「宇佐美と内田が共演した幸せな15分間」ドイツ・ブンデスリーガ2部 第5節 フォルトゥナ・デュッセルドルフ-ウニオン・ベルリン

昨日は飲み会があって酔っ払って帰ったので、宇佐美と内田が途中出場したデュッセルドルフとウニオン・ベルリンの試合を、彼らが出場した時間から見てみた。

内田は後半30分に右SHの位置で投入された直後の33分に、PA内で見事なトラップで縦パスから前を向きすぐさまクロスを上げると、それを予測していなかったアイハンが慌てて足を伸ばしたらオウンゴールとなって、早速決定的な仕事をやってのけるが、試合終了間際に内田から中へと送ったパスがミスになってデュッセルドルフのノイハウスにカットされ、そのままドリブルで持ち込まれてミドルシュートで決勝点を献上と、トータルでは少し残念な結果になってしまった。

ヒザの状態は問題無さそうだし、最近は酒井宏樹のレベルを見慣れてしまってたけど(笑)、やはりオウンゴールの場面を見ても内田のサッカーセンスは頭一つ飛び抜けているなと再確認。このまま徐々に出場時間を増やしてもらって、是非とも来年のロシアW杯でメンバー入りして欲しいところ。

宇佐美は後半29分に一足早く投入され、ポジションは4-3-3の右ウイング。2部の試合後半ともあって中盤にスペースがあり、比較的味方からボールが回って来たので今までのチームよりはやりやすそうな様子。そして後半39分に、ロングスローのフリックに反応して飛び出し、右足のアウトサイドという宇佐美らしい技アリのゴールを決める。ミドルシュートのチャンスも1度あったがこれはコースが甘かった。

ちょっと大器晩成が過ぎて待ちくたびれているけど、体つきを見ると以前よりは上半身の厚みが増しているし、首位のデュッセルドルフだとアウグスブルクほど守備のタスクは要求されないだろうから、宇佐美の攻撃センスが活かせると思う。先発で出るチャンスもあるだろうから、そこでまたしっかり結果を出して欲しいね。