同じプレイスタイルでも、乾が冷遇されて伊藤が絶賛される理由

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昨日は夜に飲み会があり、酔った状態だったので戦術面を理解する努力は放棄、ブレーメン戦でブンデスリーガ初先発となった、柏レイソルユース出身である伊藤達哉選手のプレイにだけ注目して試合を見てみました。

ドイツのマスコミやチームメイト、監督からは非常に良い反応があったようですが、その先入観もあったせいか個人的には「そこまでかな?」と思ったのは事実です。

出た時間の割にボールに絡む回数は多くなかったですし、相手のイエローカードを引き出した縦の突破やアシスト性のクロスはありましたが、カットインしてからのシュートはDFに当ててますし、中に入った時の判断やプレイの引き出しという点ではまだまだで、プレイスタイル的にもプチ・乾という感じはしますね。

ドイツ時代の乾については、それなりに結果は出していたけどチームやサポーターからの評判はあまり高くなく、わずか4000万円の移籍金でエイバルに渡ってしまったわけですが、あまりプレイスタイルや内容が変わらない乾に比べると格段に高い評価になっているのは、まだ20歳という年齢もあるでしょうが、個人的には戦術面での理由が大きいような気がします。

今でこそ、ゾーン・ディフェンスのメッカであるスペインリーグで鍛えられ、代表の中でも最もゾーン・ディフェンスのセオリーを理解した選手になった乾ですが、ドイツ時代はフランクフルトのフェー監督など戦術を構築できないチームのもとに居たため、ポジショニングや対人プレイに戸惑いを見せる事が多かったように思います。

しかし伊藤の場合は、この試合を見ても守備時にはしっかりプレスバックして守備を助け、味方がボールを持つと忠実にワイドなスペースへと走るなど、かなりゾーン・ディフェンス戦術を理解した動きが出来ていて、守備でも十分に戦えていたように思います。おそらくユース時代に指導された経験が下地になっているからであり、そこがかつての乾とは大きく違う部分です。

日本からヨーロッパに移籍した場合、語学やフィジカルといった問題もありますが、実はゾーン・ディフェンスに対する理解も隠れた壁になっていて、特にドイツのベテラン監督に多いパターンですが、戦術指導力が無い監督に出会ってしまうと、他の選手とは違って戦術的なベースが無いままチームに組み込まれる事になってしまい、非常に苦労する事になってしまいます。乾や酒井宏樹もまだドイツだったらと思うとゾッとしますよね。

ドイツ人の指向的に、CFやボランチ、CBというセンターラインは高さを求めがちなので、日本人の獲得がウイング系のプレイヤーに偏ってしまうのが難点ですが、そういう意味ではゾーン・ディフェンスの基礎を備えたこれからの日本人若手選手に対する需要はますます増えて行くような気がします。最近こういう記事を見かけましたが、移籍金の問題などJリーグ側にもこれからの対策が必要ですな。

 

 

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