「城福監督のジキルとハイド、今期はどっちに転ぶかな?」Jリーグ・アジアチャレンジinバンコク ムアントン・ユナイテッド-サンフレッチェ広島

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昨日は特に見たい試合というのが無くてDAZNを漁っていたところ、今期から広島に加入するタイの英雄ティーラシンが、前半は古巣のムアントンで、後半は広島の一員としてプレーするのが興味深かったのと、あの城福監督が広島でどんなサッカーをやるつもりか見たかったのもあって、サンフレッチェ広島とムアントン・ユナイテッドのプレシーズンマッチを見てみることにした。

いや、かつては名波がいた頃のヴェネツィアを率いていた時には、ひたすら引きこもって守り倒す戦術しか出来なかったのに、ウディネーゼで攻撃的なサッカーに目覚めると、ローマではトッティをCFで起用した0トップ戦術で一気に大ブレイク、今ではインテルの監督まで上り詰めたスパレッティのように、監督も突然化ける場合があるからな~と思っていたら、やっぱりいつもの城福サッカーである意味安心した(笑)。

前半のFC東京は4-1-4-1のフォーメーションで、前の5人は流動的にポジションを変えながら攻撃、ムアントンのプレスが緩いのもあってパスは回るんだけど、いくら人とボールが動いても最後はサイドから見え見えのタイミングでクロスを上げる形しか無く、しかも1トップの渡を含め高さがないのであっさり跳ね返されるだけ。途中から、マークに付かれた選手がグラウンダーのクロスをスルーしたり工夫はするんだけど、周りと全然呼吸が合っていない。

そして守備では前の5人と後ろの5人が連動しておらず、アンカーの両脇には広大なスペースが出来上がってムアントンに使われまくり。4バックはラインの形を作っているだけで、誰がどこでマークに行って誰がカバーする、という約束事も見当たらず、4人で右往左往しているだけ。左サイドは何とか柏が長い距離を戻ってカバーしていたけど、右の森島は行ったっきりなのでムアントンに攻められまくり。

後半になると、ティーラシンをFWに入れた4-4-2に変更。ラインは相変わらず低いままで、2列目もプレスが連動して無くて個人でボールホルダーに対して間合いを詰めるだけなので、ムアントンにボールを支配される展開にはなったけど、前半のようなスペーススカスカでは無くなったので守備的には安定、フェリペが入ってからは中盤でボールをキープできるようになり、ティーラシンも足元はしっかりしているので、効果的なカウンターの形が出来るようになった。

そして後半38分、相手のミスからパトリックが中央でドリブルを開始、そしてやっとこさ今までのテレホンクロスではなく、馬渡がスルーパスをダイレクトでクロス、それをゴール前に飛び込んだティーラシンが合わせてゴール、そのまま1-0で広島が逃げ切った。

前半がFC東京時代の「ぼくのかんがえたさいきょうのむーびんぐふっとぼーる」だとすれば、後半は甲府時代の城福監督という感じだったね(笑)。どちらが今期の広島が目指す方向性かは言うまでもないところだけど、果たして監督は理想に走らず、現実をしっかり見据えたチーム作りをやってくれるんでしょうか。サポーターはドキドキハラハラですな!

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2018/02/08 | Jリーグ

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