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今日の戯言
いやね、そこまではっきり言われても苦笑するしかないんですが・・・
さて、昨日のバーレーン戦を踏まえての今後の展開ですが、私はおおよそ宇都宮さんと同じような見解を持っています。
この前半戦を振り返って見ると、やはり「コンパクトに保って数的優位を作る」ための組織が徹底されていない日本は、各選手の1対1での攻防が試合内容にダイレクトに反映されていると言えます。例えば、イランには各局面でほぼ負け、バーレーンには中盤勝利の前線敗北で五分五分、北朝鮮には1対1の技術では上回っているものの運動量では劣勢、というところでしょうか。しかも、日本はその五分五分のバーレーン、運動量で勝る北朝鮮でのアウェイ戦を控えています。
イランとバーレーンがホームで北朝鮮に負けることは考えにくいのに対し、予選敗退が決まっても当然北朝鮮は異常な集中力で日本には勝ちに来るでしょうから、次のバーレーン戦に引き分けても苦しい立場が続く事には変わりありません。もしバーレーンに敗れてしまうと、日本の勝ち抜けに必要な勝ち点は11か12という事になってしまいます。しかも、バーレーンがイランに勝てばもちろん、イラン対バーレーンが引き分けに終わった場合でも、イランは日本に負けると得失点差でバーレーンを下回る可能性が出てきてしまうので、最終戦はガチンコでの勝利が必要という大変な事態になってしまいます。逆に、次のバーレーン戦に日本が勝つと、イランはバーレーンに引き分け以上で勝ちぬけが決まり、日本戦はバーレーンとの密約でもない限りはイランはメンバーを落として来てくれるでしょうから、日本にとって圧倒的に有利な状況になります。
この天国と地獄を分けるポイントとなるのは、やはりこの最終予選で満足な働きが出来ていないFW陣の踏ん張りというところになるでしょう。鈴木はまあどんな相手でもアレですからいいとしても(笑)、高原と玉田はいったいどうした事でしょうか。以前に書いたコラムで、「FWの能力が上がらない限り得点力不足は続くかもしれない」と書いたそのまんまになってるのが何ともはや。ともかく、アウェイ戦の相手が戦う意識を持って前に出てくるという展開では、身体能力の高いFWがいれば相手にとってかなりの脅威となるでしょう。となると、やはり久保の復帰に期待するしか無いんでしょうか・・・
また、次は出場停止明けで戻ってくる小野をこの布陣でどう使うかというのもポイント(と言うかマスコミの餌(笑))になりそうです。中田のボランチは運動量があってバーレーンのカウンター封じに威力を発揮したのですが、まだ本調子でないせいもあるのでしょうが小野に比べると持ちすぎの場面が多く、特に前半はなかなか攻めのリズムを作り出せずにいました。3-5-2で行くのであれば、トルシエ式に左の三都主を生かすためのボランチ的な右サイドでの起用で行くのが良いとは思いますが、ジーコが加地を外して入れるとは考えられず、中田も小野も攻撃で上がるのが大好きなので、ボランチで並用するのは危険過ぎますからね。はてさて、ジーコはいったいどういう手を打ってくるんでしょうか。
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今日の戯言
もう水曜日に迫っている運命のバーレーン戦ですが、ジーコは中田ボランチの3バックで行く模様で、これは良い方向にちょっと意外な展開ですね。ただ、2ボランチの一角としてなので守備の厳しさと言う点では不安ですが、まあ小野でも似たようなもんですしね・・・
ところで、まあ結果だけを見れば最悪だったわけだし、ネット上でも評判は散々だったイラン戦ですが、最終予選全体を通じての戦略を考えた場合、今後日本が取るべき方針が明らかになったメリットもあったように思います。
まず1つは、最終予選で叩き潰すべき相手をバーレーンに絞れた事です。やはり、選手の能力や経験、選手層を考えればバーレーンよりもイランが上なのは明らかで、その意味でイランが2試合で勝ち点2しか取れていない状態だと、それ以降に3連勝しないと日本戦までにイランの勝ちぬけが決定しないために、最終戦の日本対イランがガチンコになる可能性が高くなってしまうところでした。しかも、衰えを見せていたダエイが日本戦の怪我で引っ込んでしまったために、さらにイランの戦力的な穴が無くなって来たと言えます。
また逆に、日本がそれまでに出場を決めてしまう場合もこれからの3試合で2勝1分けまたは3連勝が必要になるわけで、これまた相当難しい確率になるのは明らかです。もっとも、その皮算用も日本がホームでのバーレーンに勝たないと全くの無意味になるわけですが、バーレーンは首位に立った事で必ず気の緩みが出てくるはずです。日本は普通にやれば、よほど運に嫌われない限りはまず勝てるでしょう。
2つめは、所詮日本に策は似合わないというのがはっきりした事です。ジーコは「田中がいなかったから4バックにした」らしいですが(苦笑)、ここでもイラン戦の前に4バックを推薦する文章を書いたように、4バックを採用した事はイランの布陣を考えると当然の策で、実際イランが個人技を前面に出して攻めてくるまではそれなりに押さえていました。しかし、結局はCBがつり出されないための4バックで中澤がつり出されて失点、いつもの運も味方にならずと裏目に出てしまったわけです。いくら策が理にかなっていたとしても、実際の運用は選手の自由に任されているジーコジャパンではあまり意味が無く、よそ行きのサッカーでは女神様も振り向いてくれないんですよね。
ジーコがまた事前にメンバーを発表してしまった事に対してブーイングが聞かれるようですが、たとえ相手がどういう布陣であろうと自分達が勝ち点いくつであろうと、鈴木、田中、三都主が入った「ジーコが選んだ」ベストメンバーの3-5-2で行き、それで結果が出なければしょうがない、といった覚悟と開き直りが選手にも我々にも必要なんだって事ですな。実に悲しい現実ですけど(笑)。
あと、バーレーン戦前のつかの間の現実逃避となってしまった週末の欧州予選ですが、スイス相手に無得点ドローに終わったフランス以外は、案外あっさりと順当な結果に終わりましたね。昨日はブルガリア対スウェーデンの試合を見ていたのですが、ブルガリアは攻めてはいたもののクロスやミドルシュートの精度に欠け、逆にスウェーデンは抜け目の無い得点で危なげなく試合をコントロールしていました。やっぱり、試合を最後に決定付けるのは攻撃陣の才能なんだなあと思い知らされて、あんまり現実逃避になってくれませんでしたけどね・・・
まあ何にしても明後日の大一番ですね。明日は都合でちょっと更新は不可能っぽいですが、明後日はしっかりと戦評をアップしたいと思います。ただし、もし負けてしまった場合は罵詈雑言大会になる可能性大ですが・・・(笑)。
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J2第4節 札幌-仙台(0-3)
昇格を目標にしながら都並新監督の元で調子が出ずにスタートダッシュが出来なかった仙台と、財政面の問題で若手への急激な交代を強いられながらも、柳下監督の辛抱が身になってきている札幌という対照的な両チームの対戦。札幌は掘井と中山元気が2トップの3-5-2で、仙台は怪我人などでスタメンが4人代わって何と財前が2トップの一角に入った4-4-2という布陣。
試合はホームの札幌が試合を完全に支配する。堀居や砂川の積極的なフリーランを中心として、ボールと選手が実にスムーズにつながり、仙台に対して雨あられとサイドからクロスを浴びせるのだが、FWに高さが無いのとそれをカバーするクロスの精度が無くて、とりあえず中央だけを固める仙台の守備を崩す事が出来ない。
仙台は、まったくどこぞの代表と同じような有様で、4バックと中盤の連動性が無くてプレスがかからず、ボランチとDFラインの間にスペースを空けては札幌にボールをつながれ、かろうじて低い位置でボールを奪っても、選手それぞれに約束事も連動性も無いのでただ横パスやバックパスを繰り返し、遅攻の果てに苦し紛れの長いボールを出しては簡単に札幌に跳ね返されるという悪循環のみ。
35分ぐらいからはようやく札幌も攻め疲れが出たのかペースが落ち、やや仙台が盛り返し始めるものの得点の可能性を感じる攻撃が出来ないままに前半は終了する。
しかし後半が始まって5分にいきなり試合は動く。仙台が今日初めてといえる中盤の清水が前線に飛び出し、ワンタッチで裏に出されたパスを受けたところで札幌の池内に体で止められPKをゲット。池内はこれで一発レッドで退場してしまう。PKは財前が難なく決めて仙台がワンチャンスで先制する。
その後は仙台が当然ペースを握ってパスを回すのだが、札幌も鋭いカウンターとセットプレイで惜しいチャンスを作って対抗する。しかし23分に、右の深いところからの財前のFKをフリーでいた三田が角度の無いところからヘッドを決めて2点目をゲット。そして39分にカウンターから最後は関口がフリーになって、ゴール前に切れ込んで3点目のシュートを決めて試合はこれで決まり。後は仙台が守りきって初勝利を決めた。
結果としては3-0という大差になりはしたものの、チームの出来としては逆のスコアになってもおかしくないだけの差があったと言える。それだけに、札幌の決定力不足と一度のミスでの退場が本当に札幌にとって惜しまれた。もちろん札幌はこれで下を向く必要は無いし、仙台は勝ったとは言え、これでは昇格を狙うだけのチームになったと胸を張れるところまでには行けてないという事をしっかりと反省、改善して行かなければならないだろう。
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今日の戯言
昨日の試合で内容が良かったと思う人~!
と聞いても約1名以外誰もそんな風には思ってないでしょうが・・・(苦笑) だいたい、プレスやオフサイドを積極的に行わないチームが相手とマッチアップする布陣を選択した場合、絶対に1対1で負けてはならないわけで、そういう意味で昨日の日本は、中盤ではボールが取れず、FWもキープが出来ず、2失点目も1対1でのミスが2度続くなどいいところ無しの完敗でしたね。しかしあれだけFWが役立たずで良く1点が取れましたよ。頼みの綱の、ジーコの悪運も残念ながらそこまででした(笑)。まあ、シンガポールや北朝鮮に接戦を演じてしまうようなチームですから、もともとアウェイでイラン相手に勝ち点3などはかない夢だったわけで・・・
何にしても、これで次のバーレーン戦は必ず勝ち点3が必要になってきました。ここで万が一負けるような事があれば、同勝ち点では当該国同士の対戦が優先と言うレギュレーションを考えると、最悪勝ち点12、つまり残りの3試合全てに勝利が必要というとんでもないがけっぷちに追い込まれてしまいます。そこまで行ってしまうと、もはや相手を終始圧倒するようなサッカーが出来ないジーコのやり方じゃ無理でしょうね。つーか、自然と更迭になってしまうでしょうが。
しかも、次はこの日唯一攻撃のリズムを作り出していた小野が出場停止です。ただ、昨日は相手が引いてからだったとは言え、中田がボランチの位置でそれなりにやっていたので、3バック+稲本を1ボランチにして中田と中村を並べるような攻撃的な布陣を期待したいんですけどねえ・・・ま、多分小野の代わりに遠藤か中田コを入れておしまいだとは思いますがね。さらにホームでも4バックにして来るようなら、今度こそ女神が徒党を組んでやって来てくれるのを願うしかありませんな(苦笑)。
そのバーレーンですが、北朝鮮戦でのイエロー累積で2人が出場停止、そしてアラー・フバイルも怪我と飛車角落ちの状態です。試合も北朝鮮戦を見る限りでは、中央はがっちりと固い守備を見せますが、サイドに攻撃を振られるとマークが甘くなる欠点があるので、日本がそこをどれだけ突くことが出来るかですね。その意味で、キーマンはイラン戦に出場していない三都主になると思います。そこに、ボランチやCBの攻撃参加で分厚い攻撃を仕掛けたいところです。相手のカウンター対策としては、まず右のCBにスピードのある坪井を置いて、とにかく攻撃を遅らせてもらう。もしそこが田中だったら・・・やっぱり女神様にすがりましょう(笑)。
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今日の戯言
普通に負けちゃいましたね・・・まあ個人の力で勝負のジーコジャパンが個の力でイランに負けたのだから、そりゃ勝てませんわ。ヤケ酒飲んで不貞寝したいところですが、それでも原稿は書かないといけないわけで、とりあえずこれから頑張ります(涙)。
ちょっと息抜きで一言。まあ2点目は予想通り、サイドが中村1枚でぶち抜かれて中澤がサイドにつり出されて宮本と加地がハシェミアンを止められなかったですね。攻撃では、高原と玉田が何も出来ませんでした。まあ、イランのアウェイではこの結果は悪い方向に「想定済み」なわけで、肝心なのは次のバーレーン戦です。首位に立って浮かれている相手にとっとと2点をぶち込んで欲しいですな。
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今日の戯言
普通それは監督が決める事なんじゃ・・・
とイラン戦を明日に控えつつも、いつもながらのツッコミをしてしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、この2日間は明日やって来る大嵐に備えて斎戒沐浴・・・するはずも無く、録画がたまっていたサッカー以外のテレビ番組を消化しておりました。しかしそうやってイラン戦をしばし忘れてのんびりしているこの時間に、遠く離れたテヘランに選手はもちろん取材陣やサポーターが集結して戦いに備えているのが、何かちょっと不思議に思ったりします。
その代表ですが、まあ予想通りと言うか今まで一度として機能した試しが無い4バックのバランスは酷い事になっているようですね。しかもサイドの問題だけじゃなくて、小野と福西という運動量で勝負しないタイプのボランチを並べてしまった事で、カリミのドリブル突破に対して4バックの中央2人が完全に丸裸になる危険性が増してきたと言えます。
高い位置でボールをキープして攻めるのが大好きな中田は福西に文句を言ってるみたいですが、そもそもジーコがそういうサッカーをするための人選をしてませんし(苦笑)。今の代表メンバーであれば、少なくとも松田と中澤をCBに置いて、福西の代わりに稲本で行くぐらいの事をしないと無理ですからね。ま、今まではこういうところをほったらかしにしたままで試合をしていたのですから、言い合いをしている場面が出てきただけでもマシだと思うしかありません(笑)。
五輪代表を見ても、中盤スカスカサッカーだと3バックの前に今野や鈴木啓太といった猟犬タイプを2枚並べてかろうじてプレス守備を機能させていたのを考えても、もはや日本の生命線はいかにパス回しや個人のキープ力でポゼッションを回復させて、試合を落ち着かせる事が出来るかどうかにかかっていると言えます。しかしそれも個人能力が高い海外組が合流してからの練習が2日しか無い状況ではどうにも苦しいところです。
まあどっちにしても、3バックだろうが4バックだろうがどっかで守備の大穴を開ける場面が出てくるのは間違い無いので、後は楢崎の頑張りとシュートミスを祈るしか無さそうですな。それで、運良く後半15分頃まで点を与えなければ、相手の疲れと焦りが出てきて大黒投入でカウンターから点を決めて勝ち点3、というおいしい展開の可能性も出てくるかもしれませんがね・・・
さ、とりあえず幸運のお守りでも買っておくか・・・
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今日の戯言
この3連休でいろいろとドタバタしていたら、いつの間にかイラン戦まであと3日と言う事になってしまいました。しかし本当に時のたつのは早いですね。こうやってグダグダと戯言を書いてたりなんかしているうちに、あと5ヶ月もすればドイツW杯でのアジア代表が決まり、やっぱり来年には本大会になってしまっているわけで、改めて時の流れの不思議さを思わないではいられません。
さてイラン戦を迎えたマスコミはと見ると、「中田と心中!」とか「全権委任!」とかのやたらと派手な見出しが躍ってますが、あの北朝鮮戦での大フィーバーに比べるとまったくおとなしいものですな。テレ朝は在日イラン人の特集とかを今回はやってくれないんでしょうか。まあ日本やイランそっちのけでバーレーンと対戦する北朝鮮の特集をやるのかもしれませんが(笑)。
その中田についてですが、先週末のインテル戦では前半途中までトップ下、それからは3ボランチの右としてプレイしていましたね。出来については、ボールタッチの感じはなかなか良かったものの、コンビネーションの問題があるのか次のプレイの予測が弱く、インテルの早い寄せにボールを奪われたり相手の急所への的確な走り込みが無かったりと、あまりチームに対して実効的な働きは出来ていませんでしたが、コンディション自体はそれほど悪く無さそうなので、イラン戦までの短い間にどれだけ代表のコンビネーションに溶け込めるかが焦点になりそうです。
また代表チーム全体については、イラン戦では4バックにするとか何とかの報道もされてはいますが、このチームはホームで弱くてアウェイで強いし、北朝鮮戦のようにしっかり国内組で固めて見ればグダグダだったりして全く読めないチームなので、とりあえず試合が始まるまでは一喜一憂せずにこちらもおとなしくしてようと思いますです。とは言え試合結果に関係なく、アクションコラムの締め切りの関係上、イラン戦が終わるとすぐに原稿を書き上げないといけない大嵐が待っているんですけどね(涙)。そんなわけで、当日のサイトでの戦評アップはちょっと無理だと思うので何卒ご了承を・・・
そして、イラン戦の翌日には欧州でもW杯予選の試合がありますね。注目はグループ1のルーマニア対オランダ、チェコ対フィンランドの勝ち点1差で4チームが並ぶ上位対決、グループ4のフランス対スイス、イスラエル対アイルランドの勝ち点8で並ぶ3チームの三つ巴、そしてグループ8のブルガリア対スウェーデンという首位対決といったところでしょうか。このうち、ブルガリア対スウェーデンについてはJSPORTS1で生中継があるようですね。さて、この日はイラン戦後の余裕の観戦となるのか、つかの間の現実逃避となるのでしょうか(笑)。
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イタリア セリエA第29節 ユベントス-レッジーナ(1-0)
レアルとのCLとは全く違ってガラガラなデッレ・アルピで行われたこの試合、レッジーナはモザルトは復帰したもののボナッツォーリとバレストリが出場停止で、ボリエッロの1トップの下に中村とテデスコがいつもより下がり目の位置に入る完全な5-4-1。ユーベは相変わらずイブラヒモビッチとデルピエロ、サラジェタの3トップの4-3-3。
試合はホームのユーベのペース・・・と思いきや、CLの激戦を勝ち抜いた後遺症が残るせいでユーベの調子が極めて低調で、いつもの早くて厳しいプレスが全く見られず、モザルトが復帰して中盤での落ち着きを取り戻したレッジーナが自陣で落ち着いてボールをつなぐために、攻守の切り替えが互いに遅い凡戦で推移する。
そんな中で何とかユーベは縦パスをFWに当てて攻撃の起点を作ろうとするのだが、レッジーナが守備に人数をかけている上に戻りが早く、なかなかシュートチャンスを作れない。そして8分に、唐突にカウンターからテデスコが抜け出し、クロスからボリエッロがどフリーでどんぴしゃのヘッドを放つのだが、これをGKブッフォンの真正面にぶち当てて絶好のチャンスをフイにしてしまう。
15分を過ぎるとユーベのパススピードがやや早くなり、ザンブロッタやゼビナといったSBが攻撃参加をする場面が出てくるものの、全体の押し上げが遅くて単発のチャンスを作るだけに終わってしまう。しかしレッジーナもボールを奪っても攻撃に人数がかけられず、中村もただ味方より後ろの位置に下がってパスを出そうとする姿勢に終始し、ボリエッロが孤立しては人のいない場所に蹴るのみと言う淡白な状態。そしてこのまま前半は終了する。
ユーベは後半からブラージに代えてタッキナルディを投入。ユーベは前半に比べるとラインは多少高くしようとする意図が見え始めるのだが、選手に第3の動きが無いためにやはりほとんど得点になりそうな場面を作る事が出来ない。それでも少し疲れの見え始めたレッジーナに13分、16分とイブラヒモビッチやデルピエロがシュートを放つもののこれがことごとくクロスバー。そして、21分にゼビナがカウンターからグラウンダーでイブラヒモビッチにつなぎ、そこからのヒールパスがフリーでいたデルピエロに渡ってしまい、とうとう先制点を決められてしまう。
そこからは完全に試合はユーベのペースとなり、いきなりキレを取り戻したイブラヒモビッチやデルピエロが自在にボールをキープしてレッジーナPAの外側を取り囲んで攻め立てる。レッジーナはもはやつなぎでもミスが多くなり、ボールを奪われては早い展開でつながれてただ引きこもるのみ。そして35分に中村はエステベスと交代。あとはレッジーナの攻めもむなしくユーベが余裕の守りを見せて、ユーベの出来からするとレッジーナはもったいない勝ち点を落としてしまった。
今日の中村はCHの場所に位置していつもより守備に神経を割かないとといけない立場だったとは言え、そこでパスを出した後に前に走れば大チャンスになるだろうといった場面でも、後ろにわざわざ下がってパスをもらおうという姿勢が強く、残念ながらチャンスメイカーとして期待された働きが出来なかった。特に前半はユーベが眠っていてボールをもらう回数が多かっただけに、もっと欲を出してしかるべきだったのではないか。イラン戦ではそういった試合を読む目を期待したいところである。
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