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2007年03月29日

北京五輪アジア二次予選 日本-シリア(3-0)

何とか今日中に印象だけでも(笑)。

結果だけなら快勝だけれども、今日はちょっとシリアの出来が酷すぎた。A代表のペルーはおろか、あれならバンコクユニバーシティのほうが数倍手ごわい相手だったように思う。

まあそうなったのも前半に中盤でのチェックが甘くてシリアに攻め込まれながらも、家長の見事なミドルシュートで先制できた賜物で、それ以降はシリアが中途半端に攻めに出ざるを得なかったために、日本に攻撃のスペースが豊富に生まれる事になってしまった。

とは言え、3トップから2トップにした事で、中盤でのチェック能力が高まって今までの中盤のスカスカ感が減ったことはプラスに考えてよい点だったように思う。李は相変わらずフィットしてはいなかったが、平山はアジア相手であれば脅威な存在である事を引き続き証明したし、家長もA代表効果か前半は非常に積極的な姿勢が目立った。

それだけに、あれだけサイドでフリーになれて、バイタルエリアでも自由にプレイさせてくれた状態での3点は贅沢ではあるが、世界が相手である事を考えれば不満が残る。昨日の戯言でも書いた中盤でのプレイスピードという点でも、スペースがあるにもかからわず余裕を見せて足を止めてコネてみたりと、まだまだ意識の高さという面で物足りないものがあったのは事実だ。

これからU-22の選手がA代表に呼ばれる機会が増えてくるかもしれないが、アジアが相手であっても常に世界との距離感を考えながら、高い意識でのプレイを心がけて欲しいものである。

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2007年03月28日

プレイのスピード

明日から3日間ほど旅行に行くために、昨晩はアルゼンチンリーグのリーベル対ラシンの試合を見ながら荷造りをしておりました。

欧州に比べると注目度の低いアルゼンチンリーグですが、改めて見てみると、攻撃における縦へのベクトルについては、そんじょそこらの欧州のクラブとは比較にならないぐらいのスピードがありますね。

まず、中盤でボールを受ける時にはどの選手もまず1トラップで前を向こうとしますし、ボールを持ったときに少しでも前にスペースがあれば、必ずドリブルでボールを運び、前に進みながらパスを出しています。

これがJリーグだと、たいていの場合はボールを持つと足を止めて2タッチ、3タッチ置いてからパスを出しますし、前にスペースがあってもパスの出しどころを探してこねてしまい、出すところが無いと横パスやバックパスになっちゃうんですよね。

先日、ポルトガルに遠征したU-20代表チームがポルトガルに3-0で完敗してしまったようですが、A代表レベルを見ても、ボランチのポジションで常に前を向く意識を持ってプレイしているのが中村憲ぐらいの状況では、そう簡単に差は埋まりそうにないですよね・・・

今週末は北京五輪2次予選のシリア戦がありますが、中盤で前を向く役割を担っている梶山のプレイが鍵を握っている事は確かでしょう。その意味では復帰の枝村にも期待ですね。土曜に旅行から帰ってきて試合を見られる時間があればいいんだけどなあ。

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2007年03月27日

スタア三昧

いやいや、低視聴率はドイツでの失望のおかげですから。

今はフジテレビ739やWOWOWに加入していないのでEUROの試合は見る事が出来ず、昨日は週末に録画を溜めておいたサッカーアースやSUPERSOCCER、やべっちFCをまったりと眺めておりました。

しかし、スタア様がおいでなさったペルー戦とあって、地上波番組のはしゃぎっぷりは凄かったですね(笑)。日頃は拝金主義の協会やマスコミを批判しまくっている私ですが、単純に一般層向けの娯楽として考えた場合、やっぱりスタア様がテレビに出てくると華があっていいですよね。とは言え、私が華を感じたのは単に中村や高原という人物が画面にいただけという理由じゃないと思いますね。

例えば中村ですが、以前の代表であれば、まず自分がどういったプレーをするかという一人称語りがほとんどだったのですが、今回だとチームに対して自分がどう合わせるか、貢献できるかといったフォアザチームの姿勢がまず第一にあり、語る視線もしっかりと前を見据えた感じで明るく、高原同様まさにオシムが言うところの「日本選手に足りない自信と責任感」を感じました。

それは、CLなどでの高い経験を経て、しっかりと自分なりのスタイルを確立しているからこそなのでしょうが、誰かさんのように「自分らしいスタイル」に固執しすぎて、監督やチームメイトと衝突するような事態にならないで欲しいですがね・・・まあ、中村じゃそんな事は起こりそうも無いですが(笑)。

あと、登録リンクに「FOOTMANIA」を追加しました。

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2007年03月26日

オシムジャパンにおける海外組の今後

中村・高原の海外組が初合流と言う事で注目されたペルー戦だったが、戦評にも書いたとおり、ジーコジャパンレベルとは言わないまでも(笑)、オシムジャパンと言うよりは中村ジャパンのような感じになって、サウジ戦で見せた「らしい」試合からは一歩も二歩も後退した印象になってしまった。

確かに、中村が中盤でボールをキープして左サイドに大きなサイドチェンジといった「普通の」良い展開はあったが、引いた相手に対してクリスティアーノ・ロナウドやカカーといった破壊的なクラックがいない日本が普通の展開をしても得点に直結する事は難しいわけで、だからこそ中村が2人目、3人目の動きとなってもっと早いタイミングでスペースにボールを動かすオシムメソッドが必要になるのだ。

もっとも、それは中村一人の責任ではなくて、トルシエ時代やジーコ時代の中田の存在がそうだったように、苦しい展開になればなるほど周りの選手はボールキープをして展開出来る選手にボールを預けてしまうし、その選手は自分が一発でベストなパスを出そうとしてしまうのだろう。

おそらく、オシムとてこういう事になるのは想定内だったはずで、だからこそ試合前に「国内組が彼らを意識し過ぎ、リスペクトし過ぎている」という質問に、あえて反発して釘を指していたのだと思う。それにしても、海外組がここまでの結果を出すとは思わなかったかもしれないが。

2得点につながったセットプレイの精度はもちろんとして、内容面でもプレイの実効性や落ち着きと言う点では海外組と国内組では大きな差があったのも確かで、オシム的には逆説的な意味で、中村を必要としないチーム作りを目指して来たはずではあったが、理想と現実にギャップがあった事は認めざるを得ないところだろう。

その意味で、やはり注目されるのはアジアカップをどういうメンバーで戦うかという点なのは間違い無い。中村をオシムメソッドに融合させる事を第一に考えるのであれば、彼らをメンバーに呼ばざるを得ないだろうし、中村が入れば違うサッカーになる事について当面の間は許容する方針であれば、あえて今のフル代表に足りないクラック、松井や水野、家長といった選手を優先的に試す事も考えられる。

さて、オシムはアジア最終予選までの残り時間を見ながら、どういった強化プランで進めていくのであろうか。

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J2第4節 札幌-湘南(0-0)

3試合を終了してまずまずのスタートを切った両チーム。試合は、ともに組織的な守備を駆使する4-4-2同士のマッチアップらしく、スペースの無い中で1対1の競り合いが続く激しい展開で始まる。

しかし、徐々に札幌は布陣が間延びし始め、遠い前線に無理なスルーパスやサイドチェンジを通そうとしてボールを奪われ、湘南のアジエルのドリブル突破などから何度もシュートを打たれてしまう。が、札幌も守備を修正してバイタルエリアを重点的にケアをするようになると試合は拮抗し、それ以降はあまり得点機を作る事無く時間は過ぎていく。

後半になると札幌の出足が上回り始め、西谷のサイドを中心に湘南ゴールに迫るが、湘南も前線からのプレスや守備への切り替えが衰えることは無く、札幌もなかなか最後の一歩まで攻め込むことが出来ない。

試合終了間際に、札幌は2度ゴール前でのFKの機会を作るもののどちらも得点にはつながらず、結局試合はスコアレスドローで終了した。

どちらも非常に組織的に整っていて守備への切り替えも早いのだが、やはりJ2チームの宿命である得点力という面で課題が多く残っていることを露呈してしまった試合だった。ただ、湘南にはアジエル、札幌にはダヴィといったように、良いタレントを持っている助っ人はいるだけに、彼らをどううまく攻撃に組み込んでいけるかがカギになって来そうだ。

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2007年03月24日

キリンチャレンジカップ 日本-ペルー(2-0)

ちょっと今日は時間が無いので、試合経過や採点についてはパスということで。

まあ一言で言えば、良い意味でも悪い意味でも日本代表が「普通の」チームになった事を実感させられた試合だった。

たとえばジーコジャパンであれば、攻めはするけれども後ろはスカスカで最後は相手の個人技に振り回されてシュートを食らうような事になっていただろうし、国内組オンリーのオシムジャパンならボールと人は動くけれども一本調子のままに最後は息切れというパターンになっていたはずだ。

しかし今日の日本は、守備ではほぼペルーをフリーにさせる事無く、攻撃ではペルーが引いていたのもあり、選手がまだ4-4-2という形に慣れていない事と、海外組が入った事でお互いに感覚を探りながらのプレイになっていたせいか、選手の動き出しやボールの運びにオシムサッカーらしき物はあまり見られなかった。

それはやはり、中村がメンバーに入ったことが大きいのは間違いなく、日本がボールを奪っても周りの選手はまず中村を見てしまうし、中村自身もまだ代表におけるオートマティズムを持っていないので、まずボールを溜めてから考えるプレイスタイルになってしまうのは致し方の無いところだろう。

逆に言えば、いつものように後ろの選手がポジションを崩して攻めに出ないために、あまり守備に破綻を起こさなかったとも言えるわけで、ずっと今日のままじゃまずいけれども、こういうサッカーも出来る選択肢を作れたという点では良かったのかもしれない。

後半になって中村憲やU-22のメンバーが入ってからは、ペルーに疲れが出てきたのもあるが、縦に早いオシムサッカーらしい攻撃が出来ていたので、阿部や遠藤、加地といった今日は今ひとつ出来が良くなかったメンバーに対する刺激となって欲しいところだ。

あと、今後の中村や高原も含めた海外組の起用についての考えは、また後日にでも書きたいと思いますです。今日はひとまずここまで。

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2007年03月23日

スコットランド・プレミアリーグ第31節 フォルカーク-セルティック(1-0)

事前にセルティックが1-0で負けたとの情報が入っていたので、どれだけひどい内容の試合なのかと思ったが、案外普段通りのセルティックの内容だった。

ただ、セルティックにとって最も誤算だったのは、試合開始わずか5分でゲットしたPKをビーティーが外してしまった事で、これでフォルカークを勢いづけてしまったと同時に、PKとのバランスを取ろうと主審が考えたのか、それ以降は足元への厳しいタックルをほとんど流すようになってしまい、PKくさいファールはもとより、PA近くでのFKの機会も奪われてしまった事が痛かった。

また、この試合の2トップはミラーとビーティーだったのだが、彼らはひたすら動き回って守備陣をかく乱する柳沢のようなプレイが持ち味なのだが、シュートセンスもまた柳沢同様で(笑)、点を入れるのは運頼みという感じなので、フォルカークの集中力が落ちず、セルティックに運も味方しなければまあこういう結果は致し方の無いところだろう。

セルティックにしてみれば、この試合の事はひとまず忘れて次に切り替えればいいとは思うが、来期の事を考えればズラウスキやフェネホール・オフ・ヘッセリンクが怪我がちなだけに、FWの補強は必須だろう。つーか、正直ミラーやビーティーじゃCLは厳しいと思うんだけどね・・・

中村については、互いに退場者が出て10対10になってからは、スペースが出来たのもあって前線に飛び込む回数が増えたけど、それまではボールキープミスをさらわれて失点の原因となったハートリーが責任を感じてか前に上がりまくっていたので、後方でのパス出し地蔵になっていたのは少し寂しかった。ミラン戦を見た人の多くが語るように、プレッシャーがきつい中で決定的な仕事をする事が次の課題になっているだけに、残り少ない試合でそういう姿勢をどんどん出してほしいところである。

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2007年03月22日

ACLの2戦を見て

昨日は、久々にじっくりとサッカーを見る余裕が作れたので、ACLの2戦の戦評をアップしました。試合直後の戦評アップは久々なのでちょっと疲れましたね。

川崎・浦和ともに同じドローでも180度異なる印象になった結果でしたが、2試合を通じて改めてJチームの弱点と言うものが浮き彫りになってしまった気がしました。

まず1つは、両チームともに開始早々に失点してしまったように、試合の入り方のまずさ。川崎は相手の鋭いカウンターに対しての心構えが出来ておらず、ふわふわとしたマークのままに失点、浦和はJリーグと同じようにまったりとした守備で入ってしまったら、相手のイングランド的怒涛の攻めにアタフタして2失点と、日本とは違った戦い方をして来る相手に対しての経験不足を露呈してしまいました。

そしてがっちり引いた相手に対する攻撃の仕方。ペルシク・ケディリとホームで対戦した浦和もそうだったのですが、相手に引かれてしまうとパスの出しどころが無くなり、狭いエリアでちんたらと短く遅いパスを回しての攻撃になってしまうのですが、これじゃいつまで経っても相手を崩せないんですよね。

まさにその意味では浦和戦前半のシドニーFCがお手本で、大きな展開とフリーラン、PAの近くでは勝負とリスクをかけ、相手のペースに嵌る前に一気に試合を決める攻撃が必要なんですよね。まあ、シドニーはガス欠が早すぎたせいで浦和に追いつかれてしまいましたが、試合の入り方としては完璧でした。

事前に相手をしっかり研究して対策を立てた練習をし、ホームでは相手が慣れる前に一気に勝負をかける。Jリーグの試合ではなかなか出来ていない事ですが、国際試合ではそういった事が重要なんだと改めて認識させられましたね。

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