「森岡がロシアW杯のメンバーに入るカギとなるフォーメーション」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ プレーオフ1 第4節 アンデルレヒト-クラブ・ブルージュ

今週はいろいろ用事が立て込んでいて、なかなか集中して2時間をサッカー観戦に費やせる余裕が無く、昨日は先日行われたアンデルレヒトとクラブ・ブルージュの試合を、森岡が出場した後半から試合を見てみた。経過については箇条書きで。

森岡は3-4-2-1の左ウイングとして入る。ブルージュは4-4-2のフォーメーション。

  • 後半8分にテオドルチュクが左サイドからのFKにニアでヘディングを合わせてゴール
  • 20分、カウンターから森岡が左でフリーだったが、56サラマーカーズがドリブルでファールをもらいに行ってFKを取ってもらえず。
  • 23分、カウンターから森岡が溜めて右へ展開パス、テオドルチュクからリターンをもらったがシュートまで行けず。
  • 26分、ブルージュはCKから折り返してフリーで10番ディアビがシュートも、GKセレスがしっかり反応してキャッチ
  • 27分、ロングパスに反応した森岡がダイレクトでシュートもクリーンヒットせずGKにキャッチされる
  • 32分、右サイドを抜け出した森岡から、相手DFの足がギリギリ届かない絶妙なクロスも、中のガンブーラとわずかにタイミングが合わず
  • 36分、右サイドへのパスから抜け出したディアビがゴールを決めるもVARでオフサイドと判定されゴールならず
  • ロスタイム、アンデルレヒトはカウンターから2度のチャンスはあったが、サイフからのクロスは森岡に合わず、3対3の場面で森岡からガンブーラにパスもはあったがシュート出来ず。
  • ブルージュもロスタイム3分に右サイドからフリーでクロスを上げるが中でタイミングが合わず。

これでブルージュは連敗、アンデルレヒトは連勝で2位に浮上、首位とは勝ち点3差になる。が、今朝の試合でアンデルレヒトはスタンダール・リエージュに負けてしまったため、まだ2位ではあるが3位のゲントとは勝ち点2差。

森岡は得点が入ってからの出場だったので守備に回る事が多く、チームはボールを奪ってもロングボールに逃げがちで、ボールに絡むシーンは少なかった。

ただ、ロシアW杯の日本代表コーチとして森保氏が入り、どうせ本田と香川を併用する事になるので、ザックジャパンのような守備崩壊を少しでもカバーするには、このアンデルレヒトのような3-4-2-1のフォーメーションを採用する可能性は十分にあると思う。

今後の試合で、アンデルレヒトがこのフォーメーションをメインにするかどうかはわからないが、そこでどれだけチームの勝利に貢献できるかが、W杯メンバーに入るかどうかのポイントになりそうだ。