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2008年08月29日

スコットランド・プレミアリーグ第3節 セルティック-フォルカーク(3-0)

解説の方もネット上での評判も、セルティックが見事なパスサッカーでフォルカークに完勝!という見方が多い試合だったが、個人的には希望と同時に危うさを含んだ試合だったなと思った。

確かに、フォルカークの運動量が落ちた後半途中からはセルティックがほとんどボールを支配しきった展開になっていたが、前半途中まではフォルカークのパス回しにセルティックは中盤で全くボールが奪えず、後半もカウンターに対してセルティックのDFのチェックと押し上げが足らずにシュートまで持って行かれる場面が見られ、格下相手ならともかくとして次のレンジャーズやCL本選で、強い相手のパスとプレスに対抗するだけの力強さがあったとは思えない。

とは言え、フェネホール・オフ・ヘッセリンクとサマラスが2トップだった時間に比べて、怪我のフェネホール・オフ・ヘッセリンクに代えてマロニーが入った後のほうが総合的にも内容は良かったし、クロスのマクギーディとスルーパスのマロニーというように、同じドリブラーであっても持ち味が若干違うために役割が重なる事も無く、可能性という面では希望が見えたのは確かだ。

サマラスやマロニー、そして中盤からの縦パスという武器を見せたクロサスらを今のスタメンにどう組み合わせていくのか、現代のポゼッションサッカーに必要不可欠なDFの押し上げと中盤の守備意識によるコンパクトネスをどう実現するのか。監督とチームがここからやらなければならない仕事の方が、ここまでよりもはるかに大変なのは確かである。

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2008年08月28日

スコットランド・プレミアリーグ第2節 ダンディー・ユナイテッド-セルティック(0-1)

私的に週末の某イベントに向けてバタバタしているので、ごく簡単に。

まあぶっちゃけ、ホームのダンディーUがひたすらプレスで押し捲る中を、セルティックが何とかかんとかしのいで、少ないチャンスに中村が右サイドで溜めて折り返したパスをハートリーがうまく流し込み、そのままセルティックが逃げこもうとしたが最後は耐え切れずに追いつかれるという良くある展開(笑)。

セルティックは中村が手術直後なのに先発と、いかにも前節が中村抜きでうまく行かなかったかを証明するかのような起用だったが、序盤こそセットプレイやパスの精度が悪かったものの、途中からは徐々に正確性も取り戻し、68分で途中交代したが運動量的にも十分な働きを見せていた。

その後の試合も一応見ていたが、誰も彼もが攻撃時には縦に急いだ展開になってしまい、中村が出ていた時に見せていたような、ワンタッチでバックパスをしてボールを落ち着かせるような場面が無くなり、早く遠くへとボールを動かす選手ばかりのセルティックの中では、日本とは逆に中村のバックパスが有効になってしまうんだなと変な感心をさせられた(笑)。

それにしても、マクギーディもロブソンも結局セルティックに残ってしまい、そこに再移籍して来たマロニーやバルサから移籍したクロサスまで加わるとなると、水野に出番が回ってくる可能性はほぼ無くなってしまったねえ・・・このままだとさすがにまずいので、どこかにレンタルに出してくれるといいんだけど。

さて、ドイツ組は軒並みベンチつー事で9月からのスカパーをどうするかそろそろ考えないとなあ・・・

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2008年08月27日

バーレーン戦メンバーに見る岡ちゃんの迷走

昨日は久々に深酒をしたせいで夜は早々に沈没してしまいました。

なので当然戦評を書けるネタは無いので、あまり気が向かないですが(笑)バーレーン戦のメンバーについて一言。

はっきり言ってこのメンバーを見た瞬間、「ああ岡ちゃんは完全に迷走しているな」との思いが頭によぎりましたね。

中盤には海外組がずらりと並び、岡ちゃんは経験や暑さに慣れている選手という事でメンバーを選んだそうですが、現在レギュラーで出場中なのは中村ぐらいで、あとは長谷部も稲本も松井もベンチスタートの状況で、おまけに欧州はシーズンが始まったところで試合勘が戻っているとは思えず、これで本当に暑さの中で90分間走れるんでしょうか。

FWも巻や田中達はいいとしても、玉田はウルグアイ戦の失態も含めてとうてい好調とは言えず、佐藤が田中達・玉田とスピード系が揃っている中で何を期待されているのか分かりません。相手がカウンターを狙ってまず守りを固めて来るのは明白なのに、ウルグアイ戦で巻をパワープレイ要員と考えて試合に出さなかったのも不思議です。

五輪を見ても、1トップまたは0トップ戦術はよほどポゼッションの連係が取れていないと機能しないのは分かっているはずなのに、ウルグアイ戦を連係を高めるために戦ったわけでもなく、これでは五輪並に出たとこ勝負になるのは間違い無いですよ。

まあ、今の日本がバーレーンに対して大敗するほど落ちぶれてはいないと思いたいですが、どう考えてもジーコジャパンや反町ジャパンの道を歩んでいるようにしか見えないのは私だけでしょうかねえ・・・

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2008年08月26日

J1第22節 浦和-磐田(3-1)

ツールドフランス以来、久々に見たJリーグだったが、色んな意味でデジャヴを感じる試合だった。

浦和はポンテが復帰して3バックになった事で、去年までの3人で攻めて7人で守る前後分断サッカーに逆戻りという感じ。とは言え、2トップにワシントンがいるわけじゃないので、完全に3人で点を取ると言うよりは、ある程度後ろに重心を置いた状態で戦い、前線がボールを持てる状態になったら後ろから攻撃参加をかけて畳み掛けるというサッカーだったけどね。

逆に磐田はジウシーニョのボールキープとドリブルを軸にショートパスでサイド攻撃を仕掛けるサッカーで、前半はそれが非常に機能して浦和を圧倒していたのだけれどサイドを何度切り裂いても得点にはならず、ようやくアーリークロスから前田が落としたボールをカレンが決めたと思ったら、あっさり田中達にドリブルで持ち込まれ、シュートのこぼれ球をポンテに決められて振り出し。そして後半は前掛りになったスペースを浦和に使われて失点を重ねると、まるで最近見たどっかのチームのような「日本」ぶりだった(笑)。

こちらも復帰して間もない田中達が、どうにも点が取れそうに無いバーレーン戦のFWの中で、度々鋭い反転やドリブルでキレの良さを見せていたのは喜ばしいし、前田も怪我さえなければ代表のスタメンでやれるポテンシャルがあるのは確認できたが、追加召集が噂される高原はまだ好調と呼べる状態には無いし、試合が3バック同士のコンパクトさとは縁遠い内容だったことを考えると、日本やJリーグはこのままじゃまずいだろうとつい鬱が入ってしまう(苦笑)。

最終予選やACL決勝トーナメントが目前に迫り、また日本が戦う舞台はアジアに戻ってくるが、五輪やウルグアイ戦で感じた世界との差を忘れずに精進していってもらいたいところである。

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2008年08月25日

北京五輪で金メダルのアルゼンチン、そして柔道

昨日はようやく北京五輪男子サッカー決勝戦、ナイジェリア対アルゼンチンの試合を見ることが出来ました。

勝ったアルゼンチンは、ビエルサ時代の戦術が徹底された流動性や連係というものはあまり感じられませんでしたが、一人一人の判断力、キープ力はまるで中田旅が10人いるようで、しかもボールを受けたらすぐに反転してスピードアップという、反町ジャパンには欠片も無かった仕事の出来る選手が、メッシにアグエロ、ディマリアと3人もいるのだから強いのは当たり前ですよね。

日本も一応森本というそういうプレイが出来るはずの選手がいたのですが、1トップで孤立していたのもあったのでしょうが、何故か反町ジャパンでは最後までそういう機会は作れませんでしたねえ・・・

もちろんナイジェリアも圧倒的な身体能力と、予測しにくいタイミングと角度で矢のように放たれるシュートで、特に1点を取られてからはアルゼンチンゴールを脅かす猛攻を見せはしたのですが、アルゼンチン選手のU-23とは思えない老獪さで相手のリズムを切るボールキープを見せ、ナイジェリアを最後まで調子には乗らせませんでした。

日本にメッシがいれば、とはよく言われる願望ですが、確かにメッシだけで何人力という存在にはなり得ますが、まずその他の選手がしっかりした判断力とテクニック、スキルを持つ必要性があるのだという事を痛感させられました。

さて、昨日書いたエントリーに対してZERO様から大変丁寧な長文をいただきました。

>>男子柔道の不振
>>戦略の欠如
>>一本を取ることにこだわる
これはちょっと違います。

そもそも近年の日本の男子柔道は強くありません。柔道という競技は、かつてシドニー金メダリストの滝本選手が仰っていたように、普段全く報道されないのに、五輪になると、急に日本発祥だからという理由で金メダルを期待されるから、期待と結果のギャップが発生し、それを不振だのなんだのと言われてしまうのだ、という悲しい性を抱えていることをまずご理解ください。。

ご存じないかもしれませんが、昨年のリオの世界選手権で日本男子は五輪実施階級で優勝者がゼロでした。この中で、上向くのを期待するのと言うのが間違いです。実は、忘れられていますが、同様の傾向は既に7年前、シドニー翌年のミュンヘンの世界選手権では五輪実施階級での優勝者は井上康生ただ一人でした。

もう古い話になりますが、かつてスキージャンプが隆盛を極めたとき、その翌年の世界選手権(ただし主要種目のラージヒルではなくノーマルヒル)で表彰台を独占し、その結果これまでの強化方針は間違いでないと誤解した結果(当時のヘッドコーチ自ら認めた)、日本は長期低迷へと進んでしまいました。

事態はジャンプと同様です。問題点は既に7年前に分かっていながら、大阪で盛り返し、アテネで野村、内柴、鈴木桂治が優勝してしまったため、そのままの強化方針で進んでしまったのです。

アテネで優勝したと言っても、野村は連覇を狙うベテランですし、鈴木桂治も大阪で優勝しています。従って、大阪からアテネの一年でぐっと伸びて栄冠をつかんだのは内柴ただ一人という状況でした。従って、前年の世界選手権を踏まえての強化が当たった、4年間である選手を伸ばしたという訳ではなかったのです。(つまりこの時点で強化方針は間違っていただろうし、結果は出たものの選手個人がポテンシャルを発揮しただけ、という可能性が極めて高い)

その証拠に、古賀-吉田時代を終えて暗黒の階級と化した78kg、81kg級ではシドニーからの8年で誰も優勝していません。特に81kg級は深刻でほとんどが初戦敗退か、敗者復活に進んでも、敗者復活最終戦にもいけない状態が続いています。

その結果、やはりアテネ翌年のカイロで成績が落ち込み、前述の通りリオでは過去最悪の成績となってしまいました。

ということで、問題点ははっきりしていたはずですが、アテネの栄光に目がくらみ対応が遅れたというのが私の考えです。戦略の欠如は確かですが、一本を取る柔道がどうのこうのというのは関係ありません。反例として一本を取る柔道を貫いた韓国選手が60kg級で優勝していますし、自分の柔道を核としながらいかに対応するか
ということが問題なのだと思います。実際に女子は実力を発揮しているのですから、少なくとも一本を狙うことと結果の相関はないもの思われます。(男女ともに一本を狙うことに差異はないので)

特に、問題点としてあげられるのは

・組み手

これにつきます。よく出る自分の組み手になれなかったとか、レスリングスタイルが、というのは既に7年前から指摘されていたことです。それに対応すれば勝てたと思います。

ご参考までに、

http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080816/1218994547

で紹介されている日経新聞の記事をお読みください。

それから、他の問題点として、柔道は競技人口の減少及びそこから発生する選手層の薄さ、他国の急速なレベルアップ、政治力のなさ故IJFで主導権を発揮できない、ということが挙げられます。

柔道は五輪を見る限り強そうですが、競技人口では既にフランスに抜かれ、練習環境や普及度、人気でも負けています。そのフランスですら今回の男子は優勝者を出すことが出来ませんでした。それぐらい外国選手は力を付けていますし、たとえ前年世界選手権を優勝しても、あっさり敗退するシーンも散見され、そう簡単に優勝を狙える状況はありません。

さて、一本を取る柔道云々ですが、五輪のような場面で一本を取れる技がなければそれだけ勝つチャンスを減らすだけのことです。闇雲にポイントを取れば良いんだというのは間違っています。朽ち木倒しにしろ、双手刈りにしろ、簡単に掛かるものではありません。一本を取れる技があって始めてポイントが取れるものです。例えば寝技が弱いというのはサッカーで言うセットプレーを放棄しているようなものです。一本を狙えないとしたら、それはサッカーで言う流れ中で点を取る形がないものと同様です。

ただ、サッカーと柔道が違うのは柔道は多分に格闘技の要素が強く、ボクシング同様に、手数を出すことや動き回ることで、印象点(ボクシングの減点、柔道で言う反則)を狙えることにあります。ただし、最近は手数を狙うだけの露骨な技は掛け逃げを取られるシーンも目立ち始め、やはり一本を取れる技がなければ厳しいのが実情です。

また、ポイントを狙うような柔道(例で言えば金丸選手)をやっても日本人は勝てません。なぜか?ジュニアの時代から、足を最初から狙うような柔道は教えられていませんし、そもそもルールで規制されています。(講道館審判規定と国際審判規定とは違うんです)外国人のまねごとをしても中途半端になるだけですし、粘りや精神力だけで勝てるほど世界レベルの大会は甘くありません。実際に粘りが持ち味の女子の佐藤選手はあっさり負けましたし、金丸選手も相変わらず組めないまま負けました。

長くなってしまいましたが、まとめると、一本を狙うというのは間違っていないと思います。そのための技を磨くという方針も正しい。問題はそこからの「戦略」です。組ませてくれないならどうやって組むか、レスリングスタイルでくるならどう対応するのか、自分も取り入れるのか、どう情報収集して研究するか等々です。

例えると、組ませてくれない、というのはサッカーで言うディフェンスの寄せが早くなって現代サッカーではスペースが減少しているものと同様とお考えください。つまり、スペースがあるユルユルのJベースのサッカーが世界では通じないように、ゆっくり組んで一本を狙うようでは駄目ということです。

なお、レスリングスタイル(出自は旧ソ連系)については北京五輪後のルール改正で規制を始めるということが以前報じられました。あのスタイルは見てて面白いものではありませんし、テレビ受けを狙ってGSやカラー柔道着を導入したIJFの求めるものではないでしょう。やはりIJFも一本を狙い合う柔道が見たいのです。(だから一本を狙う井上や鈴木は欧州でも人気でした。古賀などは神扱いです)私の考えでは、ルール上でも日本古来のスタイルと海外のスタイルが混じり合う過渡期なのだと思います。ですから、その過渡期を過ぎたルールへの対応がこれから求められるのだと思います。

柔道の場合サッカーと違ってコア(伝統)は間違っていません。では、勝つためにどう組み立てていくかというロジスティックスやコーチングの問題です。そして、それを担える人材の問題です。サッカーと似ているのはむしろ野球ではないでしょうか。


柔道門外漢の私には、全てごもっともでございますとしか言えないわけですが(笑)、日本に長い歴史と成功体験がある柔道や野球と、歴史が浅くて未だ日本のスタイルというものが見出せていないサッカーとでは、若干立ち位置が違うような気がしますね。

前者は日本の伝統を世界の流れにどう合わせて行くかという部分に悩みがあるのでしょうが、サッカーではそもそもまだそういう悩みを持てる域にすら達していません。

こればかりは、協会トップからアマチュア世代が一掃され、世界を知った世代が若年層の隅々にまで指導者として行き渡るまでは難しいのかなと思いますが、そもそもその世代の旗手となるべき人物が旅やチャリティにしか興味が無いのだから暗澹たる気分は増すばかりですなあ(苦笑)。

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2008年08月24日

日本に欠けているのは「戦略」という思想

昨日は男子サッカー決勝を夜見る予定だったのですが、飲み会があったために寝オチ(笑)。

なのでネットで情報を収集していたら、野球で代表が負けた敗因についてのコラムがあって、「ああ、どこも結局原因は一緒なのだな」と思ってしまいました。

男子柔道で日本が不振だったのも、ポイントを稼ぐ柔道という世界的な流れの中で一本を取る事にこだわったためと言われていますし、やはり世界で結果を出すには、今やっているプレイや指導が本当に世界で通用するものなのかどうか、そうでなければどう対処するのかという戦略が必要なのだなと痛感します。

サッカーの場合、幸い他競技に比べると世界に相対する機会は多いですし、ファンも選手もある程度世界に対する普遍的な目を持っています。ただ、天津のピッチ状態すら予測できなかったように、肝心の協会がダメダメなんですがね(笑)。優勝したアルゼンチンのように、育成にしっかりした継続性を持たせられないと、いつまで経っても五輪やW杯は健闘どまりのままでしょうねえ・・・

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2008年08月23日

劣化版オランダと呼べる日本

北京五輪の日本対オランダの試合をようやく見ました。うん、この試合も悪くない内容だったと思いますよ。

当然オランダのほうがパスのスピードや1対1の強さで上回り、日本は終始押されながらの試合でしたが、局面局面ではしっかりと守ってオランダに好き勝手させず、中盤でのパス回しもきちんとつなげていてあまりミスが無い。

ナイジェリア戦でも書きましたが、少なくとも個人のタレントや身体能力以外の部分では、日本は世界の平均レベルに追いついた、つまり今回五輪で戦った、Jリーグでもオールスターにノミネートされそうな選手であれば、オランダやナイジェリアのU-23と互角に近いところまでやれるというのは、日本として誇ってもいいところだと思いますね。

ただ、やはりこの試合でも中盤から前線に供給する詰めのパスが、何となく中盤でのパス回しそのままのリズムで前に運んでしまっていたり、相手のパスをカットしたらすぐに放り込んでみたりと、ナイジェリア戦よりは早く攻めようという意思は感じられたのですが、あまりにシンプル過ぎてスペースを作ってフリーな選手を作ろうといったような策が無い。これじゃ、世界レベルのFWを持たない日本では、よっぽど相手が大きなポカでもしてくれない限り、どうやっても点は取れませんよ(苦笑)。

ボールを一瞬キープして相手を引き付け、その動きで空いたスペースに飛び込んだ選手に絶妙のタイミングでパスを出す、ショートパスのつなぎの間に大きなサイドチェンジを交える、足元のパスが続いた後にワンタッチで浮き球のパスをDFラインの裏へと送る、そういった緩急を付けられる選手がいればまた少しは違ったんでしょうけどね。

中盤にクリエイターがいなくて緩急が無い、FWにスーパーな人材がいない、そして見ていて楽しくない(笑)という点では、まあ日本も劣化版オランダという位置付けまでは来たのかなあと思った週末でした。

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2008年08月22日

結果的には4位で終わったなでしこだが・・・

ソフトボールが金メダルという快挙を成し遂げた裏で、なでしこジャパンは3位決定戦でドイツに敗れ、4位で大会を終えました。

昨日は、一応なでしこの試合の録画をセットしておいたのですが、事前の番組表では途中からNHK総合に放送が移る予定になっていたのに、総合のほうでは最初からソフトボールの中継になっていて、結局試合は前半の30分までしか見られませんでした(涙)。一応、夜中の再放送はチェックしておいたのですが、当然まだそれは見ていません。

なので、試合全体を通してどうだったかは書けないのですが、30分までの日本のプレイは本当に素晴らしかったですね。

ドイツに対して出足で圧倒的に上回り、素早いプレスで相手のミスを何度も誘発してはサイドのオーバーラップで惜しい場面を作り、どちらが世界チャンピオンなのかという試合を見せてくれていました。ただ、そこまで相手を圧倒していながら点が入らなかったので、こういう流れだとやばいなと思っていたら、やっぱり結果は敗戦になってしまいましたね。

いくら相手に押されていても慌てず、個人個人が的確に冷静に対処して相手の勢いを受け流す。ジーコ時代に日本がアジアの国に対して見せたプレイを、今度は世界という場でドイツに見せ付けられたというところでしょうか。こういう部分を経験によってレベルアップする事も日本には必要な事ですよね。

でも今大会のなでしこは男子に爪の垢を丼一杯食べさせてやりたいほど実に立派でした。メダルは取れませんでしたし、話題はソフトボールに全部持っていかれてしまったでしょうが、胸を張って帰国してもらいたいものです。

ところでその快挙を成し遂げたソフトボールですが、中継の後に寄せられた視聴者からの意見が相変わらず「感動をありがとう!」の一点張りだったのはげんなり。ソフトの頑張りに異論はありませんが、やっぱり世間は「スポーツ」ではなくて「芸能」を求めているという事なんでしょうか・・・

あと、登録リンクに「ARSENAL FC PAPERS」を追加しました。

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