「久保が左肩脱臼から復帰、ほぼフル出場でW杯へ」リーガ・エスパニョーラ第14節 セビージャ-レアル・ソシエダ

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ここ3試合は1分2敗と勝利が無いリーグ6位のソシエダは、9位のビジャレアルとアウェイで対戦。ソシエダはシルバが復帰してトップ下に入った中盤ダイアモンドの4-4-2で、久保はベンチスタート。対するビジャレアルは4-2-3-1のフォーメーション。

試合はいきなり前半10分に、FWのカルロス・フェルナンデスが怪我で退場、久保が急遽FWの位置で出場する。しかしセビージャは中盤のプレッシングが強く、ソシエダはビルドアップがまともに出来ない状態で、ようやく17分にメリーノがシュートを打つ場面を作る。19分にはDFライン裏に久保だ飛び出しシュートもオフサイド。

前半20分、ソシエダはスビメンディからメリーノと繋ぎ、ラストパスをセルロートが上手くボールを浮かせたシュートを決め、アウェイのソシエダが先制する。27分には、ソシエダのカウンターでメンデスに対し、ラキティッチが後ろから抱え込んだ上に足裏で踏みつけたとのVAR判定で一発レッド、セビージャは10人での戦いとなる。

ここでソシエダは久保が左サイドに移り、1トップがセルロート、アンカーがスビメンディになった4-3-3の形にフォーメーションを変更する。

さらに前半32分、今度はニアンズが完全に足裏を見せてメンデスにタックル、これまたVARによるレッドカードでセビージャは前半のうちに9人での戦いを強いられてしまう。そして36分に右サイドでのパスワークから、最後はメンデスがシルバと交錯しながらゴール左に流し込んで追加点。

43分には久保の折り返しをダビド・シルバが合わせるがシュートはセビージャGKボノが正面でキャッチ。44分にはセビージャが、フリーになっていたアレックス・テレスのアーリークロスにラファ・ミルがヘディングで合わせて1点差に迫る。45分には久保が高い位置でボールを奪い、折り返しをセルロートにピタリと合わせるが、シュートはボテボテで追加点ならず。

後半は左サイドに張った久保にボールが集まり、13分にはサイドチェンジを受けてカットインからシュートは相手に当ってわずかに外れる。16分には久保からシルバにパスが通るが、シュートはボナに惜しくも防がれる。25分、右サイドでパスを繋いで、中に入っていた久保が左足でシュートもボナに弾かれる。30分にも久保は左サイドからドリブルで持ち込み右足でシュートもゴール左に外れる。

セビージャも32分に左からアレックス・テレスのクロスにエンネシリがヘッドもわずかに右へ外れる。ソシエダは35分にマリンがGKとの1対1の決定機を作るがボナが足で防いでゴールならず。39分には久保が左サイドを抜け出して左足シュートも何故か大きく上に外す。

最後は9人のセビージャに押される流れになるが、41分にカウンターから久保がクロスもボナがキャッチ、後半ロスタイムにはセビージャがヤヌザイを投入するも戦況は変わらず、そのまま1-2で試合終了。

久保は急遽怪我の代役として前半10分からラストまで出場。シュートは2本放ったが得点には繋がらず、まだ肩をかばいながらのプレイのようで、メディアの評価は高かったようだが本来の出来からはまだ遠い感じだったね。週末には国王杯があるが、そちらには帯同ぜず試合後は代表に合流するそうだが、しっかり治してベストの状態で開幕を迎えて欲しいね。

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