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「ナビスコ優先でいいの?」J1第19節 京都-川崎(3-1)
スカパーで録画しておいた時期外れの試合評だけど・・・(笑)
ジュニーニョ温存でナビスコカップの結果にはつながったが、リーグ戦の優勝争いとしてはまずかったのでは?と思わざるを得ない結果になってしまった。つーか、ACLもまだ残っているのに、ナビスコ取りに行く余裕があるんだろうかと・・・
とは言え内容的には、アウェイの川崎のほうがキレていた中村憲を中心に京都を完全に凌駕していたのだが、ジュニーニョとチョンテセを欠く前線の3人が、矢島のドンピシャヘッドがポスト横に居たDFにぶち当たるなど運も無かったとは言え、数多くあったチャンスにことごとく決める事が出来なかった。
逆に京都は、先制を許しながらもPKでまず同点に持ち込み、2点目は100本打って1回決まるかどうかという安藤のスーパーミドルで逆転、そしてきっちりカウンターからディエゴが3点目と、川崎とは正反対に決めるべき時を逃さず効率よく得点につなげる事が出来た。
これで京都は勝ち点を25に伸ばして降格圏からは6の余裕が出来る大きな勝利。逆に川崎は2位争いを抜け出せず、せっかくの鹿島の引き分けを帳消しにしてしまった。
それにしても、京都はメンバーを見ると戦力的に川崎とそんなに見劣りはしないと思うんだけど、なかなかブレイクし切れないなあと。やはり守ってカウンター一辺倒じゃなくて、もう少し中盤でポゼッションが出来るようにならないと、成績のムラは無くせないと思うんだけどねえ・・・
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「ガンバの悪遠藤化」ナビスコカップ2009 準々決勝第2レグ 横浜Fマリノス-ガンバ大阪(1-2)
ツールも終わってようやくサッカーブログが再スタートです。と言っても、これまた恒例のアメリカ出張が来週の日曜から始まるので、つかの間の復活ではあるんですけどね(笑)。
さて、スカパーのフジを解約してしまったのでナビスコは無理かな、と思っていたら何故かデジタル地上波のコミュニティチャンネルというところがガンバの試合をやっており、ラッキーにもそちらで見る事が出来たのでレポート。
Jリーグから離れていた間も一応成績だけはチェックしていて、ガンバが公式戦4連敗のどん底から、ようやくここに来て3連勝と持ち直してきたのを知っていた上で見始めたのだが、前半を見る限りではまだまだ悩みは多そうだな、という印象を持ってしまった。
ガンバが好調のときは、人が素早く流動的に動く中をワンタッチでパスが回り、その中で佐々木や安田の個人技や遠藤の緩急が加わって攻撃のアクセントが作られていたのだが、前半のガンバは皆が足元でボールをもらい、止まったままボールをタッチして中盤でタラタラとパスを回し、何とかレアンドロのポストを使って縦にボールを運んだと思ったら、サイドの上がりが無くてまた中盤にボールが戻ってくるといった、人は動かずボールだけが動くサッカーになってしまっていた。
周りの動きが悪いので遠藤のプレイにも当然リズムが出て来ず、無難なプレイばかりをするどこにでもいる選手に成り下がってしまい、そしてそのプレイが全員に伝染するという、言わばガンバ全員が悪い遠藤みたいな状態であった。これでは、相手もきっちりと守備ゾーンを作っていれば全く怖くない。
ようやく後半に佐々木を投入してスペースを使う意識が高くなり、攻撃もスピードアップするようにはなったが、やはり時既に遅し。90分間では勝ったが、アグリゲイトスコア4-3でガンバはナビスコ敗退。アウェイゴールを3点入れられて迎えた2戦目としては、あまりに前半のスロースタートがガンバにとっては痛かった。
Fマリノスについては、アーリアジャスールの個人的な突破からのワンツーで得点を決めたのはガンバの士気を下げるという意味で効果的だったが、それ以降はほぼ守備的な戦いを強いられてあまり大きな見所は無かったかな・・・中澤の負傷もリーグで残留争いをしているチームとしては心配なところだろう。
いや、久々にフルでサッカーを見ると楽しいけど疲れるね。自転車は基本的に展開がダラダラしているから頭使わないからな~。その分、寝オチの危険性が高いんだけどね(笑)。
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「別格のコンタドール」ツール・ド・フランス2009 総括
さて、今日は今年のツール全体の総括らしきものを軽く書いて見ます。
まず総合優勝争いですが、何と言っても2位に対して4分11秒の差を付けて優勝したコンタドールの図抜けた強さですよね。
山岳ではアンディ・シュレックと並んで現役選手No.1の強さを持ち、おまけにタイムトライアルでもトップクラスの能力を持っているのだから全く隙がありません。出場したグランツール全てに優勝するという安定感も兼ね備えており、年齢も考慮するとランスを越える優勝回数も不可能ではないでしょう。
最終ステージもカメラ映像のほとんどをランスに持っていかれ、たまたまカメラワークのせいだったのかもしれませんが、シャンゼリゼゴールではカヴェンディッシュの勝利に皆がグリコポーズで喜んでいたコロンビアチームに比べ、コンタドールの周りにはあまりチームメイトがおらず、一人でガッツポーズをするなどチーム内で孤立していたように見えるにも関わらず、気持ちが折れずにきっちり優勝したあたりは精神的なタフさもパーフェクトです。ま、もともとバキュンポーズを見ても分かるように、天然だからという噂もありますが(笑)。
ただ、今年はアスタナという最強チームにいたおかげで、チームTTで序盤に大きなアドバンテージを得て展開を有利に持ち込めた面は大きく、エヴァンスのようにアシストに恵まれないチームに移ってしまったらどうか、という危惧はあります。天然+若さゆえか、政治的な戦略や人脈作りに長けているようには思えないので、連覇は来期の移籍先次第ということになりそうです。
アンディ・シュレックについては、登りはこれまでにも図抜けた能力を見せてはいたものの、今までは安定感に欠けていて大きな結果が出せなかったのが、今年は名実共に立派な優勝候補として堂々たる戦いぶりでした。TTにはまだ課題があるとは言え、初期のコンタドールも決して早くは無かったわけで、彼も年齢を考えればコンタドールを脅かす存在にまで成長する可能性は決して低くありません。それに、兄フランクとの息の合った連続アタックという、ライバルに対して確実に恐怖を与える大きな武器を持っているのも強みです。
3位のランスに関しては難しいですね。今年の成績を、純粋に衰えと見るか怪我と引退後のブランクと見るのかで来期の予想が大きく変わりますからね。ただ、全盛期と比べると今年は胸板が厚くて余計な筋肉がついたままのようなので、年齢を考慮しなければ、まだ復活する余地はあるように思います。サストレ、クレーデン、エヴァンス、メンショフ、ヴァンデヴェルデら三十路連中は、これといった武器を持っていないだけに、今後も健闘しつつ幸運を狙うといった感じでしょうか。それよりも、ウィギンスやニバリ、トニ・マルティンといった新鋭のほうが期待できるかもしれません。
そしてポイント賞のマイヨ・ヴェールは、フースホフトがステージを6勝したカヴェンディッシュを僅差で押さえての受賞。17ステージでフースホフトが単独で逃げてスプリントポイントをゲットしたのと、14ステージでカヴェンディッシュが進路妨害を取られて失格してしまったことがポイントになりましたね。ボーネンの不調やペタッキの不出場はありましたが、現在カヴェンディッシュがスプリント最強であることは疑いありません。が、フースホフトの登りをこなす能力はかつてのツァベルおじさんを髣髴とさせ、チッポリーニやマキュアンが勝利を重ねるのを横目で見ながら、地味に登りをこなして最終的にはマイヨヴェールを6度取ったツァベルと同じような展開になって行くかもしれませんよ(笑)。
最後に山岳賞のマイヨブラン・アポワ・ルージュですが、ペッリツォッティが無風で獲得。とは言え、ジロ3位にも入った実力の選手が総合争いをパスしてのゲットは当然でもあり、コンタドールやアンディに山で対抗できる選手が居なかったのは非常に残念ですよね。ガラーテもモン・ヴァントゥーを取りはしたものの、他ではさっぱりでした。この分野でフランス人選手が台頭してくると盛り上がるんですけどねえ・・・
ま、今年はとにかくランスのおかげで、展開的にも戦略的にも、ドラマの面でも随分楽しませてもらいました。来年は絶好調のエースとして、正真正銘の新旧対決を果たして欲しいですよね。では、自転車ファンの皆さんまた来年!
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「別府は逃げて敢闘賞、新城は20位で完走!」ツール・ド・フランス2009 第21ステージ
いやはや、日本人選手が2人ともシャンゼリゼまで完走というだけでも凄いことなのに、別府選手がシャンゼリゼで残り5kmまで逃げグループに入って最後の敢闘賞ゲットとは、お腹一杯を通り越してゲップが出ますよね(笑)。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11598
シャンゼリゼ大通りは、私も実際に何度か訪れたことがありますが、ベルギーのものとは比較にならないぐらい綺麗ではありますが全面石畳で、ダラダラした上り坂になっているので自転車で走ると結構きついんですよね。別府選手の好きなレースは、あの荒れた石畳で有名なパリ・ルーべらしく、そこでの経験が生きたことになりましたね。
新城選手のほうは、残り1kmでコロンビアのヒンカピーが物凄い勢いで引き続けたペースで集団が引き伸ばされ、レンショーが最後のトレインとしてスパートした時には後ろのカヴェンディッシュ以外の選手は全て切り離されてしまう有様で、スプリント争いというところまでたどり着けなかったのが残念ですが、まあパリゴールは誰もが全力で挑むし日本人向けでも無いので仕方ないところでしょう。
しかし、別府選手が逃げて敢闘賞、新城選手が最高ステージ5位という結果は、サッカーに例えれば日本がW杯に初出場した大会で決勝トーナメントに残ってしまったぐらいの快挙であり、昔からツールを見続けていた私のような者にとってはもちろん感無量ではあるのですが、来年以降に周囲が期待するハードルが段違いに高くなりそうで怖いですよね(笑)。
まあ、自転車の場合は国別対抗であるサッカーW杯とは違って国威発揚にはつながりにくいし、もともと自転車競技自体が日本では極めてマイナーだから、ハードルを越えられなかったからといってこちらが落胆するものは何もないんですが、やっぱりせめて自分が生きてる間に日本人がステージ優勝ぐらいは見てみたいかなと(笑)。そのためには、やはりこれからどんどん高くなるハードルを別府や新城、それに続く選手が超えていく事を期待したいですよね。
ここまで日本人の話だけで結構長く書いちゃったので、総括についてはまた後ほど・・・
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「エース自身のアシスト対決」ツール・ド・フランス2009 第20ステージ
この土日は旅行に行ってたので、時間差での録画観戦レポートになります。
今年のツール最後にして最大の山場と見られていたモン・ヴァントゥー頂上ゴールステージでしたが、3位のランスから6位のフランク・シュレックまで38秒差と言う僅差の表彰台争いが焦点になってしまったために、アスタナのコンタドールとサクソバンクのアンディの、総合1位と2位の両エース同士が対決するのではなくて、ランスとフランクのアシスト陣をアシストするという奇妙な戦いになりました。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11585
アンディは終始プロトンに対してアタックをかけようとしてましたが、アタックをかけた後にコンタドールを離せないと悟るや否や、すぐに兄フランクがついて来たかどうかを確認し、離れていたらペースを落として再びプロトンに合流するという動きをしてました。
ランスは3位に残るだけならウィギンスとフランクをマークしておけば良く、コンタドールはおそらくアンディほどにはランスに対して気は使っていなかったでしょうが、ヴァントゥーの強風を考えればアンディを突き放そうとするリスクを犯す必要も無く、それが結果的にランスのアシストみたいな形になってましたね。
そしてこのプロトンのけん制でガラーテとトニ・マルティンの逃げが残ってしまい、それぞれステージワンツー、シュレック兄弟とコンタドール、ランスは同グループで入り、ニバリとウィギンスも粘ってそれほどタイムロスはせず、クレーデンだけがタイムを落として総合順位を下げ、3位以下はランス・ウィギンス・フランク・クレーデン・ニバリで確定しました。
日本勢はともにきっちりグルペットでゴールし、とうとうパリに帰還しシャンゼリゼステージへの登場が決定。いや、楽しみですな!
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「興味は総合優勝以外」ツール・ド・フランス2009 第18ステージ
とうとう、ランスが率いる新しいリブストロングチームのスポンサーが発表されましたね。
http://www.cyclowired.jp/?q=node/12929
ラジオシャックと言えば、無論アメリカの至るところで見かける有名家電チェーンではあるのですが、オールドパソコンファンにとっては、TRS-80というテレビ一体型PCを思い出させて懐かしい感じがしますね(笑)。
これでランスとブリュイネル監督は新チームに移籍して、アスタナにはドーピングの謹慎から復帰したヴィノクロフが絶対的エースとして戻ることになるので、コンタドールの去就が注目されることになります。以前から移籍の勧誘があったらしいケース・デ・パーニュが有力視されてますが、バルベルデやLLサンチェスといったエース級の選手が多いので、優先順位の折り合いが付かなければ今後のツール連覇に暗雲が漂って来そうです。
さて、マイヨジョーヌのコンタドールに対して、TT得意のランスやウィギンス、クレーデンがどれだけ差を詰めるのかが焦点だった18ステージの個人TTですが、何とステージを勝ったのはコンタドールのほうでした。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11557
途中の3級山岳では圧倒的なトップタイムで通過したコンタドールですが、下りでスピードが落ちてしまい、結局カンチェラーラに対してわずか3秒差でのトップでゴール。期待されたウィギンスは42秒、クレーデンは53秒の遅れ、そしてランスは何と1分29秒も遅れてしまい、エヴァンスやモロー、シャヴァネルよりも遅いタイムで終わってしまいました。逆にアンディ・シュレックは1分44秒差と大健闘、兄のフランクも2分34秒と予想よりも持ちこたえましたね。
特にランスは、全盛時を知っている人間からすればあり得ないぐらいにフォームが崩れ、クランクのケイデンスも普通の選手並みになってしまっていて、年齢のせいなのかブランクのせいなのかは分かりませんが、新チームでエースになってもコンタドールとの力差を考えればツール8勝目は相当難しいんじゃないでしょうか。
それだけ、終盤の山岳で総合争いの選手が疲弊していたこと、その中でもコンタドールとシュレック兄弟が体力的に余裕があったと見るべきなのでしょうが、この状況を見ると総合3位の座に返り咲いたランスがモン・ヴァントゥーで厳しいことになる可能性が高そうです。と言うか、3位のランスから6位のフランクまでの差がたったの34秒なので、誰が表彰台に立つのかは全く余談を許さない状況になってます。
それにしてもコンタドールの強さは圧倒的ですなあ・・・ル・モンド紙上であのグレッグ・レモンが、ヴェルビエでの登りのタイムから推定されるコンタドールのVO2Max(最大酸素摂取量)が、地球上のいかなるアスリートよりも高い数値になると言って、ドーピングの疑惑をかけていましたが、ディ・ルーカに第3世代EPOのドーピングが発覚しただけに、そういう事態にならない事を願うばかりです。
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「兄弟の意地」ツール・ド・フランス2009 第17ステージ
例年であれば、個人TT前の下りゴール山岳ステージでは、TTに向けて力を温存したい総合争いの選手はそれほど大きく動かないパターンが多いのですが、今年は全く違うエキサイティングで自転車の戦略的な楽しみが満喫出来たステージになりましたね。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11536
その大きな理由が、この日ステージを制したフランクと弟のシュレック兄弟の脚質で、彼らは上りこそ圧倒的な力を持っているものの、TTの力はライバル達に明らかな後れを取っており、コンタドールを打ち破ることはもちろんですが、このステージまで2位とは2分・3分の差を付けられていた表彰台争いにおいても、TTを得意とするランスやウィギンス、クレーデンをここで引き離しておかなければ非常に厳しい状況に陥る可能性が高かったわけです。
それは首位のコンタドールにとっても似た立場で、コンタドールはTTで速いとは言え、長距離のTTとなるとやはりスペシャリストのウィギンスに対して1分46秒差は逆転される危険性が少なくなく、まだ最後の決戦であるモン・ヴァントゥー頂上ゴールが残っているとは言え、ここに来てわざわざマイヨジョーヌを手放す選択はあり得ませんからね。
そのサクソバンクとアスタナという最大のライバルチームが手を組んで、とにかくウィギンスを蹴落とそうとする戦略は実に見ものでした。ついでにフースホフトの大逃げも(笑)。
まずは36kmで兄弟がアタックを仕掛け、コンタドールとクレーデンはついていったが、ランスはウィギンスをぴったりマーク。その後も先頭集団がウィギンス・ランスグループを引き離すがランスは動かずにウィギンスの様子をしっかり観察、そして最後の登りでランスはウィギンスを置いてアタックし、結局ランスのアシストが効いてウィギンスは先頭から3分遅れのゴールになってしまい、総合ではコンタドールから5分差の6位になり、アスタナにとっては脅威がかなり薄れる事になりました。サストレも8分遅れて完全に終戦。
コンタドールは最後の山で一旦アタックしかけ、クレーデンが遅れたのを見てスピードを落とした事で物議をかもしているみたいですが、最後を一人で下っても兄弟に追いつかれる可能性は高かったし、クレーデンやランスの表彰台がさらに遠のく事になるので、TTに備えて足を温存したチーム戦略だったのでしょう。もっとも、コンタドールにとってみればランスもクレーデンもTTが強いので、本音はそのまま逃げたかったかもしれませんが(笑)。
日本人選手は別府が29分遅れ、新城が35分遅れのグルペットで無事ゴール。これでパリがはっきり視界に入ってきましたね! ところで、別府のグルペットにはなんとエヴァンスがいたようで、別府選手にとってはかなり珍しく貴重な経験になった事でしょう(笑)。
さて今日はいよいよ今年のツール初の本格的な個人TTの出番です。コンタドール、シュレック兄弟、ニバリの総合争いはもちろんですが、このステージだけは全ての選手がアシスト関係なく勝負をすることが出来るので、クレーデンやプロローグよりは調子が上がっているはずのランスが、どこまでコンタドールに総合で迫れるかに注目したいところです。
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「エヴァンス終戦」ツール・ド・フランス2009 第16ステージ
セントバーナード犬のふるさと、グランとプティの2つのサン・ベルナール峠をほぼ登って降りるだけのステージでしたが、意外にも総合争いで動きがあって見ていて楽しいステージでしたね。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11525
最初のグラン・サン・ベルナールでは、予想通り山岳賞を争っているペッリツォッティとエゴイ・マルティネスが逃げに出たものの、マルティネスのほうは早々について行けなくなり、総合争いでの巻き返しを狙うカルペツとで余裕のトップ通過を果たし、プティ・サン・ベルナールでも少し息切れを感じさせながらも逃げ集団のアタックに食らいつき、最後はしっかり頂上を取ってがっちりと山岳賞の座を固めました。
メイン集団では、プティに入ったところでそれまで集団をコントロールしていたアスタナに代わってサクソバンクが強烈なペースで引っ張り始め、15ステージでコンタドール以外のライバル、特にランスを疲弊させたように、コンタドールまでは無理かもしれないが、少なくともアスタナのアシストは振り落とそうという意思を感じる攻撃でしたね。
しかしこの一撃をまともに食らってしまったのはランスではなくてエヴァンス。プティの登りで大きく遅れたエヴァンスは、結局ライバル達から3分遅れる致命的なロスになってしまい、事実上ここで終戦。ツール前哨戦のドーフィネ・リベレでコンタドールを上回る走りを見せ、コンディションのピーキングに問題があるんじゃないかと心配していた通りの結果になってしまいましたね・・・残念ながら、今年についてはシルバーコレクターすら守れないのは確実な様子です。
サクソバンクの引きからスパートしたアンディとシュレックの兄弟アタックに対し、ランスもついて行けずに一時は30秒差を付けられ、コンタドールは当然シュレック兄弟をマークし続けたものの、アシストはパンチ力に欠けるクレーデンのみになってしまい、すわコンタドールの危機か!と思われたその瞬間、ランスが全盛期を思い出させるような猛然としたスパートで一気に集団に追いつき、アンディの闘志を挫いてしまったのには驚かされましたね。つーか、やっぱ淡々と登るランスはランスじゃないよな~と再確認(笑)。
そして序盤から逃げた集団は2つの峠で徐々に人数が落ちて行き、最後はペッリツォッティ、ヴァンデンブロック、モワナール、アスタルロサの4人集団からアスタルロサがステージレーサーらしい早目のアタックを決めて見事逃げ切り、ツール初勝利をゲットしました。総合では、ニバリやウィギンスもメイン集団でゴールしたので動き無し。
今日は、下りゴールとは言え4つの1級と1つの2級が待ち受ける今年のツール最難関ステージ。山岳賞を狙う選手はもちろん、総合狙いでも完走狙いでも失敗は許されない最後の難関です。日本勢もここさえ抜けてしまえば、後は後のほうにしか厳しい登りが無いステージなので、完走の可能性はぐっと高まるはずです。
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