「終わりよければ全てよし?」2022年 日本サッカー界10大ニュース

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まだ今年はあと1週間ほど残っていますが、ちょうど欧州リーグが再開する直前のタイミングなので、今年の日本サッカー界10大ニュースをエントリーしておきます。

10.U-23アジアカップ、U-21の日本は3位に終わる

今年の6月に行われたU-23アジアカップ。日本はU-21代表のメンバーで臨み、準々決勝で宿敵の韓国に快勝するも、ウズベキスタンのマンマークに苦しみ敗戦、3位決定戦ではオーストラリアに勝利で終わった。フィジカルに勝る相手の守備をどう崩すかという日本の宿題を突きつけられた大会だった。

9.カリム・ベンゼマ、バロンドール受賞

ここ13年間は、ほぼメッシとクリスティアーノ・ロナウドで締められていたバロンドールを、クラブではリーグ優勝とチャンピオンズリーグ制覇、代表ではネーションズリーグ優勝の活躍でカリム・ベンゼマが文句なしの受賞。ただしW杯では怪我のためメンバーに入れず、印象としては尻すぼみになってしまった。

8.三笘薫、プレミアリーグ鮮烈デビュー

ベルギーのユニオン・サンジロワーズからレンタル終了でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ移籍、果たしてプレミアリーグで通用するかと思われたのだが、ニューカッスル戦で鮮烈なデビューを飾ると、カラバオカップのアーセナル戦でもゴールを決めるなど2G1A。W杯スペイン戦の1mmアシストでも名を知られ、ビッグクラブ入りも視野に入る成長ぶりを遂げている。

7.久保建英、レアル・ソシエダで復活

次世代のスターと目されながらも、スペインに移籍してからはマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ守備重視のチームばかりに在籍してくすぶっていたが、ようやく攻撃的な戦術を駆使するレアル・ソシエダに移籍、持ち前の攻撃センスに加えて守備能力も発揮、雌伏の時が決して無駄では無かった事を証明している。W杯では不本意な起用方に終わったが、後半戦で森保監督を見返して欲しい。

6.浦和レッズ、ACL決勝進出するも会場がすったもんだ

今シーズンのACLは、ベスト16に浦和レッズ、横浜Fマリノス、ヴィッセル神戸と日本のチームが3チーム進出、その中で最も前評判が低かった浦和レッズが、準決勝の全北現代戦ではPK戦を勝ち抜いて決勝に進出。ただしACLがコロナの影響でスケジュールが大幅に変更されたため、決勝の舞台となるべき埼玉スタジアムの芝生改修工事と時期が重なり、すったもんだした上に工事後の5月開催で決着するドタバタ劇になってしまった。

5.セルティック、日本人選手の活躍で2冠を達成

スコットランドの名門セルティックにポステコグルー監督が就任、早速Jリーグから古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介の4人を一気に獲得、井手口以外はスタメンに定着してリーグ優勝、リーグカップの2冠獲得に大きく貢献。チャンピオンズリーグにも出場したが、守備力と決定力の不足で残念ながらグループリーグは敗退。チームは懲りずに日本人5人目の小林友希の獲得を発表した。

4.鎌田のフランクフルト、CL決勝トーナメント進出

昨シーズンのヨーロッパリーグに優勝、チャンピオンズリーグへの出場権を獲得したフランクフルト。リーグでは11位に終わった上にコスティッチなどの主力が移籍する毎年恒例の悲哀があり、グループリーグの相手もスパーズ、スポルディングCP、マルセイユと強敵揃いでグループリーグは悲観一色だったが、蓋を開けてみれば鎌田がボランチとして開眼、W杯決勝でもゴールを決めたコロ・ムアニやリンストロムら新戦力が活躍、見事決勝トーナメントに進出を決めた。

3.横浜Fマリノス、クラブ創設30周年目にJ1優勝

今期のJ1リーグは、横浜Fマリノスが5月下旬からの6連勝で一気に首位へと上り詰め、その後も強さを見せて一時はディフェンディング・チャンピオンの川崎フロンターレと勝ち点差8を付ける独走状態を築いたが、終盤は失速して一時は広島に首位を明け渡すなど大苦戦。最終節になって何とか勝ち点2差を保って逃げ切り、クラブ創設30周年という節目にJ1優勝を果たした。

2.カタールW杯、日本がドイツとスペインを破ってベスト16

まだ記憶に新しいカタールW杯。日本代表はグループリーグの組分けでポット2最強のドイツを引当て、スペインと同組になってしまい突破は困難と見られたが、蓋を開けてみればドイツとスペインに勝利、最も力が劣ると見られたコスタリカに敗戦という戦前予想とは180度異なる結果を叩き出して全世界にサプライズをもたらした。ベスト16ではクロアチアにPK戦で敗れ、宿願のベスト8進出とはならなかったが、久々に日本全国がサッカーの話題で一色になった。

1.メッシ率いるアルゼンチン、悲願のW杯優勝

チャンピオンズリーグ、バロンドールなどほぼ全てのトロフィーを総なめにしていた、史上最高のフットボーラーであるリオネル・メッシ。しかし祖国アルゼンチンではW杯を取っていないという1点だけでマラドーナよりも下に見られがちだったが、ようやく5度目のW杯となるカタール大会でフランスを破って優勝、名実ともにマラドーナ超えを果たす大団円のフィナーレ、首都ブエノスアイレスでは500万人が集まる大歓喜のパレードが繰り広げられた。

今年のラストはW杯で何とか日本サッカーも盛り上がってくれたので、この勢いを持続するためにも、さらに優秀な監督を招聘して欲しいものですが、まあ田嶋体制下では望み薄でしょうな・・・では皆様、メリークリスマス!

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