「”リオネル”伊藤、1対1のドリブルで圧倒しチームを最下位から浮上させる」ドイツ・ブンデスリーガ第29節 ハンブルガーSV-シャルケ

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この2日間は、例の騒動ですっかりサッカーの試合を見る気なんか失せていたんだけど、ひとまず代表から気持ちを切り離した事でようやく少し落ち着き、久々にDAZNで試合を観戦。やっぱピッチ外の事を考えずにサッカーを見られるって楽しいなあ・・・(乾いた笑い)

さて今節で早々にバイエルンが優勝を決めてしまったとは言え、リーグで2位のシャルケは現在6連勝、しかも5試合連続クリーンシートと絶好調、HSVはここで勝ち点3が取れないと降格は不可避という崖っぷちでの対戦。

3月にホラーバッハ監督が解任され、U-21の指揮官を任されていたティッツ氏が昇格、それと一緒にトップチームに戻ってきた伊藤達哉は4-2-3-1の左SHとして久々の先発、キャプテンの酒井高徳は右SBで出場。対するシャルケは3-4-3のフォーメーションでスタート。

後がないHSVは立ち上がりからガンガン前へとプレッシャーをかけ、シャルケを自陣に張り付けた状態にするが、それも虚しく前半8分にシャルケのFKからナウドが頭1つ抜け出しヘディングゴール(リプレイではハンドだったが・・・)を決められてしまう。

これはいかにも降格するチームにありがちなやられ方だなあと思ったのだが、前半17分に左からのロングスローがナウドの頭を超えてしまい、その裏に走り込んだコスティッチが頭で押し込み、HSVはラッキーな形で同点に追いつく。

さらに29分、HSVは伊藤のPA内で相手を背負ったターンからクロス、そこから最後はホルトビーが惜しいシュート、32分には伊藤の2度のチェイスからボールを奪い、伊藤のクロスにハントが飛び込むなど、伊藤が絡んでチャンスを連続で作るが得点には至らず。その後はややHSVが攻めあぐね、流れで伊藤は右サイドに移ったのだがそこからはあまりボールに絡めず、最後のセットプレイも決まらず前半を終了する。

後半に入ると、シャルケが4-3-3にフォーメーションを変更して前に出て来るようになるが、左WBから右SBに移ったカリジューリが伊藤に翻弄されてしまった事で戦況が一変、後半5分に伊藤のクロスからハントが落としたボールを酒井がゴールわずか右に外れるシュートを放ち、再びチームに流れを引き戻す。

そして後半7分、左サイドでパスを受けた伊藤がシザースでカリジューリを置き去りにすると、ゴレツカのスライディングを切り返しで交わし、ホルトビーのヒールシュートはシャルケGKフェーアマンに当たったが、浮いた球を体で押し込んでHSVが逆転する。が、19分にスローインから一瞬のスキを突かれてブルグスタラーに押し込まれてまた同点。

終盤になると徐々にHSVの足が止まり、伊藤も見るからに疲れが隠せなくなって危ないシーンを作られるのだが、それを救ったのがハントの一撃だった。後半40分に右サイドでボールを受けるとそのまま中へカットイン、パスのために足を緩めたと思った瞬間に左足を振り抜き、無回転のシュートに対してフェーアマンは一歩も動けないスーペルゴラッソ。

シャルケもロスタイムにクロスからナウドが完璧に合わせたが、HSVののGKポラースベックが至近距離からのシュートを弾き飛ばすスーパーセーブ。そしてそのまま3-2で試合終了。

これでHSVはケルンを抜いて最下位脱出。まだマインツとは勝ち点5の差があって厳しい状況は変わらないが、首の皮一枚残った感じ。奇跡の残留を果たすには、次のホッフェンハイム戦での勝利が求められる。

伊藤については味方と息が合わなかったり、ドリブルでボールをロストすると突っ伏してしまって守備へ切り換えられなかったりと、まだプレイに甘さを感じる部分は多かったが、アシストの場面は見事だったし守備も積極的にデュエルを仕掛けて戦えていた。そして何より90分間フル出場。本人にとっても大きな自信となる試合だったのではないだろうか。

酒井高徳については、相変わらず軽率なミスが多くて空回り気味ではあったが、時には良い縦パスやサイドチェンジを見せ、最後までキャプテンらしく足を止めず献身的に動き回っていた。まあ結果はどうあれ、2人共に最後まで全力を尽くしてもらいたいね。

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