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2009年03月31日

ドイツW杯欧州予選グループ5 スペイン-トルコ(1-0)

ホームで終始攻めながらもセットプレイによる1点のみというのは、まるでどこぞの代表チームのような結果ではあるけど(笑)、それはスペインがしょぼかったと言うよりはトルコのサッカーが見事だったと言うべきだろう。

トルコはサンチャゴ・ベルナベウでの試合という究極のアウェイながらもスペインに対して一歩も引かず、スペインの中盤、特にシャビを中心として激しいプレッシャーをかけてボール回しを自由にさせず、トーレスにはややてこずったもののビジャに対しては完璧に押さえ込み、さすがに最後は息切れしたが非常に高い運動量と集中力で粘り強く守っていた。

攻撃でも、トルコは各選手の基本的な技術レベルが高い位置で揃っており、派手さは無いがミスの無いパス回しでしっかりとボールをつなぎ、カウンターの場面ではサイドが忠実に走りこんでチャンスを作り、序盤は2つも決定機を作ってスペインに冷や汗をかかせるなど、ソリッドで穴の無い、大変に地力のあるチームだなという印象を持った。

それだけに、スペインの得点シーンでFKからセルヒオ・ラモスを完全にどフリーにしてしまった場面は本当にトルコにとってもったいなかった。まあ、セルヒオ・ラモスもシュートをミスしてたまたまピケの前にこぼれたんだけどね(笑)。

いや~、このトルコがグループ3位になってるのだから、やっぱり欧州予選はアジアに比べてレベルが高いね・・・日本はW杯出場を次でさっさと決めて、予選の残り試合はB代表でやってもらって、こういった相手と試合をこなしていかないとドイツや北京の二の舞になる可能性は高いだろうね。つーか、もしそうなったら今度こそ代表人気が没落するのは確実なのに、協会はちったあ危機感を持ってるのかねえ・・・

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2009年03月30日

「天国と地獄」W杯予選各グループの様相

さて、また恒例のアジア予選各グループの動向を。

まず我らが日本属するグループ1ですが、ウズベキスタンがカタールに4-0と圧勝し、ウズベキスタン・バーレーン・カタールが仲良く勝ち点4で並ぶという、日本にとってはこの上なくラッキーな結果となりました。

それにしても、カタールが前半30分で退場者を出してしまったとは言え、ウズベキスタンの復活はもともと力のあるチームなだけに怖いですな。これでもし、4/1のオーストラリア戦でウズベキスタンが勝利し、さらに日本がウズベキスタンとカタールに負けてしまうと、得失点差次第では最終戦のオーストラリアホームの試合で勝ち点3が必要という事態になりかねませんからね。とりあえず4/1は、オーストラリアを応援しておかないと(笑)。

しかしユルユルのグループ1に比べてグループ2の鉄火場な事。

北朝鮮は草刈場のUAEにしっかり勝ってがっちり首位をキープし、今節最も注目されていたカードであるイラン対サウジアラビアは、負けたら限りなく2位通過が遠のく立場だったサウジが、なんと79分から2点を加える起死回生の逆転劇。逆に崖っぷちに立たされる状況になったイランは、ダエイ監督を解任してしまいました。日本がこっちのグループにいたら、イランの立場になっている可能性は少なくなかったでしょうなあ・・・

これで韓国は1試合消化が少ない状態で3位のサウジに勝ち点1差と、4/1の北朝鮮とのダービーに勝てば、次はUAEとの試合なだけに、ぐっとW杯出場が近づきます。逆に北朝鮮に負けてしまうと、サウジはUAEには勝つでしょうから暫定で3位に落ちてしまい、その次のサウジとの決戦が凄い事になりそうです。

あ~、つくづく他人事で良かったなあ(笑)。

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2009年03月28日

「結果は最低限」南アフリカW杯アジア最終予選グループA 日本-バーレーン(1-0)

うん、確かに松井のらしくないプレイや、内田・大久保のらしいプレイ(笑)も含めて日本は今持てる力の80%は出し切ったと思える試合をしたけれど、何だろうねこのモヤモヤ感は。

日本はどんな欧州のトップリーグのチームよりもアジリティの高いサッカーをし、狭い局面でも個人の高い技術を見せてミスを少なくボールをつなぎ、前線からの戻りも早くて相手に自由にプレイさせること無く、ほぼバーレーンに対してはミドル以外に危険な場面を作らせなかった。

しかし、バーレーンに一度ボールを持たせるとほぼ1対1では止められずに相手のミスかこちらが人数をかけて守った場合に限ってしかボールは奪えなかったし、何度サイドを破っても決定的な場面はまったく作れず、ゴール前へと飛び込む人数の少なさうんぬんよりもとにかく高さが決定的に足らないというシビアな現実を見せつけられた思いがする。

この結果でほぼ80%以上日本のW杯出場は決まったと見て良いと思うが、それだけにこれからは本大会で結果を残せる内容なのかどうかを厳しく見ていくべきであるように思う。そういう意味では、もし岡ちゃんがかたくなに今までのちびっ子サッカーを貫くというのであれば、これから目指すべきは1にも2にも攻撃のスピードアップだろう。

中村も長谷部も遠藤も、アジアレベルでは局面局面でしっかりボールをキープ出来てプレスをかわせるだけの力を持っているとは思うが、交わした後の早いタイミングでのパスと、そのパスを出した後に攻撃参加するパスアンドゴーはまだまだマンUなどの世界レベルに比べて物足りないのは確かである。

岡ちゃんの監督、コンセプターとしての能力を考えると、これからは得点より何より、選手一人一人がどこまで高い意識を持って本番に臨むことが出来るかどうかという部分が問われてくるのではないだろうか。

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2009年03月27日

「まだまだ道半ば」ナビスコカップ予選リーグ 広島-浦和(1-0)

今日2件目のエントリーなのでごく簡単に。

チームとしては完全に完成していてJ1レベルでも屈指のパスワークを見せる広島が相手だけに、浦和のチーム完成度の低さが浮き彫りになった試合だった。

浦和は前回見たときに比べると、ボール回しをシンプルにしようという意識は見えたのだが、攻守両面に置いて広島と比べると動き出しが鈍く、攻守が切り替わった場面で傍観して歩いている選手が多いために、選手の動きがまるで連動してなくて全てにおいて後手に回ったサッカーになってしまっていた。

特にチームの要となるはずの鈴木の動きが非常にちぐはぐで、阿部の代わりに先発で起用されたルーキーの山田が不安定なポジショニングをしているのにも関わらず、無駄にあちこちに動き回ってバイタルエリアをおろそかにしてしまい、その分ポンテが後ろに引っ張られて浦和の攻撃に怖さが無くなる原因を作ってしまっていた。

後半になって浦和全体が押し上げを強めたおかげで多少アラは目立たなくなったが、一時は代表の中心選手として欠かせない選手だっただけに、高原と同様に未だに低調な出来なのは残念と言うしかない。

大分も内容で浦和を大きく上回りながら、得点は佐藤寿によるスーパーゴール1点だったのは寂しい得点力である。後半は浦和のごり押しにあまりDFラインが上げられずに苦しい展開を強いられただけに、やはり前線でしっかりボールをキープ出来る駒が欲しいところである。

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「なかなかクレバー」J1第3節 京都-ガンバ大阪(2-1)

ガンバにACL疲れがあったのは確かだろうが、京都のしぶとい戦い振りが印象に残った試合。

京都の布陣はひし形の4-4-2と言いながらも実質はディエゴが中盤に下がった4-5-1で、常に4人のDFラインを揃えてチョジェジンを機能させず、中盤の3人がDFと密に連携しながらガンバの攻撃を絡め取り、ボールを奪ったら素早くサイドに流れるパウリーニョ(怪我で交代後は柳沢)にボールを送る狙いが徹底されており、ガンバが疲れからか中盤のプレスが緩んだと思ったらどんどんと前線に選手が飛び出す積極性もあった。

それでもガンバはポゼッションで圧倒的に優位に立ち、前後半とも途中の時間帯までは圧倒的にチャンスを作っていたが、シュートはクロスバーに阻まれたり水本のアクロバティックなクリアなどもあって、後半30分まで得点を決められなかったのが痛かった。おまけに疑惑のPKと踏んだり蹴ったり。遠藤があそこまでイライラしてたのも珍しい。

開幕前に、京都は後ろが弱いのでは?と書いてしまったけど、中盤の佐藤勇と渡邉、安藤は安定感があり、李正秀はフィジカルと足技を兼ね備えており、ルーキーの染谷もデビュー戦とは思えないほど落ち着いたプレイぶりで、昨シーズンよりも明らかにバージョンアップされている感じ。正直、スマンかった(笑)。

さて明日はいよいよバーレーン戦ですな。相変わらず全く緊張感が無いけど、試合後に緊張が湧き出てくるような事が無く、淡々と2010年を迎えられるような結果であって欲しいところですな。

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2009年03月26日

「やっぱり迷走」ナビスコカップ予選リーグ 柏-FC東京(3-1)

東京は前節のリーグ戦と同じメンバーで継続を図ったのに対し、柏は実に初先発が7人とメンバーを大きく入れ替えて臨んだ試合だったが、内容も結果もメンバーから予想されるものとは逆の結果に終わってしまった。

リーグでは平山の高さを活かしたサッカーで結果を出した東京だったが、この試合ではまた何故かボールをつなぐ方向性に戻ってしまい、それにしては柏のほうが出足で圧倒的に上回っていたので、序盤のセカンドボールの支配は柏が圧倒的だった。

東京は平山をトップ下の位置に置き、カボレを1トップにして左右の高い位置で起点を作る形に変えてからは多少ゲームが安定したが、シュートは可能性の低いものをただ連発するだけで、結局得点はバックパスの処理を誤ったGK南のミスを拾ったカボレによる1点のみに終わってしまった。

後半開始直後の明らかな誤審によるPKは気の毒だったが(それ以外の判定は家本らしくない安定ぶりだったけど(笑))、パスサッカーにこだわる割には出足も連動性も相手に劣っているようではどうしようもない。チームにこれという形が出来上がらない以上、何か思い切った策に出るのも一つの手ではないかと思うが・・・

逆に柏は、ここまでの3節全てが引き分けとは思えないような活きのいいプレイぶり。フランサがいない分、東京の中盤にしっかりとプレスをかけ、ボールを奪ったらすぐにサイドへ飛び出す狙いが徹底しており、昨年の柏が得意としていたサッカーが蘇った感じだった。今期はポゼッションサッカーを目指しているらしいが、それとの使い分けをどうするのかも見ものである。

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2009年03月25日

日本のWBC優勝と千葉のサッカー

昨日はWBC決勝で日本が韓国を破り、2連覇を果たしたようですね。

プロ野球と言うものに愛想が尽きて、とうの昔に野球からは遠ざかってしまっている私ですが、昨日あちこちで携帯テレビに見入っていたり、立ち寄った居酒屋でWBCの話題で盛り上がっているのを見ると、いくらメジャー選手が大量辞退していて世界一決定戦とは名ばかりの大会だったり、アメリカ本国ではほとんど興味が持たれていなかった状況にせよ、この不況下で国民が盛り上がれる話題があるってのは悪くないな、と思わされましたね。

サッカーでは28日にバーレーン戦がありますが、「一般国民」的にはもう出るのが当たり前のようになっているワールドカップの予選、そして今のところ2位安泰という状況では、まあ残念ながらWBCまで盛り上がるって事も無いでしょうね。サッカーファン的には、もちろんアジア予選程度で盛り上がる事態になってもらっちゃ困るのですが(笑)。

そんな事を思いながら、昨日は酔った頭で千葉対川崎の試合を見ていましたが、既にあちこちでも書かれている通り、今時珍しいアレックスの中村憲に対する「便所までついて行く」オールコートマンマークが凄かったですね(笑)。

千葉もそれで勝てればいいのだけれど、開始40秒で先制したのはいいんだけど、結局10人サッカーでは守備のバランスが取れずにプレスがかけられず、ズルズルとDFラインが後退してしまい、後半にはアップアップの状態で何とか引き分けで逃げ切りという有様。

もちろん、「ハレ」のWBCに対して「ケ」のJリーグ、最終的には勝ち点1の差が天国と地獄を分ける自動降格枠3という現実を考えれば、上位チームとの戦いで、相手の良さを消すだけのサッカーに理解が出来ないわけではないけど、ホームでそれをやってしまって結果も出せないってのはプロスポーツとして寂しいですよね。イタリアのプロビンチアでさえ、ホームではビッグクラブが相手でもこの試合の千葉より攻撃的ですよ。

いくらベニテスの下にいたとは言え、一応プレミアリーグから来たのですから、せめてサポーターに夢を与えるサッカーをやって欲しいところですなあ。

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2009年03月24日

「中村、大丈夫?」スコットランド・プレミアリーグ第30節 ダンディーU-セルティック(2-2)

スコットランドリーグカップで負傷した中村が早速復帰先発した試合だったが、後半は多少マシになったとは言え、それまでの出来は本当に酷いものだった。

守備ではほとんど横を走るだけのアリバイ守備で体を張ったスライディングは見られず、攻撃でもボールを受けて周りを見ている間に取られたりと、全くらしくないプレイを連発。いつもの中村なら、サイドやセンターに自由なポジションを取ってセルティックの攻撃に変化を付ける存在なのだが、この試合ではミスが多すぎてチームメイトから無視されてしまっている有様だった。

当然、中村を経由しないセルティックの攻撃はいつも通りの一本調子になってしまい、良いタイミングと精度で縦パスが入らないのでフェネホール・オフ・ヘッセリンクは中村以上に消えた存在と化し、マクドナルドの飛び出しとマクギーディのドリブルが唯一の攻撃手段という寂しさだった。

対するダンディーUは、ボールを奪ったらシンプルに早く人とボールが縦に動くサッカーで常にセルティックに圧力をかけ続け、マクドナルドに先制は許したものの、後半になるとヴァレンシアBから移籍したサンダサの鋭いプレーで逆転。最後は息切れしてセルティックに追いつかれはしたが、サンダサはセルティックのFWと交換して欲しいぐらい(笑)かなりの当たりで、とても良いチームになって来た感じ。

それにしても、バーレーン戦でも働いてもらわないといけないのに、中村のコンディションは大丈夫なのだろうか?

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