「研究されて得点ができないチームを救うのは、長友の必殺技なんじゃ?」コッパ・イタリア 準々決勝 ミラン-インテル

昨日はサッカーはいいかなと思って、夜はレコード大賞を見ていたんだけど、乃木坂46とか言われても訳わからん状態だったので、結局サッカーを見てしまいましたとさ(笑)。

で、ちょっと古い試合だけど、最近はサントンに出番を奪われている長友が久々に先発出場したコッパ・イタリアの試合を観戦。

そしてあのガットゥーゾが率いてからのミランの試合も始めて見た事になるんだけど、フォーメーションは同じ4-3-3だし、インテルはカンドレーヴァとペリシッチ、ミランはボナヴェントゥーラとスソという、クロス&パサーとドリブラーを両サイドに置いた攻撃の形も同じ、似たようなスタイルのチームだったね。

試合はミラノダービーらしい、局面でガツガツとマッチアップする激しい展開で始まり、前半は徐々にインテルがポゼッションする流れになったものの、23分にVARで取り消されたがペリシッチがサイドから決めた場面はあったものの、全体的にインテルはミランの守備を攻めあぐねてシュートはわずか1本。

後半になると逆にインテルのDFラインが下がってミランが優勢に。インテルは後半13分にカウンターからイカルディが落としてジョアン・マリオが合わせたがミランGKドンナルンマ兄が体で止め、ミランは19分にクロスをハンダノヴィッチが弾いたところをボナヴェントゥーラの頭と決定機はあったものの得点には至らず延長戦へ。

そして延長前半13分、右サイドでスソが長友と対峙、カットインからのパスに抜け出したクトローネがニアで合わせてミランが勝ち越し、インテルはその後もあまり反撃する意欲が見えず、そのまま特に大きなチャンスも無く試合終了。ミランが準決勝へと駒を進めた。

インテルはキエーヴォに5-0と大勝して以降は3試合でわずか1得点、このコッパ・イタリアと昨晩行われたラツィオ戦でも無得点と、得点力不足が深刻。その理由は、エースのイカルディが点を取れなくなった事はもちろんだが、両サイドのペリシッチとカンドレーヴァが厳しくマークされ、特にペリシッチは疲れでキレが落ちていて、有効なクロスを送れなくなった事が大きい。

失点シーンを見ても、長友の足があと10cm長ければと思う気持ちも分からないではないけど(笑)、今の閉塞状態を打ち破るには、すっかり封印されてしまっている長友のオーバーラップを使っていくべきだと思うんだけどね~。来年はまた長友の復活が見たいものだ。