「最初から現実路線という言葉は、エスナイデル監督の辞書には存在しないのだろうか」J2第16節 ジェフ千葉-ロアッソ熊本

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19位以下の京都、愛媛、讃岐がやや離されているものの、8位の甲府から18位の千葉まで勝ち点差がわずか3という、中位が大混戦状態になっている今年のJ2。

懲りずに開幕からハイライン・ハイプレスを敢行した結果、6得点したかと思ったら4失点と、退場者も出しまくってスタートダッシュに失敗した千葉と、逆に立ち上がりに成功して6位まで順位を上げたものの、最近は負けがこんで12位まで落ちてきた熊本との対戦。千葉のフォーメーションは中盤ダイアモンドの4-4-2、熊本は3-4-2-1という並び。

試合は序盤からホームの千葉がボールを保持する展開で始まるが、熊本は千葉のDFラインにはそれほどプレスはかけず、千葉の中盤を3トップとボランチでマークしつつDFラインの5バックでサイドのスペースをしっかり埋める守備を敷いていて、千葉はSBを高い位置に上げてサイドチェンジから打開しようとするが、そこから先になかなかボールを運べない。

すると熊本は前半13分、カウンターから皆川がボールをキープ、フォローした田中が右サイドからバウンドさせたアーリークロスを上げると、マークを振り切って前線に飛び出した安柄俊が右足のワンタッチで合わせ、まさに狙い通りの形で先制点をゲットする。

その後も数字上は千葉が圧倒的にポゼッションするも、熊本は黒木のシュートなど決定機の数では上回る展開。しかし千葉は、ラリベイや指宿が中盤に降りてのポストプレイで縦パスを受け、ジリジリと熊本陣内までボールを運ぶようになると、33分にCKからの流れからアーリークロスをラリベイが落とし、そこに走り込んだ増嶋が熊本GK佐藤より一瞬先に触ってゴールする。

そしてさらに後半4分、千葉のツインタワーが炸裂する。右サイドから山本が上げたファーへのクロスに指宿がシュート性のヘディングを放つと、これがラリベイへの折返しのようになって、反転してからのシュートがGKに当たるもそのままゴールに吸い込まれ、千葉が熊本を逆転する。

熊本は後半から安と皆川の2トップにした3-1-4-2へ変更したのだが、かえって2トップと中盤との間が空いてしまって前線が孤立、前半のようなカウンターが繰り出せなくなり、後半13分に2トップを巻と伊東に入れ替え、3-5-1-1の形にして右WB田中にボールを集め、早くも巻を狙ったパワープレイ気味の攻撃を徹底させる。

千葉も19分に清武弟を投入、前線で幅広く動いてボールに絡んでラリベイとのワンツーからクロスバーを叩くシュートを放つなど、再び千葉の攻撃にリズムを作り出すと、後半42分に右サイドで熊本のパスをカットすると、清武が冷静に中央のホルヘ・サリナスへパス、フリーのサリナスが落ち着いてシュートを決めてダメ押し。そのまま試合は3-1で千葉が勝利した。

特に後半はツインタワーアタックが中心になって、噂のハイライン・ハイプレス戦術が見られなくてちと残念だったが(笑)、ラリベイ、指宿、ホルヘ・サリナスらのFWにそれほど機動性やスピードが無い事を考えたら、攻守の速さよりもサイドでじっくり基点を作ってFWの高さを活かした路線で行けば、もっと楽に昇格争いを戦えるのではと思ってしまうのだが・・・やっぱどうしてもハイラインの誘惑には勝てないのかね~。

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2018/05/29 | Jリーグ

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