「ネイマール、ムバッペというワールドクラスのクラッキを撃退した酒井宏樹」フランス・リーグアン第10節 マルセイユ-パリ・サンジェルマン

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PSGのサポーターがマルセイユのベロドローム・スタジアムに入場禁止という異様な状況で開催された、今季初のフランスダービー「ル・クラスィク」。

PSGはもちろんカバーニ、ネイマール、ムバッペの3トップが先発した4-3-3で、マルセイユはミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ、ギマランエス戦から7人をターンオーバー、1トップはミトログルで2列目がいつものオカンポス、パイェ、トヴァンの3人が並ぶ4-2-3-1、酒井宏樹ももちろんスタメンのほぼベストメンバー。

試合はダービーらしく互いにガツガツと削り合う展開で始まり、ホームのマルセイユが勢いに乗って攻め込むものの、PSGがマルセイユのプレスを一度剥がすとネイマールを中心にして鋭いカウンターを仕掛け、立て続けにシュートを浴びてやや自陣に撤退、PSGがボールを保持する展開で落ち着くかと思われた前半16分に、ルイス・グスタボが放った30m以上のロングシュートがヴェッラッティの体に当たり、ちょうどシュート回転がかかるような形で鋭く曲がってゴールに吸い込まれ、マルセイユがラッキーな先制点をゲットする。

序盤は左サイドのネイマールに対して、トヴァンと上手くマークを受け渡して粘り強く対応していた酒井宏樹だったが、途中からネイマールがインサイドハーフのようなポジションでゲームメイクをし始めると、マルセイユはマークの相手が曖昧になってゾーンがジリジリと押し下げられるようになり、自陣でPSGにボールを回される展開になってしまう。そして33分に、ネイマールからPA内に入り込んだラビオにパスが通り、その折り返しをネイマールがダイレクトでファーサイドに流し込みPSGが同点に追いつく。

マルセイユは反撃に出たいところだが、ミトログルは前線で全く基点になれず、オカンポスも存在感が薄いままでパイェとトヴァンがかろうじてボールに触るぐらいで、失点から後半15分まで放ったマルセイユのシュートは1本のみ。逆にPSGは後半から完全にどちらかのSBが高い位置に張った4トップのような形を取り、4バックをPA内の幅に保って守るマルセイユをサイドから切り崩しにかかる。

しかしマルセイユもSHがDFラインまで下がる粘り強い守備でPSGの追加点を許さないでいると、後半25分頃からPSGの中盤にスペースが生まれるようになり、ようやくマルセイユが中盤で前を向いて攻撃を仕掛けられるようになる。すると後半33分、途中交代で入ったエンジエが右サイドで仕掛けると、一度はラビオにボールを奪われるのだが、しつこく足を出してタッチライン際でボールを奪い返すと、相手の前に飛び込んだトヴァンにクロスを合わせてマルセイユが勝ち越しに成功する。

その後、試合は荒れた展開になってネイマールのCKにはスタンドから物が投げられて中断するシーンも。さらに後半40分にはファールを巡る小競り合いから、ネイマールが報復行為で相手に頭突きをしたという判定で2枚目のイエローカードを受けて退場してしまい、これでマルセイユはPSGに14試合ぶりの勝利を飾るのは確実なように見えたが、最後にドラマが待っていた。

終盤にトヴァンに代わって右SHへ投入されたブナ・サールが、カウンターから完全にフリーな場面でシュートを放ってあっさりGKにセーブされると、ロスタイムにはそのブナ・サールがゴール前でカバーニを倒してしまってFK、これをカバーニがクロスバーに当てながらねじ込み劇的な同点ゴール、そしてそのまま2-2で試合終了。

マルセイユにとっては土壇場で勝利が逃げてしまった悔しい結果になってしまったが、酒井、ラミ、ロランド、アマヴィのDFラインはPSGが誇るワールドクラスの3トップに対して互角以上の戦いを見せ、守備面では非常に見どころの多かった試合だった。序盤に判断ミスから決定的なピンチを2度ほど作りかけはしたが、酒井にとっても間違いなく自信になったはずで、同じネイマールとの対戦になる代表のブラジル戦がまた楽しみになったね。

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