ワシントンかフォルランか、ポドルスキはどちらの道を歩むのだろうか

昨日、チャーター機で神戸空港に降り立ち、レッドカーペットの上を歩いて登場という、どこの国賓かと思えるような派手な歓迎を受けたルーカス・ポドルスキ選手。

早速、ヴィッセル神戸オーナーの三木谷氏と神戸ビーフのステーキを食べた事が報じられるなど、早速ポルディフィーバーを巻き起こしているわけですが、じゃあ実際にJリーグで活躍できるかというと、個人的にはちょっと悲観的な見方をしています。

ドイツ代表を引退したとは言え、まだ32歳と老け込む年齢ではありませんし、彼自身のストライカーとしての能力は依然ワールドクラスである事は確かです。

ただ、選手としての基本属性としては性格もそうですが「自由人」。気持ちよく、点を取る事に集中できれば一流の仕事をしますが、守備とか戦術とかで縛ってしまうととたんにやる気が失われるタイプです。ある程度王様扱いさせてくれるケルンやドイツ代表では活躍しましたが、一兵卒の扱いになったアーセナルやインテルではパッとしませんでした。

特にJリーグの場合は、リトリート守備をするチームがほとんどなので、FWが守備をしないとゾーンに穴は開くしボールホルダーにもプレッシャーがかからないしで、他のメンバーの守備負担は倍増します。ACLを制覇した時の浦和も、ワシントンが守備をしてませんでしたが、鈴木や長谷部、闘莉王といった代表クラスの守備陣が控えていましたからね。

そして攻撃と守備が分断しても、これまたワールドクラスのチャンスメイカーであるポンテとワシントンの2人だけで点が取れてしまう。そういった、かつての浦和のような戦力が今の神戸に存在するかどうかは自明な話ですよね。2014年のセレッソも、結局フォルランに自由を与える余裕が無くなってベンチ送りにする羽目になりました。

でも1つ希望があるとすれば、まだクビを飛ばされていないネルシーニョ監督の存在。ジダンがクリスティアーノ・ロナウドを走らせて二冠を達成したように、監督に実績とカリスマがあれば”スター”をある程度戦術に従わせる事は可能です。そこが、フォルランを御する事を放棄した大熊監督の場合とは決定的に異なる点ではありますよね。

もちろん、個人的な願望を言えばポドルスキには大活躍してもらって、欧州のスター選手を獲得する意欲を多くのクラブが持つようになってもらいたいです。先行きは厳しいのは確かですが、何とか成功してもらいたいものですよね。

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2017/07/08 | Jリーグ

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