「ドルトムント”攻め攻め病”の主原因となってしまっていた香川」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 ボルシア・ドルトムント-フライブルク

「ドルトムント”攻め攻め病”の主原因となってしまっていた香川」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 ボルシア・ドルトムント-フライブルク

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昨日の深夜に、ドルトムントはケルン戦で勝利を収めたのだが、さすがにそこまで起きているなんて無理だったので、昨晩はその前のフライブルク戦の録画を見ていた。

ここ9試合でわずか1敗と絶好調なフライブルクのフォーメーションは、何と5-2-3という今時珍しい形。これだと中盤の両サイドがスカスカになりそうなものなのだが、とにかく3トップが走り回って相手のDFにプレスをかけ続け、中盤でボールを持たれるとスッと全体が下がって5バックのブロックを作るメリハリが凄まじい。

対するドルトムントは4-3-3で、中盤はアンカーがシャヒン、インサイドハーフが香川とカストロという形なのだが、シャヒンもカストロもバランサーであって決して潰し屋ではなく、香川はフラフラとトップ下の位置に上がってしまう事が多く、フライブルクのカウンターをあっさり許してしまう場面が多かった。

そしてアーセナルへの移籍が決まり、この試合がドルトムントでの最後の試合となったオーバメヤンは、この時点ではまだ移籍が決定していなかったせいか見るからにモチベーションが低くてオフ・ザ・ボールの動きが皆無、プリシッチはコンディションが悪いのかプレイに切れがなく、ドリブルを仕掛けてはロストをする始末で、前線で元気だったのは左ウイングのサンチョのみ。

それでもドルトムントは前半9分に、ゴール前での連続攻撃からピシュチェクがシュートを放ち、これはフライブルクGKギキェヴィチがセーブしたものの、浮いたこぼれ球を香川がバイシクル気味のボレーを決めて先制点を決める。

が、そこからは案の定ドルトムントが攻めあぐね、21分に右サイドからニアゾーンにパスをつながれ、クロスをペテルセンに押し込まれて同点に。ドルトムントも38分にオーバメヤンのヘディングという決定機があったが、逆に前半終了間際に右からのクロスにサンチョがボールウォッチャーになってしまい、フリーでシュートを打たれるも何とかドルトムントGKビュルキがゴールラインギリギリで掻き出して前半を終了する。

後半からドルトムントはゲッツェを投入、これでインサイドハーフがゲッツェと香川という並びになり、さらに前がかりになるドルトムント。14分にニアゾーンに飛び込んだ香川がサンチョからのパスをダイレクトでシュートという決定機を作るも、後半22分にシャヒンが自陣でミスパス、これを拾ったペテルセンがロングシュート、前に出ていたビュルキが必死で戻るが届かずゴールイン、とうとうフライブルクに逆転されてしまう。

そこからはフライブルクが守備を固め、ドルトムントはイサクを入れて2トップ、香川とゲッツェのダブルボランチという4-4-2に変更、ほぼハーフコートゲームになる。しかし後半28分には左からのクロスをピシュチェクが真ん中フリーでヘディングするもゴールキーパー正面と、ドルトムントはいろんな形で攻め続けるのだが点だけが取れない。

そしてドルトムントが敗色濃厚になったロスタイム2分、途中出場のヤルモレンコがパワープレイでクロスを放り込むと、相手のクリアしたボールがトルヤンの前にこぼれ、これをダイレクトで叩き込んでドルトムントが何とか同点、そして試合終了。

シュテーガー監督になって、ドルトムントもようやく守備が整備されたチームになるかなと思ったのだが、蓋を開けてみればトゥヘルやボス監督と変わらない攻めダルマになってしまうのだから、ドルトムントの病は深いよね(笑)。その原因は香川とゲッツェの中盤起用、そしてアンカーの人材不足にあるのは明白なんだけど、結局ここに補強はしなかったし、果たしてドルトムントの後半戦は大丈夫なんだろうか。

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