「トルコリーグのデビュー戦で2ゴールを挙げた香川が、ドルトムントで干される理由」ドイツ・ブンデスリーガ

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トルコのベジクタシュに移籍した香川が、昨晩のデビュー戦でいきなり2ゴールを挙げる衝撃のデビューを飾ったようだが、昨日はその香川が干されているドルトムントとフランクフルトの試合を観戦。

フランクフルトはいつもどおりの3-4-2-1、長谷部は当然3バックのセンター、右CBはアウグスブルクからレンタル移籍したヒンテレッガーが早速先発、2トップがヨビッチとハラー、トップ下がレビッチという並び。ドルトムントは4-2-3-1で、1トップがアルカセル、2列めがゲレイロ、ロイス、サンチョ、ボランチがディレイニーとヴィツェルという並び。

試合開始直後、いきなり長谷部にプレスをかけられボールを奪われてあわやというシーンを作られると、3分にはダ・コスタがフリーでシュートもドルトムントGKビュルキが足1本で防ぐ決定機のお返しと、激しいジャブの応酬で始まる。

その後は非常に攻守の切り替えが速い、ブンデス上位対決らしい展開が続いたが、徐々にドルトムントが局面の争いで上回るようになり、10分にはフリーで抜け出したサンチョからの折返しがアルカセルに合うが、長谷部が体を寄せて何とか防ぐ。

ドルトムントは、フランクフルトのWBと左右CBの間に出来るスペースをSHのサンチョとゲレイロが上手く使い、フランクフルトの対応が後手に回って追っかける守備になってしまい、長谷部の対応も間に合わない。

そして前半22分、中盤でフリーになったヴィツェルからゲレイロにパス、長谷部がマークに行って足を伸ばしたがカット出来ず、ラストパスをロイスが押し込みドルトムントが先制する。

その直後にも長谷部が上がったスキにロイスに抜け出されGKと1対1もシュートが外れ、26分にもハーフカウンターからロイスがシュートもクロスバー。ここで1点でに入っていたら試合は決まっていただろうが、そういう意味ではフランクフルトに運があった。

フランクフルトは前半30分過ぎから守備を修正、ゲレイロとサンチョに対して左右のCBがマークをはっきりさせ、長谷部はバランスを取って4バック的にプレイ、さらに中盤のプレスバックでドルトムントの速い展開を阻止する。

そしてボールを奪ったら素早く前線にボールを入れてレビッチの決定機を作ると、36分にCKからクロスバーに当たった攻撃の流れから、最後は右からのクロスにヨビッチが足を投げ出し同点ゴール。

後半もドルトムントは4トップ状態でフランクフルトを攻め立てる形で始まる。が、フランクフルトは一歩も引かず長谷部が高いラインを維持して対抗、むしろサイドの攻防でフランクフルトが優位に立つ流れになる。

が、ドルトムントはさらに前がかりになって押し込むも、フランクフルトがカウンターで対抗する流れに変わる。後半30分を過ぎると中盤が互いに間延び、ゴール前でのシーンが増え始める。

後半39分に、ドルトムントはゴールやや左からのFKを獲得、アルカセルのキックはわずかにバーの上。その後はイーブンな試合の流れ、4分のロスタイムもスコアは動かず試合終了。

長谷部は試合の序盤こそドルトムントの前線を捕まえきれなかったが、その時間帯を1失点で切り抜けてからは安定したプレイぶりで、決してドン引きにならずラインを高く保ってドルトムントの攻撃を早めに潰し、勝ち点1の獲得に貢献していた。アジアカップで長谷部がいればなあ・・・

ドルトムントは、とにかく攻撃陣はボールを持ったら素早く展開するか、スペースがあればドリブルと、ひたすらデュエルとインテンシティを追求したハリルホジッチ好みなプレイスタイルで統一されていて、これでは緩急が持ち味の香川が干されるのもある意味当然である。ヴァイグルもすっかりCBに追いやられてしまった。Jリーグでも、こういうチームが増えて来ると日本もまた強くなると思うんだけどね~。

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