「遠藤が下がってからの逆転勝利、シュツットガルトは一気に残留圏へと浮上」ドイツ・ブンデスリーガ第27節 シュツットガルト-アウクスブルク

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現在プレーオフ圏内の16位にいるシュツットガルトと、14位のアウクスブルクが対戦するシックスポインター。シュツットガルトは4-3-3のフォーメーションで、遠藤がインサイドハーフでスタメンな反面、伊藤は新型コロナウイルスに感染して欠場。アウクスブルクは3-4-2-1の形でスタート。

試合はいきなりシュツットガルトがカウンターからヒューリッヒがドリブル、折返しが遠藤に渡る前にギリギリでクリアされる。すると6分に、マイヤーとステンツェルが争ってこぼれたボールをイアーゴーがクロス、これをハーンが押し込みアウクスブルクが先制。

シュツットガルトも前半17分に遠藤がクロスに対して下がりながらシュートもコースが甘くGKにキャッチされる。23分にはチアゴ・トマースが左からファーにミドルも外れる。31分にはクロスを遠藤がフリック、カライジッチに届くがシュートまで行けず。

シュツットガルトは38分にマルムシュのシュート、前半ロスタイムにもセットプレイから遠藤が反応と畳み掛けると、44分にソサのFKからアントンが頭で押し込みシュツットガルトが同点に追いつく。が、1分後にアウクスブルクはカウンターからのワンツーでグレゴリッチュが決めて前半を折り返す。

後半はシュツットガルトが左右からのクロスで攻勢を強める展開も、ゴールはなかなか決まらず時間が進む。後半19分には遠藤がマンガラと交代するも、あまり効果が出ずにズルズルと時間は経過。

しかし後半33分、PAすぐ外でFKのチャンスを得ると、これをマルムシュがゴール右上に直接決めてシュツットガルトが同点に追いつく。逆に37分にはアウクスブルクのハーンがクロスバーに当たるシュートを放つ決定機。

さらに後半40分、またシュツットガルトが相手陣内でFKを得ると、これはアウクスブルクGKギキェヴィチがパンチング、こぼれ球をダイレクトでマルムシュがシュート、ボールはミートしなかったがちょうど左に詰めていたティアゴ・トマスの前に転がり、これをゴール上に撃ち抜きシュツットガルトが逆転。

その後はビハインドになったアウクスブルクが猛攻を仕掛けるも、シュツットガルトは粘り強く守り、ロスタイムにはシュツットガルトがカウンターで4対1でGKを交わしての超決定機があったが、ライン際でクリアされて試合終了。

シュツットガルトは1部残留に向けて非常に大きな勝利、アウクスブルク、ヘルタと同じ勝点26に並び、得失点差で14位と残留圏に浮上した。遠藤にとっては自分が下がってから逆転でちょっぴりほろ苦い試合だったが、その鬱憤を代表で晴らしてもらいたいね。

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