「森岡がロシアW杯のメンバーに入るカギとなるフォーメーション」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ プレーオフ1 第4節 アンデルレヒト-クラブ・ブルージュ
- 2018.04.19
- ベルギー・ジュピラー・プロリーグ
今週はいろいろ用事が立て込んでいて、なかなか集中して2時間をサッカー観戦に費やせる余裕が無く、昨日は先日行われたアンデルレヒトとクラブ・ブルージュの試合を、森岡が出場した後半から試合を見てみた。経過については箇条書きで。
森岡は3-4-2-1の左ウイングとして入る。ブルージュは4-4-2のフォーメーション。
- 後半8分にテオドルチュクが左サイドからのFKにニアでヘディングを合わせてゴール
- 20分、カウンターから森岡が左でフリーだったが、56サラマーカーズがドリブルでファールをもらいに行ってFKを取ってもらえず。
- 23分、カウンターから森岡が溜めて右へ展開パス、テオドルチュクからリターンをもらったがシュートまで行けず。
- 26分、ブルージュはCKから折り返してフリーで10番ディアビがシュートも、GKセレスがしっかり反応してキャッチ
- 27分、ロングパスに反応した森岡がダイレクトでシュートもクリーンヒットせずGKにキャッチされる
- 32分、右サイドを抜け出した森岡から、相手DFの足がギリギリ届かない絶妙なクロスも、中のガンブーラとわずかにタイミングが合わず
- 36分、右サイドへのパスから抜け出したディアビがゴールを決めるもVARでオフサイドと判定されゴールならず
- ロスタイム、アンデルレヒトはカウンターから2度のチャンスはあったが、サイフからのクロスは森岡に合わず、3対3の場面で森岡からガンブーラにパスもはあったがシュート出来ず。
- ブルージュもロスタイム3分に右サイドからフリーでクロスを上げるが中でタイミングが合わず。
これでブルージュは連敗、アンデルレヒトは連勝で2位に浮上、首位とは勝ち点3差になる。が、今朝の試合でアンデルレヒトはスタンダール・リエージュに負けてしまったため、まだ2位ではあるが3位のゲントとは勝ち点2差。
森岡は得点が入ってからの出場だったので守備に回る事が多く、チームはボールを奪ってもロングボールに逃げがちで、ボールに絡むシーンは少なかった。
ただ、ロシアW杯の日本代表コーチとして森保氏が入り、どうせ本田と香川を併用する事になるので、ザックジャパンのような守備崩壊を少しでもカバーするには、このアンデルレヒトのような3-4-2-1のフォーメーションを採用する可能性は十分にあると思う。
今後の試合で、アンデルレヒトがこのフォーメーションをメインにするかどうかはわからないが、そこでどれだけチームの勝利に貢献できるかが、W杯メンバーに入るかどうかのポイントになりそうだ。
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