「”自分たちのサッカー”を貫いたスウェーデン、自らを見失ったイタリア」ロシアW杯欧州予選 プレーオフ第2レグ イタリア-スウェーデン

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今朝は案の定4時半なんかには起きられなかったので、ベルギー戦は今晩のお楽しみとして、昨晩に見たイタリア対スウェーデンの試合について。

ボールポゼッションは75対25、パスの数は712本対194本、うち成功が631本対117本、シュート数は23対4、うち枠内が6対1と、圧倒的なスタッツで攻めまくったホームのイタリア。

しかし結果は御存知の通りスコアレスドローに終わり、第1戦で1-0で勝利していたスウェーデンが勝ち抜け、イタリアは60年ぶりにW杯の出場権を逃す、イタリア国民にとっては大惨事となってしまった。

アウェイのスウェーデンが取った方策は、とにかく4-4-2で守り倒す事。イタリアが採った3-1-4-2フォーメーションは、以前は主流だった4-4-2に対する処方箋として作られたものであり、戦術のマッチアップとしては本来不利になるはずの形だった。

案の定、イタリアは後ろの4人でビルドアップし、サイドへと着実に繋げてスウェーデン陣内深くまで攻め込み、前半26分には左サイドを抜け出してからのクロスを、カンドレーヴァがダイレクトで合わせてシュートはクロスバーのわずか上という決定機を作り出す。が、スウェーデンはサイドから攻められるリスクはある程度許容し、高さとリーチのアドバンテージを活かし、徹底的に中央を固める作戦を遂行した。

前半39分にはスルーパスに飛び出したインモービレが振り向きざまにシュート、GKに当たったボールがゴールに向かうもスウェーデンが必死のクリア、後半7分にはクロスからフロレンツィがボレー、12分には右サイドからマイナスの折り返しをキエッリーニがシュートもダフってGK正面、18分にはインモービレがクロスをニアで合わせるも枠外と、イタリアは数え切れないぐらいのビッグチャンスを迎えながらも得点出来ず。

イタリアは、後半18分にダルミアンとガッビアディーニを下げ、エル・シャーラウィとベロッティのFW2枚を投入、しかし高さのあるべロッティが何故かインサイドハーフに入る謎采配で、イタリアの攻撃はさらにギクシャクしたものになってしまい、かえってカウンターから失点のピンチを作られてしまう始末。

その後もエル・シャーラウィやパローロにチャンスがあり、ロスタイムのセットプレイには早々にブッフォンが上がってイタリアの必死な攻撃は続いたのだが、最後に放ったジョルジーニョのシュートは力なく左に外れ試合終了。ブーイングが響くサン・シーロのピッチで、スウェーデン選手が歓喜に踊る光景が虚しかった。

イタリアはとにかく監督の無策によって第1戦を落としたのが痛かった。しゃにむに6人を前線に張り付かせて無理な攻撃を繰り返す必要なんか無く、スウェーデンでは0-0で上等というイタリアらしいサッカーをやっておけば良かったのだ。だがそこで失点してしまったために、イタリアはホームでも不得意な攻撃サッカーをやらざるを得なくなり、スウェーデンはひたすら守り倒すだけとゲームプランを明快にさせてしまった。

とは言え、スウェーデンの集中した守備は素晴らしかった。「自分たちのサッカー」を標榜するのであれば、これぐらいの完成度と結果を出して初めて誇れる話だというのを痛感させられた2試合だったね。

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2017/11/15 | ワールドカップ

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