「レアル復帰が目前と言われている久保、プレイで証明は出来たのか?」スペイン・リーガエスパニョーラ第28節 マジョルカ-レアル・マドリー

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現在4連敗中で残留争いにガッツリ取り込まれたマジョルカは、ホームで首位のレアル・マドリーと対戦。久保はいつもの4-2-3-1の右SHではなく左SHで先発、レアルは4-3-3のフォーメーションで、1トップがベンゼマ、ウイングがヴィニシウスとロドリゴという並び。

試合内容的には、マジョルカからの視点では特に見るべきものは無いので、久保が関与したプレイを箇条書き。

6分、左サイドで久保が抜け出すがカゼミーロに倒されノーファール。
7分、ロドリゴと競り合って肘打ちをされてファールもイエローカードは無し。
10分、久保がカウンターからのドリブルでラストパスも相手に当たって通らず。
14分、久保が縦パスを受けてフリック、裏で受けたアンヘルがファールを受ける。
17分、サイドチェンジを受けてトラップが大きくなったがバルベルデのタックルを受けてFKをゲット。
18分、そのFKからのサインプレイで中に居た久保がシュートもジャストミートせず右に外れる。
24分、久保のキープから浮き球パスがロドリゴの手に当たってファール。
37分、久保が左サイドでボールを受けるが、ドリブルが流れてカットされてしまう。
40分、左サイドから久保がアーリークロスも走り込んだアンヘルに合わず。
46分、ムリキのポストを拾った久保が後ろからバスケスに当たられて倒れたがノーファール。
47分、久保がアンヘルが粘ったボールを左で拾い、バスケスの守備を振り切ってクロスも中と合わず。
そして前半は0-0のスコアレスで折り返し。

後半の久保はサイドに張るよりもインサイドにポジションを取る時間が多くなる。
6分、カウンターからムリキのボールを受けた久保が抜け出すも、バスケスのファールを受ける。
10分、ババがまずいキープからボールを奪われ、ベンゼマからヴィニシウスが決めてレアルが先制。
20分、右サイドに寄った久保のパスからババがシュートもGKがキャッチ。
22分、久保が自陣から単独でドリブル、競られて倒されるがファールは取ってもらえず。
24分、久保が面白いタイミングで左からグラウンダーのクロス、これはわずかに味方へ合わず。
29分、レアr栂カウンターからベンゼマが入れ替わり、ヴィニシウスへオリバンがファールしてPK、これをベンゼマが決めて2点目。久保は33分にイ・ガンインと交代。
37分、マルセロのアーリークロスにベンゼマが合わせて3点目。これで完全に試合は決まり。

おそらく、レアルの右サイド、ヴィニシウスとメンディの攻撃が強力なので、久保を逆サイドに置いて守備負担を軽減させる狙いがあったのだと思うが、左だとトラップが安定せず効果的な起点になり切れなかった。デュエル的に厳しくなるとファールをもらいたがる癖も露呈。

来シーズンはヴィニシウスがスペイン国籍を取得する見込みが高いため、久保のレアル復帰の観測が出始めているが、このままではずっとベンチに座ったままになりそうかな~。ロドリゴよりは使われるかもしれないけど、やはりモドリッチのようにインサイドハーフでやれるだけのフィジカル、インテンシティが備わってこないと厳しいんじゃないだろうか。

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