくなって攻撃の組み立てが出来なくなり、ルーカスに再度リードを奪われる失点を喫してからも、終始ガンバにボールを回される展開で最後まで反撃する機会を持てなかった。
仙台は来期J1に昇格するわけだが、J2ではリアクションサッカーのみでやって行けても、J1では自分たちがある程度ボールを保持した試合が出来なければ、確実に残留争いにはまり込む羽目になる。特に、中盤のクォリティをもっと上げる必要があるだろう。
そしてガンバは、第3GK木村の出場と言うアクシデントはあったが無難なプレイ振りを見せ、安田も攻撃での貢献が高いプレイで穴の無い出来。名古屋と比べても有利な状態と言えるが、一発勝負は何があるか分からないからね。とにかく決勝は楽しみだ。
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予想通り、本田のCSKAモスクワ移籍が決まりそう
名古屋の吉田麻也のVVV移籍が決まったという知らせを受けて、これで本田のCSKAモスクワ移籍が濃厚になったなと予測したのですが、案の定、それが決定的になったというニュースが出ましたね。
個人的には全くロシアリーグについての情報が無いし、CLに出られる以外にどれだけ本田自身にとってプラスになるのかは全く分かりませんが、念願のスペインに行った中村が苦労しているのを見ても、所詮は監督やチーム戦術との相性次第なのかなと思ってしまうんですけどね。
まあ、今の状況からすると中村がこのままエスパニョールでサブに甘んじていても、本田が中村を差し置いて代表の先発になるという事は考えにくいので、思い切った勝負に出るのは歓迎ですけどね。
ナイジェリアユース世代が日本に帰る動きが加速しているだけに、新しい世代のリーダーとして南アフリカ以降の代表を引っ張って行ってもらいたいものですなあ。
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「勝負を決めたのはGKの背中」天皇杯2009準決勝 名古屋-清水(1-1PK5-3)
試合内容と決定機の数ではやや清水が上回ってはいたものの、延長で完璧な決定機を防いだ楢崎とPK戦でバーに当たったボールが背中に当たってゴールに入ってしまった(まあそれを実力とするには気の毒だけど(笑))山本というGKのわずかな差で勝負が決まってしまった試合だと言えるだろう。
しかし、個人的には一見うまく行ったように見える長谷川監督のゲームプランこそが、勝敗を左右したように思えてしまうのだ。
前半の清水は名古屋にボールを支配されながらも、DFがケネディをがっちりマークしてしぶとい守りで得点を許さず、逆に一発の裏へのパスに岡崎が半歩抜け出し、チップキックで楢崎の飛び出しを交わしてゴールを決めてしまった。
そして後半に、ポストワークが出来るヨンセンを投入した事で前線に起点が出来、名古屋の運動量が落ちた事で逆に清水のボール支配率が上がったが、それが逆にカウンター得意の清水にとっては攻撃時のスペースが無くなると同時に、後ろのスペースが出来てしまったためにケネディへのマークが遅れてPKを取られてしまったのではないだろうか。
とにかく、そういうこじつけをついしたくなってしまうほど、両チームの持ち味が出た、拮抗した好ゲームだったね。
もう一方の準決勝は順当にガンバが仙台を下して勝ちあがり、元日のカードはガンバ対名古屋という事になった。互いにサッカーのスタイルが異なり、カップ戦の強さに定評のあるチームだけに、白熱した試合内容はもちろん、こちらも指揮官の運や勘が物を言う試合になりそうだ。
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名古屋の吉田麻也がVVVへ移籍!
いや、こんなにサッカーの試合を見ない時期ってのはツールドフランス開催時以外はここ数年無かったな、というぐらいサッカー的にはヒマでしょうがないですが、そういう時に限って大掃除だったり買出しだったり飲みだったりして結構忙しいのだから人生不思議なもんです(笑)。
そんなネタ枯れ状態のところに、移籍のビッグニュースが入ってきましたね。
吉田は、先日行われた天皇杯の準々決勝でも先発で使われず、サポーターの間ではもしかすると移籍が確実だから外されたのか、と噂になってましたが、どうやらそれが正解だったようですね。
DFの海外移籍は、CBについては頻繁に交代があるポジションじゃないし、コミュニケーションが重要なのでレギュラーに昇格するのはなかなか大変だと思います。中田浩がそうだったように、吉田は攻撃の能力を生かして、比較的層が薄くて出場しやすいSBにもチャレンジしたほうがいいでしょう。
そしてVVVと言えば本田ですが、彼もCSKAモスクワへの移籍が取りざたされていて、移籍金の額で交渉が揉めているとのニュースが出てましたが、VVVのクラブとしての財政規模を考えると、最低年俸が高い外国人をそんなに何人も抱え込むことは考えられず、本田の移籍に関してある程度の目処が立っていると見て良さそうですよね。
以前に比べるとロシアは急速に生活レベルが上がっているとは言え、日本人なら誰でも嫌がりそうなロシアリーグに移籍しようと思うあたりが本田らしいなと思いますが、金南一もロシアリーグへの移籍が決まったそうですし、さすがにスカパーの放送は無さそうですが(笑)、もし移籍が決まったらロシアの情報もいろいろ入ってきそうで楽しみです。
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前大分トリニータ社長の溝畑氏が一人昇格?
昨日、たまたま大分に関するエントリーを書いたところでしたが、その時にはまさかこんなニュースが飛び込むことになろうとは思いませんでしたねえ(笑)。
元東大の官僚がエリートの座と家庭を投げ打って、泥臭い営業をこなして大分をJ1、そしてナビスコカップで優勝させたとしてこれまでは美談で語られる事が多かった方ですが、大分の経営危機による辞任から栄転とは、こりゃ見事なヒールへの変身ぶりですなあ。
大分で私服を肥やしていなかったと仮定すれば、ダイナミズムに富んでアジアとのパイプを持っている溝畑氏を観光庁長官として任命するのは理にかなった人事でしょうし、そのアジア観光ルートの展開によって大分に富を還元出来るようになるのならば、大分県にとっても悪くない話なんでしょう。
ま、一番割を食ってるのは自体の流れから置き去りにされてしまっているサポーターだとは思いますが・・・
一応は目下の懸案だった2億5千万円のつなぎ融資は無事実行されたようですが、まだまだこの問題に関しては紆余曲折がありそうですなあ。
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大分の倒産が目前?
皆様、メリークリスマス。
他の季節にも書いてるかもしれないですが(笑)、この時期はサッカーファンにとっては1年で一番ヒマな時期で、海外も中村が干されてる状態なので見るべき試合もなく、WOWOWは今や映画専門になってしまいました・・・タイタニック、久々に見て面白かったけど(笑)。
どっかのチームのサポーターと言うよりは、Jリーグ全体のサポーターである私にとって、試合以外で今一番関心があるのがトリニータの経営危機の問題なのですが、どうも再建計画がリーグ側にダメ出しをされてしまって、2億5千万円分の追加融資は行使されないみたいですね・・・月末に発生する給料などの人件費は、地元金融機関からのつなぎ融資で乗り切るそうで、まあ見事な自転車操業ですなあ。
そもそも来期の計画でシーズンチケットが今シーズンの1.5倍、LED看板導入で3.6億から6.6億へのスポンサー収入増加ってのはそりゃあまりにも無理があるっつーもんですわ。
県知事がトリニータの件でJ事務局を訪れているように、つなぎ融資に関しては暗に県の保証がされているでしょうし、既にこの問題は政治的な解決の方向で進んでいるので、いきなり資金繰りがショートして倒産、という事は無さそうですが、結局経営人事や財政が行政とズブズブになってしまい、それまでの経営責任や具体的な財務内容がうやむやにされてしまう危険性がありますよね。
まあ、幸い大分は良いスタジアムはあるし、ユースの育成手腕は優秀。来期以降は多少は減るでしょうが動員成績はJの中でも多いほうですし、貧しくてもクリーンな組織で再出発して、県民の信頼を取り戻して欲しいものですなあ。
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「アルゼンチンのしたたかさ」FIFAクラブワールドカップ2009決勝 エストゥディアンテス-バルセロナ(1-2)
試合を見る前に結果は知っていたけど、得点経過までは知らなかったので、いつバルサは追いつくんだろうかと思いながら見ていたら試合終了間際の時間まで得点が入らなかった事に驚いてしまった(笑)。
確かにバルセロナはCLやクラシコで見せる姿に比べるとコンディションはあまり良くないようで、前半から後半最初の時間帯にかけては各選手のフリーランやパスコースを作る動きが少なく、特にアンリなんかは左サイドでぼーっと立っているだけでパスワークにほとんど参加する事が無い状態ではあったが、エストゥディアンテスの守備が良かったのも特筆すべき点だった。
エストゥディアンテスの守備は、3バックを主体としつつも選手の動きは非常に流動的で、常にサイドのスペースをケアしながらもボールホルダーへの激しいチェックを怠らないハードワークぶりとベロンから繰り出される長短のパスによるカウンター戦術が徹底され、オフサイドっぽかったとは言えワンチャンスで得点を決めて守り切るという、彼らにとってはコレしかない展開に持ち込む事に89分間までは成功していた。
ところが、最後の最後でヘディングクリアミスがピケに渡ってしまい、ペドロが冷静にボールを浮かせて決めたところは、当然エストゥディアンテスにとっては不運であるのだが、数々の修羅場を潜り抜けてきているバルサの底力、経験を感じざるを得なかった。
延長になると、足がつったベロンを初めとしてエストゥディアンテスの足が止まってしまい、バルサの攻撃を止められなくなって敗戦を喫してしまったが、決勝点を決めたメッシが、そこまで110分を戦ってきたのにファーサイドで長い距離を走り、相手の守備を振り切ってゴールへと飛び込む執念、嗅覚を見せられると、才能があってもそこまで貧欲に努力しないと世界の頂点には立てないのだなあと痛感せざるを得なかった。
やっぱりこういう試合を見てしまうと、バルサの才能にしてもエストゥディアンテスのしたたかさ、個人守備戦術にしても日本は遠く及ばないわけで、これで世界4位ってどーすんのって思ってしまうよなあ・・・つーか、中村もメッシのように体のどこに当ててもゴールを決めるんだという気持ちとプレイを見せて欲しいものだよなあ。
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黄金世代のJへの帰還
今日はクラブワールドカップ決勝の戦評を、と言いたいところですが年末の忙しさに加えてとあるイベントの準備に忙殺されてまだ試合を見ていません・・・
一応ニュースにだけは目を通していますが、Jのシーズンが終わって移籍の話が多々流れている中、小野の清水への移籍が決定的とか、レンヌで出番の無い稲本に大宮や川崎からオファーだとか、かつてナイジェリアユースの準優勝で黄金世代ともてはやされ、海外に巣立っていった選手のJへの復帰話につい注目してしまいます。
彼らにしてみたら、W杯イヤーを控えて国内で岡ちゃんの目に留まるようになりたいという面はあるのでしょうが、岡田ジャパンの泣き所であるアンカーの守備力に役立てる稲本はともかく、小野はちょっと今からじゃ厳しいでしょうなあ・・・
先に日本へ戻ってきた高原は相変わらず調子が戻ってないし、小笠原はMVPを取っても今から岡田ジャパンに控えとして入るとは考えられないし、中田も同様ですしね。ドイツまでは不遇だった遠藤が現代表で唯一黄金世代から選ばれている事を考えると、岡ちゃんはわざとそうやってんじゃないかと思ったりします(笑)。
中村もすぐに戻ってきてしまうかもしれないし、水野はすぐにでも戻れって感じだし(笑)、松井も年代的なピークは過ぎつつあります。今のところ欧州で完全に安泰というのは長谷部と森本ぐらいじゃないでしょうかねえ。
阿部や内田にオファーがあるという噂が立ってますが、日本のレベルアップに海外組みの力が必要だと常々思っているので、流れが途切れないようになって欲しいものですなあ。
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