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ツールドフランス第17-20ステージ
アジアカップサウジ戦での日本の戦い振りと、ラスムッセン&ヴィノクロフのドーピング問題で更新する気力が萎えていたツールですが、19ステージ個人タイムトライアルでのエヴァンスやライプハイマーの猛追を交わし、コンタドールが山岳での貯金を生かして総合優勝を果たしました。
本命候補だったヴィノクロフの自滅に加え、山岳でもラスムッセンとの競り合いによってタイムを稼いでいた事を考えれば、もろ手を挙げて実力での勝利とは言いにくい内容でしたが、潜在的にはランスやウルリッヒが去った後のステージレース界において、新たな伝説を作れるだけの力を持っているように思います。
残念ながら今年もツールはドーピングスキャンダルにまみれ、コンタドール自身もオペラシオン・プエルトでの関与が取りざたされているわけですが、一躍スターとなったこれからこそ、彼自身が反ドーピングの旗手としてメッセージを与えつづける存在にならなければなりません。
とにかく、今自転車競技に必要な事は、選手やチーム全てがドーピングからの決別に一致団結する事です。解説の栗村監督は、今の状況を魔女狩りだとか人権侵害だとかと言って選手をかばう発言をしていて、確かにその気持ちは分からないでもないですが、かつてサッカーでのサポーターの暴力事件の時にも書いたように、残念ながら今の状況では内側からの声は逆効果に過ぎないんですよね。
もちろん、自転車界内部のみの努力だけでなく、サッカー同様にドーピングを斡旋する裏社会に対する当局の厳しい摘発も必要になって来るでしょう。
来年こそ、心から楽しくツールを見られるような自転車レース界になって欲しいものです。
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アジアカップ3位決定戦 日本-韓国(0-0PK5-6)
ま、この結末は十分予想された事だったんだけどね。
おそらくと言うか、まず間違いなく何故フレッシュなメンバーを使わずに、よりにもよって山岸を使ったのかとか羽生にPKをさせたのかというところで、千葉枠に対するオシム批判がネットやマスコミで渦巻いているのだろうが、それを単なる監督批判のままで終わってしまったのでは、日本は相変わらずのまんまという事になってしまうだろう。
この大会で日本が見せた問題点、つまりシュートの少なさ、ドリブルなどの個人技で崩す意識の足りなさ、オーストラリア戦後の選手の集中力といったところが挙げられるが、これをあえて放置した韓国戦の布陣と選手起用にこそ、オシムの狙いと本心が表れているように思う。
それを具体的に説明するのはアクションのコラム用に取っておく事にするが(笑)、オシムが日本のサッカーを日本化するには、まずは日本サッカーの土壌という部分に注目して、3年後、いやもっと先の時代を見据えて根本から変えようとしているのではないか、という思いをこの試合で再確認させられた。
もっとも、そのオシムの深謀遠慮が3年後の結果として結実するかどうかは分からないわけだが、オシムが放つ次の一手が本当に楽しみになった。とは言え、ボロクソな意見を見るのは気分がよろしくないので、特に2ch関係は見ないようにしておこう(笑)。
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ツールドフランス第16ステージ
残念ながら今年もとんでもないスキャンダルが出ちゃいましたね・・・サウジ戦の後にこれでは、ますますガックリです(苦笑)。
まずはヴィノクロフ。アルプスでのブレーキの後にTTで爆勝と、これはかなり怪しいなと内心思っていたら、案の定血液ドーピング。それも他人の血液を使うと言う杜撰さだったのには呆れました。アスタナはチームごとの退去を勧告されたそうですが、チームぐるみである事を疑われたのでしょう。まあ、アスタナがカザフの国策チームであり、ヴィノクロフが落車からの不調によって想像を絶するプレッシャーがかかっていたにせよ、これは言い訳にはなりませんよね。
そして、16ステージを勝って総合優勝を磐石にしたはずのラスムッセンが、度重なるドーピング検査逃れのためにスポンサーを怒らし、チームは彼を追放。そしてコフィディスのモレーニがテストステロン陽性で、こちらはチームが関与した可能性は低いのですが、チームは責任を取って自主辞退。
てなわけで、コンタドールが自動的に総合首位に上がったわけですが、彼もオペラシオンプエルトでの関与が疑われているんですよねえ・・・このステージでコンタドールを引いていたアシストのライプハイマーが、ゴールではコンタドールをちぎってしまったというアシストにあるまじき行動をしたのですが、もしかするとコンタドールがアウトになる事をチームが半分覚悟してしまっているのかもしれません。
それにしても、ドーピング違反で年俸分の罰金と言うペナルティをかけられてもやってしまうのは、どういう心理が働いているんでしょうかね? 一生懸命やっている選手には気の毒ですが、これではさらにペナルティを重くされても仕方ないでしょう。まったくもって残念です。
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アジアカップ準決勝 日本-サウジアラビア(2-3)
今日のエントリーで、日本がオージー戦の日本ならサウジには勝てると書いたが、残念ながら日本はその時の姿とはかけ離れてしまっていた。
序盤こそ本来の動きを見せていたものの、すぐに運動量が落ちてスピードに乗った上がりやスペースを突く動きが消えうせてしまい、攻守にフォローが無くていつもの数的優位を活かしたサッカーが全く出来なかった。
さらに、ボールに対する反応が鈍いのでルーズボールの大半を奪われ、縦に出されるボールを前でカットすることが出来ず、リトリートするだけの守備になってしまって1対1の個人能力で勝負される羽目になってしまった。
結局、日本は肝心の運動量が無くなったことによって、オシムサッカーの長所がオセロゲームのように全て短所に裏返ってしまったと言える。これからアジア予選を戦う上で、中東アウェイでの試合など、環境的に過酷な条件にさらされる場合があるだろうから、そういう時にどうやって粘るかという宿題を突きつけられたと言えるだろう。
これで不本意な形で日韓戦が実現してしまったわけだが、今日の試合を見る限りでは韓国の運動量は完全にイラクを凌駕しており、日本の苦戦は免れないだろう。次は新しい選手を使うような事をオシムは語っていたが、何とかもう一試合意地の踏ん張りを見たいところだ。
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オーストラリア戦の回顧とサウジ戦展望
サウジ戦が行われる今日になって、ようやくオージー戦の感想です(笑)。
だいたい、頭に血が上っている状態で試合を見るのと、結果を知ってから冷静に見るのとでは試合の評価が大きく変わってしまうものですが、改めてオージー戦を見ると、やっぱり日本はそれほど悪くない試合をしていましたね。
特に守備においてはほぼパーフェクトで、ビドゥカを終始DFと中盤でサンドイッチにして自由にさせず、DFのクリアボールを拾ってのセカンドアタックについても、特に真ん中に陣取った選手にきっちりとマークを付けて、ミドルシュートに対する防御も怠っていませんでした。
ただ、中澤が攻め上がってボールを奪われた時に、中村俊がウォッチャーになってしまって鈴木がかろうじてスライディングで防いだ場面がありましたが、ダイブで相手にイエローが出て助かったものの、ジャッジによっては鈴木のほうにイエローが出る可能性がありました。こういう事は、特にサウジ相手では決してやってはいけないプレイですね。
攻撃については、高原の得点が結局中村の放り込みから生まれたように、延長になって矢野が入ってからもっとそういうプレイを増やすべきだったとは思いますが、それよりも気になるのはラストプレイの精度と判断ですね。
ゴール前での攻防が緩いJリーグに比べると、やはりオーストラリアは守備のカバーが早く、せっかくサイドのスペースにボールが出たのに、遠藤らが一瞬の躊躇で足を出されてクリアされる場面が目立ちました。前線のゴール前への飛び出しのタイミングも含めて、もっとプレイスピードを早める努力、選手間のイメージの共有がまだまだ必要だなと思いました。その点では中村憲は比較的良かったですけどね。
さて、いよいよ今晩はサウジ戦ですが、日本がオージー戦のような日本であれば、まず負けることは無い相手だと思います。怖いのはやはりメンタル面。日本がボールをキープする展開になるでしょうが、攻め続けるとどうしても守備の集中力が切れがちになります。日本は早く先制点を取って、相手を出させる展開になって欲しいところです。
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ツールドフランス第15ステージ
逃げて勝ったヴィノクロフに、最後の登りで果敢にアタックしたコンタドール、それに食らいついたラスムッセンはもちろん凄かったのですが、個人的には何よりもラスムッセンのアシストをしたボーヘルトの働きが感動的でした。
この日の2級・1級・超級と続いた峠をほとんど先頭で引きまくり、最後のペイルスルードでディスカバリーチームが放ったポポヴィッチのアタックも潰しきった鬼神の働きは、とても今年で引退を表明している選手とは思えませんでした。休養日を挟んでいるとは言え、次のステージは1級と超級が2つずつある頂上ゴールという最大の山場だけに、まだまだボーヘルトの力が必要となるでしょう。
それにしても、大ブレーキと大爆発が交互にやってくるヴィノクロフと言う選手は分からないですねえ。もしかすると一卵性双生児が交互に走っているんじゃないかと思ってしまいます(笑)。この日は大逃げで勝ったとは言え、まだ総合タイムで28分の差があり優勝争いにからむ事は無いのでしょうが、次も大いに暴れまわって集団をかく乱して欲しいですね。
さて、明後日はとうとうアジアカップとツールのクライマックスがジャストタイムでバッティングしてしまいますね(悩)。まあ当然アジアカップ優先になってしまうのでしょうが、日本には90分でサウジをさっさと片付けてもらって、上々の気分でツールを楽しみたいものです。
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ツールドフランス第14ステージ
ステージ後半に超級山岳2つ、しかも頂上ゴールという事で注目されたレースでしたが、最後の登りでラスムッセンとコンタドールが抜け出し、アルプスで登りの強さを見せた2人のマッチレースになりました。
最後のスプリントでコンタドールが抜け出してステージ初勝利を飾りましたが、ラスムッセンはコンタドールに対してボーナスタイム分を少し失っただけで2分23秒の差をがっちりキープ、しかも前日まで1分差にいたエヴァンスが遅れてしまったので、ランスやウルリッヒのようなタイムトライアルで絶対の強みを持つ選手が今年のツールにいない事を考えれば、残りの山岳でコンタドールにただついて行きさえすれば良いという非常に有利な立場に立ちましたね。
エヴァンスやクレーデンは、今まで彼らがグランツールを取れなかった理由、つまり調子が良い時は強い走りをするんだけど、いざ悪くなった時に立て直せずにズルズルと落ちてしまう悪癖を振り払う事が出来ませんでした。ヴィノクロフについては、昨日のTTが最後の意地でしたね・・・
これで総合争いの注目点は、ラスムッセンやコンタドールに、エヴァンスやクレーデン、バルベルデを襲ったクラッシュがやって来るのかというところになっちゃいました。それだけ、現時点では2人の登りでの力が図抜けています。これからまだ2日間もハードな山岳ステージが続きますが、目はまだまだ離せないですね。
つーか、次の準決勝までにオージー戦のレビューがとても書けそうにないや(笑)。
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ツールドフランス第13ステージ
オージー戦は気合入りすぎてあんまり内容を覚えていないので、またじっくり録画を見ます。
で、ツールはいよいよ勝負どころの個人タイムトライアル。
クライマーのラスムッセンがどれだけダメージを少なく押さえられるのか、ここまで団子状態の総合上位陣の優劣はどう動くのかが注目されましたが、意外にもTTで強さを見せると思われていた2位のバルベルデが大きく遅れ、後からスタートしたラスムッセンに抜かれるという衝撃的なシーンが見られてしまいました。
上位の中ではサストレ、マヨも遅れてしまい、総合争いはトップのラスムッセン、1分差でエヴァンス、2分30秒差でコンタドールとクレーデン、このあたりに絞られてきたと言えそうです。
しかし、このステージを圧勝した復活のヴィノクロフですが、そこまで調子が悪かったのに突然激走ってのは去年にも例の選手が見せたパターンだけに、ちょっと心配してしまいます。杞憂であればいいんですが・・・
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