「守備人海戦術と攻撃人海戦術の矛と盾」J1第8節 ベガルタ仙台-川崎フロンターレ

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先週末は、日本代表のことを忘れるために(嘘)1泊2日の保養所旅行にでかけ、酒がたっぷり入った状態での観戦。残念ながらBSでやっていたのに試合内容は眠いもので、途中で何度も寝落ちしてしまった・・・

一応はJ1で2位と5位の直接対決という試合ではあったのだが、15連戦中という事で両チームとも6~7人が入れ替わり、強い雨でピッチが濡れていたのもあって、特に川崎にとっては低調な試合内容になってしまった感じ。

川崎のフォーメーションは、知念の1トップに、2列目に阿部と中村憲剛、家長を並べた4-2-3-1、対する仙台は3-1-4-2という形で、川崎の前線4人に対して同数を当てるマンマーク守備、そしてボールを奪ったら前線にロングボールという単純明快な戦術なのだが、これがこの日の川崎に対しては良くハマっていた。

1トップに入った知念は一生懸命動き回ってボールを引き出そうとしているのだが、どこまでも仙台の守備はマークに付いて行き、川崎の2列目の動き出しにもカバーしているので、パスの送り先がことごとく塞がれて結局足元だけ、中だけでショートパスを回すだけになってしまう。相手は3バックで中を閉めているのだから、サイドから攻めるかと思いきやそういう組み立てもあまり見られない。

前半18分に、ようやく川崎らしいダイレクトパスからエウシーニョがクロス、家長のポストに当たったヘディングシュートという決定機を作ったが、これが最初のシュートでもあった。その後しばらくは、川崎の攻撃がスピードアップして、仙台のマークが後手に回る場面が増え、25分にはGKチョン・ソンリョンのフィードから家長のシュートもまたポストで得点出来ず、またすぐに流れが沈滞してしまう。

30分を過ぎると逆に仙台のほうに勢いが出始め、前半42分にリャン・ヨンギのクロスを中野がヘッド、後半2分にはカウンターからジャーメインが左サイドを抜け出すがクロスは合わず、後半17分にはCKのこぼれ球が平岡の前に転がるも、シュートを合わせきれず枠外と、こちらもチャンスに決めきれない。

後半から大久保を投入した川崎は、前半とは違って大久保が中盤に下がってボールを受け、相手を引き付けて出来たスペースに大島、守谷のボランチが飛び出すという形で打開を図り、仙台は前線に対してはマークを付けてもボランチまでカバーするのは難しく、川崎は何度か良い形を見せるようになり、後半32分に途中出場で入った齋藤学のクロスに大久保がヒールシュートで合わせるも、ジョンヤのカバーでカットされる。

さすがに終盤は仙台に疲れが見え、カウンターになりそうな場面でも出足が鈍って攻撃の形が作れなくなるが、守備では川崎のパスワークに中盤を通されても最後のところは粘り強く体を投げ出して防ぎ、川崎はボールが自陣に入ると全員が守備に回る仙台をなかなか崩せない。後半ロスタイムには、仙台のFKからヘディングシュートも川崎GKチョン・ソンリョンがしっかりセーブ、試合はスコアレスドローのまま終了した。

マンマーク戦術は、1対1で負けない事が前提になるだけに、強烈な個がいると破綻しやすいのが欠点なのだが、そういうチームが2位をキープしているところにJリーグの現実が現れているように思う。どうせ西野ジャパンもなんちゃってゾーンからのマンマーク守備になるんだろうけど、またハメス・ロドリゲスにやられまくる未来しか見えないよな~。

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2018/04/16 | Jリーグ

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