「無失点で長谷部完全復活、これでロシアW杯は万全か?」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 ボルシアMG-フランクフルト

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長谷部が怪我で欠場してからは、あまりフランクフルトの動向は追っていなかったんだけど、その後も12月のバイエルンとの試合に負けてからは5戦負け無しで7位に浮上、今節はホームでチャンピオンズリーグ争いのライバルであるボルシアMGとの対戦。

こういう場合だとウイニングチームネバーチェンジの鉄則から言って、長谷部は控えに回りそうなものだけど復帰後はしっかり先発に名を連ね、ニコ・コバチ監督の信頼度が絶大である事を実感させられる。

その長谷部は3バックのセンター、リベロとなっての出場、フォーメーションは3-1-4-2。対するボルシアMGは3-4-2-1という形で、マッチアップ的には中盤がミスマッチとなり、試合は互いにパスを繋ぎ合う展開で始まる。

ポゼッション的には、WBが高い位置を取ってワイドに攻めるボルシアMGがやや上回る展開になるが、フランクフルトも守備時には6バックでスペースを埋め、長谷部は1トップのアザールをしっかりマークし、相手にシュートを打つチャンスを作らせない。

逆にフランクフルトのほうが、カウンターからレビッチのポストをかすめるシュートなど2度ほどチャンスを作っていて、ゲームプランが上手く運んでいる印象。と思っていたら、前半33分に長谷部のバックパスがミスになってピンチを作ったが、何とか味方のカバーに救われる。

しかしフランクフルトは前半42分、左サイドで縦パスを受けたチャンドラーが、対面のヘアマンを抜き去りドリブルで突破、グラウンダーのクロスを後ろから飛び込んで来たボアテングがきっちり合わせ、フランクフルトが狙い通りの形で先制点をゲットする。

後半になるとリードを許したボルシアMGが、若干18歳の若手フランス人、キュイザンスを中心に猛攻を仕掛け、11分にはカウンターからヘアマンがクロスバーを直撃するシュートを放つなどボルシアMGが一気の猛攻を仕掛けるが、フランクフルトも長谷部を中心に5-4-1のようになりながら必死で相手の攻撃を耐え忍ぶ。

後半30分を過ぎて、若干ボルシアMGに攻め疲れの雰囲気が出て来たように見えたが、そういう時に限って試合は動くもので、ザカリアからのパスを受けたシュティンドルに対し、ボアテングが後ろから体を軽く当てただけのように見えたが、シュティンドルが空振って倒れたのを見て主審はPKと判定してしまう。しかしこの絶体絶命のピンチは、アザールのキックがクロスバーに当たってノーゴールに終わってしまう。

その後もボルシアMGはカウンターから決定的なシュートを打たれるが、長谷部が何とか足に当てて勢いを殺し、GKフラデツキーがしっかりキャッチ。すると逆に後半ロスタイム、フランクフルトは一発のロングボールからカウンターで抜け出し、最後はバルコクからの横パスを受けたヨヴィッチが2点目を突き刺し、試合はそのまま2-0でフランクフルトが勝利した。

 

この時点でフランクフルトは暫定2位、その後の結果で暫定6位にまで順位自体は下がったが、勝ち点はドルトムントやボルシアMGと並び、3位のライプツィヒが引き分けに終わったために勝ち点1差まで迫り、完全にチャンピオンズリーグ出場権を狙える状況になった。

長谷部はリベロという役割だったが、この試合はほとんど攻撃参加せずDFを統率する役割に終始、ミスはあったが十分な働きで無失点に貢献した。コンディション的にも問題は無さそうで、ロシアW杯の日本代表にとっても心強い、フランクフルトの試合であった。

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